「ユダヤ人描写の変化=監督の心境の変化??」オフィサー・アンド・スパイ ababiさんの映画レビュー(感想・評価)
ユダヤ人描写の変化=監督の心境の変化??
同じユダヤ人迫害系だと、この監督は「戦場のピアニスト」を撮ってますが、
あの映画は、「ユダヤ人って、とってもかわいそう!かわいそう!」一辺倒だったのに対し、
今回は、ユダヤ人のド厚かましさも描いていて。
まさかの「階級あげてくれ〜!」にドン引き…。
なんとなくユダヤ人が好かれていない理由が透けて見えるような描写が散見されました。
自身もユダヤ人であるのに、割と客観的なユダヤ人描写になって来たのは、
やはり88歳になって、お迎えが近づいて来た事とも関係あるのか、ないのか。
知りませんけど、心境に変化があったのは確かでしょう。
ここで逃亡生活をやめて、アメリカに戻って罪を贖う事を選択したなら、、、
そういう心境の変化であるなら良いですよね。
だって今のままだと、「自分のこと棚にあげた作品ばっかり撮ってた監督」て評価で終わりますよね笑
コメントする