「触らぬ神に祟りなし、それが私の一番好きな言葉だ。」シン・ウルトラマン masamiさんの映画レビュー(感想・評価)
触らぬ神に祟りなし、それが私の一番好きな言葉だ。
はい。よく私のやんちゃレビューを覗きに来て頂きました。ありがとうございます。
最初に言っちゃうとこの映画もネタバレ厳禁なやつ。
触らぬ神に祟りなしですよ。今すぐ劇場にGO‼️
で・・・これで終わりにしようかなと・・・いやそれじゃつまんなすぎじゃん。少しおまけで語らせて頂きます。ネタバレはなしで。
さてと・・・ちょっと前の事です。最寄りの駅近くに本屋があるんですよ。本当に小さな本屋。結構通ってるうちに本屋のラインナップが見えてくるんですね。それは・・・
映画に関する書籍が多めなんです。それでいっつも並んでる本があるんです。それは・・・
怪奇大作戦大全
お値段はやや高め。2000円以上。誰が買うんだこの本?相当物好きなやつだな。しかし気になるんで時々立ち読みをしていました。そして、ある日の事、清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入しました。ところがビックリした事が有ったんですね。レジで会計待ち。おばちゃんが言いました。
ありがとね。私やってたのよ。
えっ?なに?
これのスクリプト。
えーー関係者かよ‼️
おばちゃんはどうやら怪奇大作戦のスクリプトをやってたらしい。凄いな。それこそ・・・
怪奇大作戦だわ‼️
現在も現存する本屋なんでぼかしたけどね、今考えると欠番の「狂気人間」の話しを聞けばよかったな。もう未来永劫見られないんだよ。中身は・・・
キチガ◯は罪に問われない。そこで復讐をしたい人を一時的にキチガ◯にする話しです。なるほど無理だわ。時系列で言うとセブンと新マンの間。
さてと・・・枕はおわりますが、あれっ?まだ読んでるんですか。知りませんよ。
やたらな事を言うと特撮オタの方々は怒るからなあ。
この映画は初期の「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」が大好きな人に捧げた映画。記憶にはほぼないんですが、再放送や最近のBSで見てるぐらいの半可通の私が語るのは申し訳ないです。
ストーリーを、あえて雑に言うと前半は怪獣(禍威獣と劇中では言ってます。めんどくせー。夜露死苦かよ!)
後半は地球人滅亡を企む宇宙人との権謀術数。いやわざと雑にしてるんですよ。
それでね楽しいんですよ。これがまた。盛りだくさんの内容で。ラーメン二郎全部乗せ状態。
笑い、興奮、怒り、セクシー、感動。ポーカーだったらエースのファイブカード。
無理じゃ‼️
それで最初はウルトラマンは銀色の巨人扱いなんですがだんだんと・・・あれ?こいつ地球人の味方じゃね?神じゃね?
またね、ウルトラマンが勝ったあとにチラリと振り返るのがね・・・
セクシー
小泉進次郎か!
いやねウルトラマンだから表情はないんですが・・・
お前は弥勒菩薩か‼️
ジャパネスクですよ。決めのポーズも素敵。まるで歌舞伎だよ。私は画面に向かって声をあげたもん。
よっ‼️つぶらや‼️
失礼しました。上映中は静かにしましょう。
エンドロールです。監督は樋口真嗣ですが、一番名前が上がっていたのが庵野秀明。脚本だけじゃなく全方位にね。音楽や効果音まで。
私の奥底に眠るウルトラオタを呼び寄せた。最初のロゴから呼び寄せた。いや私はオタじゃない・・・でもね今、藤沢のダンの店(カフェテリア ジョリー シャポー)に猛烈に行きたいんですよ。
実はね割と最近「ウルトラマンが泣いている」って本を読んだんですよ。作者は円谷英二の孫、円谷一の息子。円谷英明。骨肉相食むの中身。でも私は・・・
ウルトラマン【で】泣いている
なんとも薄いレビューでごめんなさい。お付き合い頂きありがとうございました。
有楽町マリオン……うっ、立ち食いそば食べたい。
変なユーチューバーの岡田斗司夫情報によると、庵野監督は萩原一至の『バスタード!』を読んで天使がウルトラマンに描かれてる所で感動して、「ウルトラマンは天使なんだ!」と言ったとか。
あーなるほどなーと思った次第です。
ええええ〜っ!
本屋のおばちゃん、マジですか!
凄すぎる〜。
怪奇大作戦は、70〜80年代は再放送なんざ滅多にしやがらないので(70年代にはお子ちゃまな私は作品の認識してなかったし)
大学に入ってからサークルの先輩のツテで83年バンダイ版のビデオを持っている人間を探しまくっては鑑賞会を開いたりビデオを順番に貸し出したりしたものです。それでも全話は揃わなかったんだよなぁ。
こんなにサブカルチャーが一般的になり、古い映像をいくらでも観られるような時代が来ようとは、当時は夢にも思いませんでした(笑)
狂鬼人間は、91年版のLDを所有している人は、まだ日本のどこかに必ずいるはずなので探せばきっと鑑賞可能かもですが・・・。
ただ、実家に保管のつもりで置きっぱなしにしてて親に処分されてしまうなどのケースも充分考えられますね。
早めに救出した方が良い気がしてきました。所有者が独居高齢者とかで入院や施設入所などしたら、今後どんどん(第三者に)無造作に捨てられていきそうだ・・・。
怪奇大作戦大全…探してみようと思います。
ご近所書店にそんな方がいらっしゃるなんて、すごいですね。
欠番(永久封印)って、昔の子供番組にはちょいちょいありますね。
> 怪奇大作戦大全
そのエピソードだけで、めっちゃ "通" ですよ。マイティジャックに詳しい人と肩を並べるくらいの円谷プロ "通" を名乗れますって。
> 「ウルトラマンが泣いている」
俺も、読まなきゃ。
怪奇大作戦。記憶にありません。見ていた可能性は充分にありますが、たぶん、難しくて、合わなかったんでしょうね。子供には。スクリプトって、字幕?日本語のドラマてすよね???そのおばあちゃんの存在自体が怪奇ですな。江戸川区、怖っ。
大人げなくって、ホントスイマセン・・。
でも、少し寂しかったのです。中国やロシアはイロイロやらかしてくれて、会社は大混乱で・・。
で、現況下、masamiさんのレビューは、数少ない愉しみですので・・。
さびしんぼう・・。では。
今晩は
masamiさん、私のウルトラマン愛に溢れたレビューを読んで頂いていませんね!(軽く拗ねる。それにしても公開4日目にして、この大量レビューには驚きましたね。)
私はウルトラマンやセブン(デヴィッド・フィンチャーではない方、滑った・・。)は再々放映で観た口ですが、実相寺監督の本などを読みつつも、ジャミラが出た回などは記憶に残りつつ、徐々に記憶は薄らいでいました。
が、我が息子が幼き頃、ウルトラマンに嵌りまして、”もう、勘弁して下さい!”と言う程、何度も何度もDVDを一緒に見て記憶復活!
で、今作鑑賞に至るという、NOBU家、ウルトラ輪廻でございました。では。