劇場公開日 2020年9月11日

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「実力派のこの2人だからこそ。ギリセーフ(笑)」喜劇 愛妻物語 Marikoさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5実力派のこの2人だからこそ。ギリセーフ(笑)

2020年9月14日
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笑える

ハチャメチャで暴言も炸裂だけど、この2人の確かな演技力で、見事に昇華させている気がします。
幼い子供の前で夫婦が激しく罵り合いとか「死ね」はアカンやろって最初はモヤモヤ思うんやけど、そのキワドイぎりぎりのところで水川あさみが可愛いとこ見せるし、ダメダメ夫の濱田岳ちゃんは憎めないし。もう絶妙😅
映画館じゃなくて家だったら、何度も声出して笑ってたと思う。

結局夫婦って相性なんかな、って思わせるラスト。なんやかんや言ってもしょうもないことで仲良く笑い合ってるし。
離婚経験者としてはなんか羨ましい、この夫婦😉好きなこと言い合っても、結局離れずで。

水川あさみさん、好きな女優です!

中途半端な俳優が演じてたら、くだらない、ガラの悪いだけの作品で終わってたと思う。

Mariko
NOBUさんのコメント
2020年11月19日

今晩は。
 「朝が来る」の当方のレビューにコメントを頂いたので、”敢えてこの作品”でMarikoさんへのコメントバックをさせていただきます。
 私のレビューでは、片倉ひかりと家族、親戚との関係性は敢えてあまり触れていません。間接的に”あの愚かなる親戚のおじさん、両親”との関係性から、ひかりが血が繋がった家族を見限りベビーバトンを頼って行った姿から、”敢えて言及する必要なし”と判断しましたので。
 河瀬監督の意図は、(あくまで私の意見ですが)血の繋がった自らの子が幼き時に子供を身籠ってしまった事に対する実親への糾弾ではないと思ったからです。
 それより、愚かしき実の親より、血は繋がっていないけれど、中学生が産み落とした子供を実子として受け入れた夫婦の喜びと葛藤に焦点を当てた所に、この作品の素晴らしさを感じたからです。
 だからこそ、あのエンドロールの最後に流れた”ちびたん”の声に落涙し、非常に感慨深い作品となったと思ってしまったからです。
 ひかりの両親の狼狽は、少しだけ分かる気がしますが、肯定はできません。只、それをこの映画で追及していってしまうと、仄かながらも希望ある映画にはならなかったのではないかな‥と思いましたので。
 すいません。とても好きな映画でしたので、長々としたコメントバックになりました。ご寛恕願います。
 では、又。返信不要です。

NOBU