マリッジ・ストーリーのレビュー・感想・評価
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スーパーパワーの闘い
1980年、アカデミー賞作品賞が「クレイマークレイマー」だった。
地獄の黙示録、スターウォーズ、
スーパーマン、はやりの大作のラインアップとは異質の作品だった。
当時、公開中だった作品とクレイマーの在り方が、昨今の作品群と本作の在り方に似てる一方、現代は俳優さんは両方のジャンルの作品に出演しているなあと思いながら、カイロ・レンとブラック・ウィドウが、どんな闘い、、、いや夫婦の話しになるのか興味があった。
セリフと芝居はかなり準備をしているのは伝わるが、口論のシーンが長すぎた。
2人の口論が、スーパーパワーの闘いにならないかハラハラした。
細かな作り込みに自分は乗れなかった。
いい子過ぎる子供の、違う面の描写や、
姉が書類とパイを持ってウロウロするような、細かなスパイスが後半まで散りばめられていたらと思うともったいない気がしないでもない。
身に染みました
辛かった。
側から見れば愛し合ってる2人なのに、
もう戻れないんですね。
安いドラマみたく元鞘に収まっちゃうなんて出来ないん
ですね。
2人の言い争いのシーンは素晴らしかった。
あんな激しいタイマンは他に観たことありません。
そして一つ一つの台詞が他人事じゃなく
私も喧嘩したら言ってる言葉も出て来たりして
あぁ、僕も愛してるつもりでもいつ捨てられるか
分からないなとしみじみ思いました。
演出も凄く効いてて、2人が相手をちゃんと想いあってる
事が分かるだけに裁判での
揚げ足取りは見てて苦しかった。
裁判だけはするまいと心に誓いました。
ノーラ・ダーンの助演女優賞も素晴らしいけど、
レイ・リオッタの存在感も素晴らしかった。
同性から見て、やはり男は情けなく女は強いです。
尻に敷かれるくらいが丁度良いのかもな。
やはり第三者が入ると・・・
この2週間シネコン鑑賞自粛中なので、アカデミー賞にもノミネートされたこの2人の超最新作をNetflix鑑賞!
カイロ・レンとブラック・ウィドウって言っても映画好きの方しか伝わらないw
世界興行収入1位と世界で一番有名なシリーズのメインキャストでありながら、この作品の演技が、絶賛されてますが・・・
この演技が出来るからこそのアメコミやSFでも存在感を魅せれるんだと確信!
夫婦がお互いの主観主張を淡々と台詞でぶつけ合う、第三者が入る事で更に屈折する。。。
セリフの量が、半端ないので、字幕追うのも大変、、、劇場なら落ちてたかも(^◇^;)
何度か、停止巻き戻しをしながら観終わりました。
今後は、テレビサイズな作品ならネット配信→大画面テレビでOKだと学びましたw
至高のヒューマンドラマ
2人の演技を堪能
さすが、スカーレット!
こないだのアベンジャーズの演技も素晴らしかったけど、いや〜この作品のスカーレットも人間味あふれる、荒々しい演技でした。美しいから下品なセリフもスカッと聞けるwww
息子があまりに可愛くて、この子なら地獄の果てまで闘おうとさせちゃう説得力もあった。
結婚するって究極の両思いで、みんなが求めてる永遠の愛を誓ったはずなのに、どうしてここまで憎しみ合わなきゃいけないのかと、悲しくなったり、子はかすがいシーンではほのぼのしてみたり、実に見応えのある映画でした。
夫婦って、親子って本当に大変なんだなぁ。ウチの両親もめっちゃ頑張ったんだなぁ。ありがとう。いつまでも自由をエンジョイしてごめんなさい。
こんなシンドイ人間関係、自分には無理だ…w
世間の幸せそうな夫婦の方々、本当に尊敬します!
役者陣の表情、仕草を丹念に掬いとる
和気あいあいでコミカルな出だしが、実は協議離婚に向けてお互いの良いところを思い出す場面だったというところから始まる離婚(divorce)物語。
円満離婚のはずが、西海岸(LA、映画・テレビ)と東海岸(NY、演劇)の比較もからまり、弁護士が間に入ってからは、子供の養育権をめぐって、どんどん険悪な方向に。ついには、言いたくないことも口にし、相手を傷つけ、後悔と自己嫌悪に陥ることに。
人気、実力ともに旬のスカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバーが素晴らしい。特に最終盤のアダムが歌うシーンはぐっとくる。弁護士を演じたローラ・ダーン、アラン・アルダ、レイ・リオッタといった豪華脇役陣も、それぞれキャラが立って、淡々とした物語の中でフックになっていた。
役者陣の表情、仕草を丹念に掬いとっていて、映画館の大きなスクリーンに向いている「アイリッシュマン」と比べると、テレビサイズでも十分楽しめそうだ。
紆余曲折
こんな夫婦、たくさんいる
アダム・ドライバー
夫婦に慣れてしまった時に
求め過ぎないこと
間違いなく解っていることは、誰一人として不幸せになろうなんて、これっぽっちも思っていないこと。
奇しくも劇中で目的が変わってくると言っていたけど、誰も裁判で勝つことが本来の目的ではないのです。でも、結果的に望まない方向になる。
何故か?
多分、求め過ぎるからなんだと思う。
もっと幸せになりたい、もっとお金持ちになりたい、もっと構って欲しい、もっと…。
夫婦に限らず、上司部下とかの間でも、求めることは必要だけど、求め過ぎるとろくなことが起こらない。
楽しかった思い出もすべからく、否定したくなり、言いたくもないことまで口走らなければならなくなり、そして、不幸になった原因は全て相手にあると思うようになる。
じゃあ、なんでもかんでも我慢すれば良いのか?という訳でもない。実は、現状維持ということで、決着を先延ばしにすれば時間が解決することもある。
何が幸福で、何が不幸なのかは解らないけど、奥が深い。色んなことを考えさせられる内容だった。
「イカとクジラ」の時と同じ(笑)。
この作品がなぜ評価されているのか分からない
たぶんずっと愛しているんだろうな。
離婚劇なんですけど、この夫婦は離れられない夫婦みたい。
お互いが大切で、大好きなのに、なんでこんなことになっちゃうんだろう、
みたいな切ない気持ちの葛藤なんだね。
弁護士同士の戦いに巻き込まれる二人の複雑な表情がなんだか笑えて、
この作品をコメディと言ったら怒られるかな。
夫婦喧嘩は犬も食わない
主演二人の迫力ある演技は素晴らしいが夫婦喧嘩は犬も食わずの格言通り観ていて楽しいものではなく全く共感出来なかった。
展開もあっさりし過ぎているので退屈で時間も長く感じた。どうせならもっとドロドロした激しい展開が欲しかった。
2020-22
スカヨハとアダム・ドライバーの演技力がバケモノ
このタイトルで離婚の話。
一度歯車が狂うと元通りは無理なのだなぁ、と。
自分も、周りも、制度も。
色々思うことがありました。
弁護士が絡み、なにを目指して離婚するのかがわからなくなる。勝ちってなんだ?
じゃあ本人たちの気持ちが変わればすべて収まるのか……というとそうじゃない。
一度はずれた歯車は戻らない。
”自分の気持ち”も込みで翻弄されてしまうのは見ようによってはコメディかも。
スカヨハとアダム・ドライバーの演技力がバケモノ。
派手さゼロの脚本と演出で2時間20分惹きつける。
そりゃ主演男優/女優賞に納得っすわー
現実でも全然ありえそうな話。
驚きの展開とかまったく無い。
米国らしい離婚裁判を軸にしたドロドロした離婚話。
劇的に音楽は流れない。ポップコーン食べるタイミングが無いヤツ。
印象的なカメラワークも無し。
でも役者が魅せる。
ここまで演技で魅せる映画は久しぶり
個人的な難点が子供がまったくかわいいと思えなかったこと;
自分が男だからチャーリー側から見ちゃうからかなぁ。
ただ”何にこだわってるの?”ってのがわからなくなるのもこの話の醍醐味なのかも。
ってことはまんまと策にハマってる?
登場人物たちの感情が高ぶったときに使う単語や発音が妙に気持ちいい。生々しいー。
ミニマルのなかのアクセントといいますか。
生理的に好きなやつ。
あとアダム・ドライバーってやっぱすごい役者だな、と。
顔、体格、声……どれもが個性的。
個人的にはちょっと上手くいかないみたいな役、なにかに振り回される役のときが好き。
自分はカイロ・レンってキャラが苦手なんやなーと再認識;
ホント中の人は大好きなのです。
偶然にもジョジョ・ラビットを思い出すシーンとSW ep9を思い出すシーンがあっておほーってなりました。
ジョジョ・ラビット → マリッジ・ストーリーの順番で見た人は絶対思いましたよね?
ジョジョー!ロージー!
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