トップガン マーヴェリックのレビュー・感想・評価
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【トップレベルの映画】
リアルな撮影にこだわったスカイアクションの緊迫感。前作含めて2話分を完結させるような胸熱ラスト。前作のセルフオマージュもふんだんで、映画への愛も満載。全てが“トップ”レベルの一本。
◆トリビア
〇冒頭と最後に登場する飛行機『P-51』は、トム・クルーズの私物。
〇撮影に際し、トム・クルーズと他のキャストたちは3ヶ月以上に及ぶ飛行トレーニングを実施。トムは操縦免許を持ったパイロットで、この訓練プログラムを監修したのも彼自身。
○CGに頼らず、実際に飛行中の戦闘機のコックピット内で、同時に最大22台のカメラで撮影が行われた。
〇ライバル関係のアイスマンが前作に続き登場。演じるヴァル・キルマーは、喉頭がんで闘病しており、出演が危ぶまれていた。
○2012年、前作監督のトニー・スコットが自殺し、企画の進行が疑問視されたが、トムの希望で企画が進行された。
○トム・クルーズ主演『ミッション:インポッシブル:デッド・レコニング パート1(原題)』が2023年公開予定。
◆関連作品
○「トップガン」('86)
前作でトム・クルーズの出世作。使用されたカワサキのバイクやレイバンのサングラス、サントラの「Danger Zone」などが有名に。プライムビデオ配信中。
○「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」('18)
トム・クルーズ主演シリーズ最新作。トムが骨折したビルジャンプも話題に。続編が23年公開予定。U-NEXT配信中。
◆評価(2022年5月27日現在)
Filmarks:★×4.3
Yahoo!映画:★×4.2
映画.com:★×4.3
◆概要
1986年公開「トップガン」から36年ぶりの続編。
【脚本】
「ユージュアル・サスペクツ」クリストファー・マッカリーほか
【監督】
「オブリビオン」ジョセフ・コジンスキー
【出演】
「ミッション:インポッシブル」トム・クルーズ
「セッション」マイルズ・テラー
「ビューティフル・マインド」ジェニファー・コネリー
「リチャード・ジュエル」ジョン・ハム
「ドリーム」グレン・パウエル
「アポロ13」エド・ハリス
「バットマン フォーエヴァー」バル・キルマー(前作でマーヴェリックのライバル、アイスマンを演じた)
【公開】2022年5月27日
【上映時間】131分
【製作費】$152,000,000(約190億円)
◆ストーリー
アメリカ海軍のエリートパイロット養成学校トップガンに、伝説のパイロット、マーヴェリックが教官として帰ってきた。空の厳しさと美しさを誰よりも知る彼は、守ることの難しさと戦うことの厳しさを教えるが、訓練生たちはそんな彼の型破りな指導に戸惑い反発する。その中には、かつてマーヴェリックとの訓練飛行中に命を落とした相棒グースの息子ルースターの姿もあった。ルースターはマーヴェリックを恨み、彼と対峙するが……。
◆
◆以下ネタバレ
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◆スカイアクション
なんと言ってもコレ。機体内外に取り付けられたカメラ映像が多用され、スカイアクションのど迫力がビリビリ伝わってくる。CGを使わず、実際に飛行しながらの撮影というその映像は説得力あり。急上昇や急降下が見ているこちらにもGがかかる錯覚に陥る。マーヴェリックがミッションの可能性を証明した飛行では、山間スレスレを飛ぶ映像が実にリアル。編隊が敵地を行くクライマックスのシーンは緊迫感があったし、マーヴェリックがルースターを守り傘となるカットも熱かった。
◆想い
そんなマーヴェリックとルースターの想いの交錯も本作の一本筋。前作で親友を失い途方に暮れ、写真と共にその存在を忘れる事のなかったマーヴェリック。父親代わりの気持ちでルースターと接し、彼のパイロットへの道のりを妨害したのも妻の遺言があったから。そんなマーヴェリックに反発し、許せなかったのもルースター自身、心底父を愛していたからこそ(ヒゲを蓄えたルースターのグースとの激似具合もビックリ)。旧友アイスマンの助言にも支えられ、マーヴェリックがついにルースターと心を通わせたラストは、前作に残された色んな想いも浄化させるような、二つの作品を同時に完結させたようで限りなく胸熱だった。
◆セルフオマージュ
そんな前作をセルフオマージュする情景が至る所に。冒頭の空母映像にかける「Danger Zone」、マーヴェリックのジャケットにサングラスにカワサキバイク、ルースターが父同様弾いた「You've Lost That Lovin' Feeling」も熱かった。ムダに裸のスポーツシーンしかり笑、エンドクレジットでの各俳優の映像紹介も、フォントまでそのまま。同じ夕景を背景に、亡くなった前作監督を表記したのも全てが前作へのリスペクト。前作への愛がぎっしり詰まった、シンプルに“楽しかった”と言える一本でした。
山本五十六語録より
考えるな、行動しろ
最初と最後、かも
ザ・王道ハリウッド映画
トムクルーズのトップガンといえばかつてのライダー達が憧れた川崎のGPZ900が有名なのですが(当方バイク好きが知ってるだけ?)、まさかの初っ端かはトムクルーズのGPZ姿を見れるとは思っていませんでしたw
いくつになっても衰えは無いかのように思えるが確実に年月が経っているのを醸し出し時代が変わろうとしている中、それでも彼等トップガンは必要で、最初は纏まりの無いメンバーも最後は最高のチームとなっていく、まさに王道、日本で言ったらジャンプ漫画のような安定感でした。
トムクルーズもそうですが、個人的に最初はチームのヒール役のような役割をするハングマンことグレン・パウエルの最初は白人特有の口角の上がった胡散臭い顔と言い回しが最後は最高の友人のようになるのが凄い良かったです。
王道の映画
面白かったのですが
究極のスカイアクション
1986年公開のトップガンの36年振りの続編。冒頭にシーンから胸熱で懐かしい音楽も最高。ハラハラドキドキの展開は究極のスカイアクションに相応しく、一筋縄では終わらない展開も見応え充分。期待を裏切らない満足度の高い内容に仕上がっている。
2022-90
帰ってきた名作に何度も涙腺が…
期待以上のトップガン
恋愛の部分は全部要らないなクソです
こうなったらいいなという展開通りにしてくれる快感
2022年劇場鑑賞120本目。
ほとんど記憶から消えていた前作を最近復習したばかり。前作はその後の戦闘機アクションのパイオニアとなった引き換えに今観るとベタだなと思ってしまうストーリーでした。正直今回も奇想天外な斬新なストーリーかといえばそうではないのですが、観ていて「こういう展開になるとスカッとするなあ」と思う通りに話が進んでいくのです。もしかしてここで終わるのかな、とそれはそれで映画として成立するシーンでも、いやいや、それじゃお客さん満足できませんよね?という感じで続いていくのが良かったです。ネタバレになるので書きませんが、クライマックスシーンのシチュエーションは本当に燃える展開で分かってるな!という感じでした。
SCREENXで観たのでコクピットの場面は周りにも空が広がる感じがよく出ていて良かったです。4DXも気になるのですが吹替しか地元では上映しないので断念しました。
T2を凌ぐT2‼️
もう2度と作られないかもしれないリアル
とにかく映画館で見ておかないと後悔する映画のひとつ
他の映画なら殆どがCGになるだろうし、CGなら50インチのテレビで見れば良っかと私は思ったりしてる
役者も全員実機で演技しているので、Gの辛さ等は演技ではなく当たり前だがリアル
ストーリーは「トップガンに求める話」としてご都合主義な所も含めて満足が行くモノ
CG全盛で2流スタッフでも似た様な空戦モノが作られたりしているけど、何をやっているのか判らなくなる作品が多い中、本作は超一流スタッフが取り組むだけあって何がどう進行しているのかがとても解り易い
本作は若手に焦点を当てるのかトムクルーズに焦点を当てるのかという選択で製作側としてはトムクルーズ一択だったのだろし、それはそれで正解かなと思うのだけど、それならラブロマンスは要らなかったと(個人的には)思うのでそこだけマイナス0.5
#考えるな行動しろ!
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