劇場公開日 2022年2月11日

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「あ。地雷踏んでもう..ドガーン!」高津川 bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0あ。地雷踏んでもう..ドガーン!

2019年11月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

意表突かれた。泣かせ役があまりにも予想外過ぎて。これは騙される。と言うか、予想外過ぎて破壊力倍増だった。

正攻法の「日本」映画です。セリフ少な目です。自分語りはほとんど無し。バイプレイヤーズ映画です。華が有りません。ひたすらに地味。

伝統を守るとか、街を守るとか、自然をまもるとか、家族の絆とか、父から子へ引き継いでいく何かとか、親の面倒を看るために結婚を諦めるとか。様々なテーマのぶっ込み感はあるけれど。なくなってしまう小学校。子供達はバスに乗って遠方の学校へ通うことになりました、は最後エピローグ的に挟み込まれる風景。

守るべきものを守り、変わって行く社会に適応し、私達は生きて行く。守るべきものって、なんだと思いますか?って言う映画。

スローライフなんて簡単に口に出す日本人にお説教してる様な映画。田舎暮らしの中で守りたいもののために、働いて働いて働いてる人々。彼等の幸せは、覚悟と信念と愛の上にある。

地味に良かった。
これ、胸に沁みます。
ご当地モノとしては、最上の部類だと思うんで、☆ひとつオマケw

bloodtrail
2020年10月2日

博士✨この作品は「劇場公開順」に並べると9999年公開なんですよ✨タイムトラベラーですか?w

巫女雷男
風の民さんのコメント
2019年12月2日

おっしゃる通り!
地味なタイトルだが、中身は涙なしではみれない!!
実はこれ、最上級の映画ではないだろうか。
意外性、展開、役者の佇まい・・・全部良い!
全国一斉規模の映画じゃないけど、中身は老若男女、どんな世代、誰にでも刺さる内容なのだから、極上のエンタメ映画と言える。
映画通も普段映画をみない人も、若者も、シニアも、どんな人にも
ウケると思う。
宣伝はあまり見ないが、bloodtrallさんのコメント通り、胸に沁みる沁みる・・・!
ご当地映画というより、一周まわってある意味新しい日本映画だと思う。

風の民