「教科書での数行の話が、、、」オフィサー・アンド・スパイ zem_movie_reviewさんの映画レビュー(感想・評価)
教科書での数行の話が、、、
世界史の教科書に記載があった程度の知識しかない状態で鑑賞。観た直後は、そう単純な話でもないのだなあと感じましたが、そう深い話、複雑な話でもないのだなあと学びました。
以下、雑感
・組織は誤謬性を有する、無謬性を前提にしちゃダメだ。組織防衛が真実に優先されるようでは崩壊する。組織だけならまだねえ・・・。
・ユダヤ人差別の描写が弱いかなあ。いや、一通りやってましたけど、事件、顛末に大きな影響を与えたところなんで、変に当時のフランス人を庇っても仕方ないんじゃないかな・・。
・字幕監修が内田樹大先生でびっくり。
・序盤、演出上の理由でしょうけど時系列を変えていたりします。そのせいか、予断がはたらいて、場面場面の話のつながりが分からなくなるときがままありました。
なお、鑑賞後に改めてドレフェス事件を調べていたら、本作との齟齬が結構あるようです。
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