「う~ん…微妙にイマイチだったかなぁ…ただ!長澤まさみさんが♡」シン・ウルトラマン 野球十兵衛さんの映画レビュー(感想・評価)
う~ん…微妙にイマイチだったかなぁ…ただ!長澤まさみさんが♡
期待値をめっっっちゃ高めすぎちゃってたせいもあるので、厳しく言うと、ちょっとコレジャナイ!感は否めなかったです。
私にしては珍しく、そそくさと公開初日に観に行きましたからね。
でも…やはりウルトラマンといえば、カラータイマーがなくちゃ。
どうも、そこのデザインに“こだわり”があったみたいだけれど。
でも、素直さって大切なのよ。踏襲してほしかったなぁ、ややこしい話や“こだわり”は抜きにして。
ピコーン♪ピコーン♪ピコーン♪ピコーン♪鳴らしてほしいのよ!
あと、太刀魚みたいに銀色がヌメヌメしすぎじゃね?
他に登場カットごとに口の造形が異なっていたことが、気になって気になって仕方なかったの。
これは2200円もしたデザインワークスに記載あるのかな?きちんと読んでみよう。
何しろ2200円ですからね。これが正直痛かったぁぁぁ…
あと、ゾーフィー?の立ち位置がイマイチよくわからんかったのね。
結局、同族同士で潰し合ってたの?
そこもソレジジャナイ!感がありましたね。
ゾフィーはやっぱり素直にウルトラマン救いにこなくちゃ。
ただ“こっちの映画”は“あっち”と違って、きっちりと大怪獣のあとしま…
おっと!危ない…危ない…(笑)
めっちゃ評価しているのは、長澤まさみさんのスーツ姿!
(;゚∀゚)=3ハァハァ
これが絶妙なエロティシズムを感じさせてよかったの!(どんな視点で映画観てるねん!)
どんな視点も何も“あんなふうに”されたら、真下から見上げるでしょうが!(笑)
なのに見えそうで見えないの!そこがいいの!
(ちなみに私も女装時は、あんな感じの服装。なのでスクエアで萌えたの)←本当にどうでもいいキモチワルイ情報…
巨大化フジ隊員にもそういう「劣情」感じた人いるでしょ!特に庵野さんは絶対に!絶対にだ!(笑)
閑話休題
禍威獣の造形は大変よかったです。(ここもちょっと違和感。普通に“怪獣”でよくね?科特隊でよくね?)
特にガボラのドリル!ドリルですよ!やっぱドリルでなきゃ!
でも、やっぱコレジャナイ!感満載だったのは、こともあろうにラスボスのゼットン!
今作最大の問題児・ゼットン!
アレジャナイ!ソウジャナイ!あんな無機質な?あんな第五使徒みたいな?のジャナイ!
しかも出自に大いに問題あり!ソンナノジャナイ!
普通にラスボスの宇宙恐竜としてとっておいてもよくね?
メフィラス星人あたりが呼んだ最後の刺客として。
「ピョロロロロロ♪ゼットーン♪」はよかったの。
でも、もっとー!もっとー!バリトンヴォイスでゼットーン♪ゼットーン♪リフレインしてほしかったです。
あれ聞くとトラウマが蘇ってめっちゃ怖いけれど、それがいいんですよ。
だから!最後の戦いには、やっぱカラータイマーが必要不可欠なのよ!
あれが停止してしまう、最大最強のヒーローの最後を見てみたいのよ!
あんな感じであっさり、かつ中途半端な描き方じゃなくて!
もっとシンプルに!絶望的に!
トラウマを再現してよ!あれがウルトラマン全話中の最大最高の見どころじゃん!
面白かったのは『シン・ゴジラ』のパロディじゃね?
と思うほど、現場がチャキチャキ動くの!
勿体付けた会議とかすっとばして動くの!とにかくチャキチャキ動くの!
あれは観ていてテンポよくて、面白かったです。
そこ“シン・ゴジ”テイスト期待して観に行かれた方々は物足りなかったかもですね。
序盤あたりの人の手で屠った出来事を映像化すると、そうなったかもですね。
私は勝手に感じたパロディ感の件も含めて、チャキチャキ動くのが楽しめました。
あと、やっぱり長澤まさみさん♡まさみさん♡
特にウルトラマンの掌でタイトミニからフトモモ露わにしたカットがどうしても脳裏に焼き付いて離れないの!
なのにパンフレットにも、読み飛ばしたデザインワークスにも、そのカットのスチルがないの!ないの!
巨大化まさみさんのスチルもないの!ないの!←大切なことなので、四回繰り返しました。
あと、やはり今回も感じたエンディングテーマソングの違和感。
歌いらなくね?
オリジナルのサウンドトラックに優れた曲あるんだから、そういうの使ってほしかたなぁ。
どうかするなら、素直に科特隊のテーマ流すとか。
アーティストさんに罪はないけれど、どうしようもない違和感を感じてしまうです。
いや、やっぱり、オーダーを料理しきれないアーティストには大いに罪がある!米津!貴様もだッッ
しっかし…パンフレットの1000円越えは覚悟してたのに、まさか“あっちで”あんな感じで出費がかさむとはなぁ…
思ってもみなかったなぁ( ´•д•`; )
仮面ライダーこわい! 財布的に!