シン・ウルトラマンのレビュー・感想・評価
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続編ではないけど……
ウルトラマンの予備知識ゼロで鑑賞。
同時期に放映された、トップガンマーベリックは続編映画だけども、前作を知らなくても楽しめるし、前作を知っている人はより楽しめる映画だった。
一方、シンウルトラマンは、ウルトラマンを知っている人は新たなウルトラマンとして楽しめたと思われるが、ウルトラマンを全然知らない人はあまり楽しめなかったと思う。その証拠に、ゼットン初登場時の本編を同時放映していたし。
個人的には、多くの怪獣が日本に来て、多大な被害が出たのに、普通の生活にすぐ戻っていたのがおかしかった。地震がおきた後でも復旧するのは時間がかかるのに。
良くも悪くも長く感じた。 ただこれは自分の調子が悪かったのも影響し...
良くも悪くも長く感じた。
ただこれは自分の調子が悪かったのも影響しているかも。
120分の映画、というよりも、30分の番組×4という印象。
特撮番組にはあまり明るくないが、幼いころテレビで見ていた子供向けアニメのように感ぜられた。
番組4つぶん、というよりも、4クールぶんといった方が正しいか。
上映終了までこの構成に気がつかなかったので、上映中「この時点でシナリオのどのあたりなんだろう?」というのがなんども気になった(これは自分の特性によるものなので映画になんら帰責事由はない)。
ただ、優れた子供向け作品に見られる、「ターゲットの興味から逸れるところ・作り手の見せたい箇所ではないところはバッサリ切る」という仕草に欠けていて、自分がどの属性の立場から見ればよいのかはよくわからなかった。
戦闘シーンだけ見れば最高。
メフィラス戦は鳥肌が立ったのでそれだけ見に行くだけでも価値があった。
有岡と長澤がいなければ完璧。邦画のコメディーチックなところが存分に含まれている。
何と言っても音響が素晴らしいので大音量で見ることをオススメする。
もしも、地球人が生物兵器としての利用価値があったら?
問い:もしも、地球人が生物兵器としての利用価値があったら?
答え:地球人同士の戦争に生かす。
答えは、異星人の思考の中。あらゆる考えを取り入れる懐の深さが大事?
☆地球人と異星人のハイブリットだから考えられることがある。いつの時代にも境目の人の考えには、とても大きな価値があるのではないか。偏った思考にならないよう、いろいろな考えを取り入れていきたいと思った。
ある意味 エヴァンゲリオン実写版?
期待していた以上に良かった。
TVシリーズでの再放送を見た時は宇宙人との交渉はもうちょっと雑に描かがれていたような気がしていたが、腰を据えて役者さんが演じると臨場感が増し、場面に重量感が出ていた。
庵野監督だけに?怪獣との対決シーンは、
怪獣が使徒に見えたのは私だけ?
面白かった。ただシン・ゴジラと比べると2度目も観たいかなと。
映画として普通に面白かったです。
ちなみに私はTDG世代です。
初代ウルトラマンはVHSを買ってもらって観ました。
冒頭のウルトラQ最高でした。
どうして禍威獣が日本にしか現れないのかという説明にも納得がいきましたし、やはりあの人が出てくるのも素晴らしかったです。
尺が足りないのは承知ですが、ただどうしても個人的にプロレスを求めていただけにもっと禍威獣を登場させてほしかったのが本音です。
そして2度目も観たいかという点では
やはりシン・ゴジラに劣るかなという印象です。ゴジラに求める破壊の権化とウルトラマンに求めるプロレスではやはり前者の方が観たかった以上の物があったかなと。
本当にウルトラマン好きなの?
トップガンが完璧な続編だったのに対してこの映画はレベルが低い。製作陣のウルトラマンごっこ遊び。
説明セリフが多過ぎて役者が一方的に一から百まで説明してうざったかった。
映像も戦闘シーンがダメだった。CGに金かけたとは思うが完成度は低い。
製作者側のウルトラマン愛を感じる映画
タイトル通りです。これは完全に日本ファン向けの映画になっております。私は平成ウルトラマン世代ですがウルトラマンは一式していたので各シンウルトラマンの戦闘描写には馴染みがありました。でも全く初見の方でもとりあえずは見られると思います。単純に巨大な生物が森や町を破壊するのは迫力があり、映像も海外に劣っているとは感じませんし。
今や特撮は子供、大人関係無しに好まれるジャンルむしろ共有できる娯楽作品へと昇格してきていると思います。是非今後もシンウルトラマンをシリーズ物期待しています。
山本耕史の異様な存在感がウルトラマンのごとく頭に取り憑いて離れなくなる一作。
『シン・ゴジラ』(20016)に続く『シン・○○』シリーズなので(予告されているように、本作の後は『シン・仮面ライダー』が公開される予定)、当然庵野秀明監督作品なんだろうと思っていたら、『ゴジラ』で共同監督(特技監督)を務めていた樋口真嗣監督であることを上映が始まってすぐに知りました。
元々監督も脚本も庵野監督が務める予定だったところ、『エヴァンゲリオン劇場版』(2021)の制作に忙殺された、などの理由で樋口監督が単独でメガホンをとることになったとのこと。脚本は庵野監督が引き続き務めたため、なるほど、庵野監督が紡いだ物語を樋口監督が演出したらこうなるのねー、といった面でも楽しみながら鑑賞しました。
怪獣が日本に襲来し、人類がどのように立ち向かっていったのかを、極限まで圧縮した映像と文字によって畳みかけてくるオープニングは非常に見事でした。既に『パシフィック・リム』(2013)などでもおなじみとなっている手法ではあるのですが、本作の世界観に観客を一気に引き込む、最高の舞台装置になっています。
前半の大作戦でなぜかやたら電線が存在感を見せるという、何とも樋口監督らしい演出もあり、またウルトラマンと人類の共闘、そしてメフィラス星人演じる山本耕史の異様な迫力など、最後まで見所が満載でした。
登場人物を職務遂行の姿勢とちょっとした生活感だけで描く、という手法は『シン・ゴジラ』から引き継いでいて、それが物語の明朗さと直結しているんだけど、ウルトラマンにはもうちょっと人類に対して興味を持った理由を話して欲しかったなー、と感じました。ウルトラマンになる以前の神永隊員がどのような人物だったのか、についても。
リメイクの意義とは?
限られた時間でできるだけいろいろな怪獣や宇宙人(文字変換が面倒なのであえてこう書く)を登場させつつ、一本のストーリーとしてまとまっていた。
CGでの描写は現在では必須だろうし、理解はするが、「ウルトラマン」「怪獣等」はまだしも、「人」になったとたん合成感丸出しなのはなんとかならなかったものか。実体には見えず「映像だろ」と突っ込んでしまった。
そして「サンダーバード」「スタートレック」「マイティジャック」はあるのに「ウルトラマン」は存在すらしない「現代」に違和感。居酒屋のシーンで「小鳥」が流れていて、また「いつなんだよ!」「オトナ帝国かよ!」と突っ込んだ。
ネタとしてはいろいろ提供してくれる映画でした。
長澤まさみ観たさに。。
長澤まさみ観たさに観た。クールな感じでスタイル良しの斎藤工のウルトラマンもなかなかハマり役でした。
巨大化した長澤まさみはもっと観たかったけど、斎藤工をビンタする長澤まさみのシーンは、ビデオや配信やったら、何回もリピートしそうです。
ウルトラマンは正直あんまし興味なかったんですが、いまの平和時代を象徴して、宿敵との闘いはどちらかが死ぬことはなかったのは現代風かな。
ビームの中身とか、重力とか物理的な話しもあってリアリティも感じられたかな。そもそもウルトラマンの組成は何なの?とかもっと知りたいって思った。
ウルトラマンはひとりの死んだ人間に乗り移って人間とウルトラマンを両立してて、最後はウルトラマンは光の国にかえって、同時に、その死んだ人間が生き返った。
この理解で合ってんのかな。
それくらい基本知識ない状態でしたが、オトコを叱咤激励する長澤まさみを観ることができたので満足ですね。
特撮の良さも残しつつ
斎藤工さんの台詞は聞きやすい
斎藤工さんは姿勢がいい
ストーリーはウルトラマンそのもの
特撮の映像の粗さの良さも残しつつ
小気味好い掛け合いのコメディも盛り込んで
特にウルトラマンのファンではありませんが
とても楽しい映画でした
もう一度見ても良いかも
ウルトラマン設定の斎藤工さんは
瞬きが少ない
それも印象的でした
懐かしのオリジナル
ちょっと変わった作品だったね。カメラワークも独特で、でかい長澤まさみなんてまるでコメディだよな。外星人についてもどちらも中途半端だったし、ツッコミどころは色々あったよ。でもエンドロール後にオリジナルのウルトラマンが出て来て懐かしかったよ。
銀色の巨人
庵野秀明によるシン・ユニバース、3作目ともなるウルトラマン。
ウルトラQから始まるウルトラマンへのタイトルバックを彷彿とする
シン・ゴジラからシン・ウルトラマンへのタイトル導入。
前半、ダイジェストのように流れ突如現れるウルトラマン。
ザラブ、メフィラス星人、ゾーフィ。
人間との共存や支配を目論む外星人たち。
本作では複数の敵サイドがいるが全員、魅力的。
また本作品内ではメタ要素もたくさんあり
怪獣の着ぐるみを使いまわしていたこと(ゴジラからも流用あり)
カラータイマーを後付けしたこと、ゾーフィは解説の誤植をそのまま使用など。
ED曲の「M87」(M78じゃないの?と思いますが本来M87が正解らしい。)
そのネタはマニアックすぎるよ、庵野さん。
と言いたくなる狂った愛情っぷり。
実写映画としてシン・ゴジラとの比較もされがちですが
本作の大きな違いは主人公たちに意思を感じたこと。
シン・ゴジラは官僚や役人が主役のため、あくまで仕事の一環の中の
対ゴジラ戦でしかなく人間としての行動原理がピンとこなかった。
シン・ウルトラマンにおいて主人公、神永は外星人から地球人を守るという意思で動き
科特隊のメンバーはあくまで神永をサポートすることに徹する。
主人公にその行動をするという動機の意味がないと
こちらのモチベーションや興味が維持できないです。
また監督は樋口真嗣さんですが総監修は庵野秀明。
どこから見てるの?というような画角や早いカット割り、
主人公たちのPCはパナソニック製のレッツノートだったり
エヴァから見てきたファンにもニヤリとする演出もあります。
元々、3部作の予定で始まった企画とのことですが
サンダーバードが好きなキャラがいるということで
セブンへの伏線では?という方もいます。
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