「映画っていうフォーマットを尊重していない造り」シン・ウルトラマン あああさんの映画レビュー(感想・評価)
映画っていうフォーマットを尊重していない造り
脚本が悪いのかな。
怪獣とかウルトラマンに魅力がない。
難しく聞こえる会話も中身は薄っぺらくて、しらけてしまいました。
議員バッジをつけた竹野内さん率いるポリスの特殊部隊に逆らう外星人の行政官、せめて班長さんくらいは法律守ろうよ。
国家公務員が4人もいて一人も疑問も持たずに国民の代表に逆らうか?シチュエーションが破綻してるよ。
総理大臣の立ち位置もコロコロ変わってよく分からんし。
そもそもカトクタイ?なんか役に立ってるの?アレ。今どきは同じ会社の人のだって、個人的に置いていったUSBを会社のパソコンに挿すようなことはしないのよ。
話をとっ散らかっしたまま、最後は高次元空間で憲兵さん役の外星人のお兄さんが、ん~~なら仕方ないなーってことで、えいっ!
おかえりなさ~いって、そんなんで泣けるか!
観客がどう感じるとか、ここで緊張感を高めてとか、一本の映画として流れとか盛り上げとかを考えてないのかなと言う感じ。冒頭のシン・ゴジラってなんだったの?なにかの伏線ですか?もっと本気出して本編を作ってほしかったです。2時間独りよがりの自己満足を見せられるのは辛いよ。有料ですよ、映画は。他の作品を見ればよかった。
長澤まさみさんが美しかったので、星1つはおまけです。
コメントする