スクワッド303 ナチス撃墜大作戦のレビュー・感想・評価
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303戦隊万歳!
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第二次大戦でイギリス空軍第303戦闘機中隊の一員として戦ったポーランド人たちの活躍を実話をもとに描いている。原作はポーランド人の作家アルカディ・フィードラー、戦時中にイギリスで実際に航空兵に取材し「Dywizjon 303(303戦隊)」を出版しています。
ポーランド航空兵の活躍を讃える趣旨の映画だから戦闘シーンもバイアスがかかっているし酒場のシーンも無駄に多くロマンスなど絡めるから不謹慎ながら戦争映画としては軟弱な印象、凡庸な映画でした。
英国空軍は多くのベテランパイロットを失い、新兵ばかり、補充のため情報局MI5がポーランドのベテラン航空兵を集めたものの軍部は外人部隊というだけで能力を確かめもせず冷遇、不利な戦局に背に腹は代えられず上層部も渋々承諾、実戦投入されるや頭角を現し輝かしい戦果を挙げたというお話。水を注すのもなんだが303部隊は飛行時間数百時間に対し英国人部隊は10時間程度の若者の寄せ集めなのだから戦果の差は歴然。ジョージ6世陛下、直々の激励を受けるシーンなどポーランド人が観たら大喜び間違いなしの国威高揚映画。
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