「戦禍の街は 『ドレスデン』」ホモ・サピエンスの涙 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
戦禍の街は 『ドレスデン』
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33枚の動く絵画を見た。ほとんどの絵が遠近感を偏らせて、奥行きを右すみ、左すみにとった構図になって、絵全体を大きく見せていると思う。
言うまでもなく、シャガールの『街の上で』だが、再現された戦禍の街は
空爆を受けた
『ドレスデン』だと思う。
『その時、君はじゃがいもかもしれないし、あるいは、トマトかもしれない。』
『じゃぁ、わたしはトマトが良いわ。』
初見は寝てしまったので、二回目を見たが『ゴルゴダの丘』のシーンの手前で、どうしても寝てしまい、今回は3回目。やっと完投出来た。嬉しい。
オープンカフェで女のコが踊る場面に流れていた曲が良い曲だ。
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Gustavさんのコメント
2023年6月16日
絵画の造詣が深いマサシさんに充分応えられないので心苦しいのですが、中学時代までは音楽より美術が好きでした。高校で合唱をかじったことで音楽一辺倒になりました。それでも、画家を題材にした映画は大好きです。カーク・ダグラスのゴッホ、ジェラール・フィリップのモジリアニ、エド・ハリスのポロックなど、他にも沢山ありますね。絵画はルネッサンスから印象派が一番好きです。一番のお気に入りはターナーで、東京と地方の展覧会に足を運びました。
このロイ・アンダーソンの絵画映画はユニークの極みで、芸術性が高いのに感心しながら、理解が及ばない限界も感じました。