トップガン マーヴェリックのレビュー・感想・評価
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トップガン マーウ゛ェリックを見て感じたこと
1 「トップガン」の30数年振りの続編。
2 前作は見ていないが、前作のショットを所々で挿入することでポイントを
押さえることができ、特に支障はなかった。帰ってから
、アマプラにて確認。かつて見た人も記憶が呼び戻されると思う。
良かったところ
・主人公と相棒グースに係わる前作の設定を上手に活かしている。
・ラストに向けての主人公と相棒との絆、そしてもはやこれまでという場面でのカタルシスは、筋立てとして泣かせる。
・前作からの経過年数が長すぎる欠点を補うため、本作の相棒のメーキャップや雰囲気など人物造形や場面場面で前作との類似性を持たせるなど演出面で工夫していた。(経過年数の関係で今回の相棒の年齢は合わないように思えるが・・・)
・トム・クルーズの60歳近い年を感じさせない体作り。単純にすごいと思う。上半身裸で運動する場面があるが、若い俳優となんら遜色ない。
どうかな?と思ったところ
・前作にあったイケイケな主題歌もなく、全体的にテンポが良くない。
・空中戦、特に訓練時の描写が分かりにくいし、淡泊。(飛行機が高速化かつ高機能化しているため仕方ないかも)
・与えられた最後のミッションは、アメリカ空軍が他国に対する明白な攻撃。世界大戦に繋がる設定てあり、現実離れしている。フィクションとしたら、反撃の程度が弱い。
3 無人のドローンがパイロットを駆逐していくような時代にあって、 トム・クルーズは、そのながれに棹さす最後のドッグファイターを演じた。旧型の戦闘機で、敵方のAIを装備した最新の戦闘機に相対し、経験と閃きと技術を駆使し打ち負かす。作り方によっては、老け役にして、時代に取り残された戦闘機乗りとしての矜持を示す挽歌にもなり得たと思う。殉職させても良かったと思う。だけど、そうはしなかった。いわば、アメリカ娯楽映画の王道を歩いてきた彼のまだまだやるんだよという名刺がわりの作品となった。
★5じゃ足りない程の大傑作
想像を遥かに超える最高の映画でした。
これをIMAXで観ずして何を観る!?
前作の要素があちこちに出てきますので、先に見ておく事は必須です。
しかし! それさえ見ておけば、これ以上ないというくらい完璧な続編だと思いました。
冒頭、いきなりファンを釘付けにする始まり方にはテンション上がりまくり🆙
懐かしい人物の面々、見事なまでに繋げてきた脚本。
そして新しいながらもどこか昔を思い出させるトップガンのメンバー。
全てにおいてドン・シンプソンとジェリー・ブラッカイマーの拘りが感じられます。
挙げ句の果には凄まじいまでの迫力とカッコ良さの空中戦。
このクライマックスはもう何度でもIMAXで観たい❗ また観たい‼️
CGを極力使わないという撮影方法はリアリティがハンパじゃなく、マーヴェリックの飛行シーンはもはや戦闘機の疑似体験。
こんなに凄いのか…!と見てるこっちがヒヤヒヤします💧
間違いなく戦闘機ムービーの、トム・クルーズ作品の最高峰と言えるでしょう☝️
前作「トップガン」を見た事ある方。
これは映画館で観るべきです。
いや、IMAXで観て絶対に損はしませんよ!💪
作品に対する愛情が尋常じゃない
王道の直球勝負!トムクルーズのカッコ良さ炸裂
映画comスコアは異例の4.6!こんな映画は他に見当たりません。(2022.5時点)
60歳のトム・クルーズを最大限にカッコ良く見せる練りに練った物語に、皆が抱く前作(86年!)のノスタルジーも巧みに利用して、本物の戦闘機に役者を乗せて飛ばした、文句なしのアクション映画。いい歳して劇場でシートの肘掛けを何度もつかんで踏ん張ってしまった。
観終わってみると、びっくりするほど直球シナリオで、物語として味わい深い何かがあるわけでもないが、文句を付ける気が起きない。純粋な「おおーかっこいいー!」という感情が湧き出て来ることは否定のしようがない。
60歳になってもトムはカッコ良い。むしろ前作よりカッコ良い。実際トムの表情のアップが多くて、恐らく30〜40%くらいはトムの顔である。20代の頃からスーパースターのあり様を体現し、更新し、世界中に期待され祝福されながら60代を迎えた彼が今後どんな仕事をするのか、これからも楽しみ。
アイスマンとの再会シーンは、観客の側で30年熟成された前作の思い出と相まって、不思議なほどエモーショナルなシーンだった。マーベリックとアイスマンが、80年代にはなかったスマホでチャットしてるのは笑ってしまった。
組織のはみ出し者や、不当に評価されない者が最後には(60歳で!)大成功を収めるという、中年にはたまらない図式と、クライマックスの1点に向けて全ての要素を集めていき、歓喜の中で終えるというシンプルな脚本は時代を問わない王道だということが証明されたように思う。
あえて書くと、ヘリコプターが飛んでくる下りとか、その後の離陸シーンなんかは、ミッションインポッシブル風で蛇足感があったが、多くの人が、まあいいでしょう!と思ったはず。
期待以上でした(≧∇≦)
生半可なものは作らないという覚悟とプライドを見せつけた圧巻すぎる復活
待ち切れずに公開初日のレイトショーに飛び込んだ。
エンドロールの後、場内では拍手が沸き起こった。
トム・クルーズとジェリー・ブラッカイマー(トムとジェリーやん)から、続編を36年も待ち望んだ世界中のファンたちへの満額回答。
いや、その期待を遥かに超えてきた弩級の復活だ。
作品全体から"生半可なものは作らない"という覚悟と心意気とプライドがみなぎっていた。
ケニー・ロギンスの「デンジャーゾーン」で幕を開け、お馴染みのレザージャケットを纏ったマーヴェリックが、夕陽をバックに滑走路のF/A-18とバイクで並走する。かつての相棒グースや宿敵アイスマンとの友情も描き、オールドファンには胸熱な前作の遺産を踏襲しつつも、仲間の死に苦悩し成長し、教官として新たな世代へとバトンタッチを迫られる天才パイロットの物語として深みを増している。
マーヴェリックに遺恨を持つグースの息子ルースター役に「セッション」のマイルズ・テラーを得て、その葛藤と関係性の行く末にもぐいぐい引き込まれる。
一方でオジさんになり多少思慮深くなったものの、やっぱり根は無鉄砲で命知らずなマーヴェリックに心が躍る。
そして何といっても圧巻はCGを使わずあくまで実写にこだわったリアルかつド迫力の飛行シーン。
トムをはじめ演者たちはなんと5ヶ月に渡る飛行訓練を経て、実際に超高速飛行する戦闘機のコックピット内で自体重の何倍もの重力負荷がかかるなか演技しているのだから恐れ入る。CGでは演じきれない演者たちの顔色や表情の自然な変化こそが、人体の極限の過酷さを物語っている。
観ているこっちも身体を右へ左へ揺らし、アドレナリンが湧き出てくる。
観終わった後のカタルシスたるや。
前作公開は86年、私は高校生だった。
リアルタイムで一番映画を観ていた時代ではあるものの、80年代はポップで人気先行、エンタメ要素に振り切った作品が多く、個人的には60-70年代の映画の方が好みだった。
根が暗いもので。
しかし良い意味で馬鹿馬鹿しいくらい楽しかった。
映画という枠に囚われず、音楽やファッションにまで影響を与え、若者や子どもたちにも多くの夢を与えたカルチャーそのものだったし、その後の時代を牽引する新たなスターたちを数多く輩出した時代でもあった。
この前作で大ブレイクを果たし、スター街道をひた走ってきたトム・クルーズ。彼自身の歴史が詰まっているこの作品に賭けた想いと、前作を観て育ったファンの熱い想いとが見事に合致したエモーショナルな瞬間だった。あっぱれ‼︎
しかしこれに触発されて、日本でも「ベスト・ガイ」(織田裕二主演)の続編を作るのだけはやめておいた方がいい。
待ったかいあり。
期待以上でした。
期待を裏切りませんでした。
前作でも使われたトップガンアンセムが頭の中を流れながらわくわくして劇場に足ばやにに向かいました。
前作のことを思い出しながら。
サントラ盤がかなり早く先行して販売され、音楽も盛りあがってました。今でも聞いたりする時があるし。
ファッションもMA1が流行した。自分はフェイクもの着てました。
自分の人生の何パーセントかはトップガンに関わってきたなと思いかえしました。
今回はサントラ盤は公開少し前に販売。
前作のアーティスト達の曲が盛り上げる感じはなかったのでストーリーが重厚になった気がしました。
オープニングストーリーでは大好きな映画の「ライトスタッフ」のチャックイェガーのオマージュ? 挑戦続ける男。カッコイイ。
今作はエドハリスがでていたけど本当は亡くなっていなかったらサムシェパードかな?
バルキルマーは他の方のコメント見たら病気療養中だったんですね。
ジェニファーコネリー相変わらず美人だね。
声がこんなに低かったかな?
飛行機酔いするようなシーンもあったな。
最近の映画は現実を突きつけてくる映画が多いのでこういったエンターテイメント作品が観れて本当に感謝。少しでもトムに近づけるように頑張りたいな。
平日の昼間だったので50~60歳くらいの自分と同じ世代の方が鑑賞してました。
皆さんも自分の人生の中のトップガンに関わってきた時のことを思い出していたんだろうなと思いました。
長い間待ったかいが有りました、
青春
まさにデンジャーゾーンの数々!
素晴らしかった!
考えるより行動ですな。
グリーンバックも使わずよくぞここまで。
マッハ10のシーンからゾクゾク。
トム・クルーズは時を超えてあまりの劣化して無さに驚愕!
ジェニファー・コネリーもまさに美魔女。
そして、カランカランシステム恐るべし!
更に現金払いのみとは。
デビッド・ボウイやTレックスの名曲も聞きながらつかの間の楽しいひと時のシーンも良かったです。
前作からの繋がりで、ピアノの演奏も良かったなあ。
教官って、色んなタイプがいると思うけど、マーヴェリックは、手取り足取りではなく背中を見せるタイプの素敵な教官でした。
窓から逃げたマーヴェリックと娘ちゃんのご対面のシーンは吹きました。
たった1人で任務を遂行するシーンとみんなで助け合って任務を遂行するシーン両方あったのがよかったです。
オンボロ飛行機で大活躍して帰還してうるっと来る後半、昭和世代は飛行機にも自己投影できたのではないでしょうか。
50代も飛行機もまだまだカッコよく頑張りまっせ!
デンジャーゾーンが流れた時には感無量でございました。
この映画は是非とも、IMAXやドルビーアトモスで鑑賞をおすすめ致します。
字幕が本格的な分、(字幕版では)聞き取りの能力も必要かな…。
今年151本目(合計425本目/今月(2022年5月度)28本目)。
…ということで、今週(27日の週)の本命であろう本作品。
さすが超大作という事情から、前作を見ていない方にも配慮はあるし、ストーリーも今風になっていて(IT技術など)、ここはさすがだなと思えます。
ところで本映画、字幕版で見ると、最初に字幕版だれそれと出た後、字幕監修に元自衛隊の方がかかわっているそうです。やはりマニアックな内容が含まれるので、ここは仕方がないんでしょうね(憲法9条の議論をする趣旨の映画ではないので、この点はここまで)。
そのため、「その意味で」字幕は「きわめて正確」なのですが、逆に何を言いたいかわからない部分も結構あったりします。それらの大半は漢字語なところ、日本では漢字文化があり、未知の単語でも漢字から意味を類推できるのですが、今作の場合、その扱う内容が極めて特殊な分野なので、そもそも前提知識を持っている方が極めて少なく(それこそ、来る方が全員元自衛隊員ですとか、そんなことにならない)、結構マニアックな部分もあります(中には、覚えてはいるけど、どう漢字変換したらよいのかわからないものまで…)。
そうすると字幕を飛び越えて元の英語の聞き取り勝負になりますが、こうなると英検準1~1級レベルの単語がバンバン飛んできます。こういった軍隊を扱う映画なので、多少くだけた表現はありますが、言い回しはいたって普通というより、「変に変わった表現をして混乱させる」ほうがリアルでも怖いので、「誰にでも通じる簡単な単語」が多く、それは換言すれば「俗語やマニアックな熟語表現は少ない」ことも意味しますが、軍隊(特に、この映画では空軍)に関する英単語を結構集めていないとハマリが生じますし(単語レベルとしては準1で7割聞き取れるレベルだが、用法が「特定の文脈でしか使われない」ような単語ばかり)、さらに、相手側国の攻撃のシーン(ネタバレ回避)にいたっては、さらにマニアックな単語が登場します(こっちは、主に化学・物理的な単語が多い)。
とはいえ、字幕の一部が(漢字の類推が難しいほど)わかりにくいとしても、ストーリーは本当にわかりやすいし、今週迷ったらとりあえず本命というところです。
本作から逆にもとのオリジナル作品(原点作品。アマプラなどでも観られる?)に逆戻りしてみようという方もいると思うし、その意味では相乗効果も狙るんじゃないかな…と思います。本作はコロナ事情で2年近く延期された経緯があり、「やっと」公開されたのですが、まっていた甲斐があった、というものです。
なお、採点上は特に気になる点はないので(字幕が正確過ぎてわかりづらい点は、特別監修を受けているのだから仕方がないし、何がなんだか理解できないわけでもない)、フルスコアです。
倍額支払う価値ある続編
【トップレベルの映画】
リアルな撮影にこだわったスカイアクションの緊迫感。前作含めて2話分を完結させるような胸熱ラスト。前作のセルフオマージュもふんだんで、映画への愛も満載。全てが“トップ”レベルの一本。
◆トリビア
〇冒頭と最後に登場する飛行機『P-51』は、トム・クルーズの私物。
〇撮影に際し、トム・クルーズと他のキャストたちは3ヶ月以上に及ぶ飛行トレーニングを実施。トムは操縦免許を持ったパイロットで、この訓練プログラムを監修したのも彼自身。
○CGに頼らず、実際に飛行中の戦闘機のコックピット内で、同時に最大22台のカメラで撮影が行われた。
〇ライバル関係のアイスマンが前作に続き登場。演じるヴァル・キルマーは、喉頭がんで闘病しており、出演が危ぶまれていた。
○2012年、前作監督のトニー・スコットが自殺し、企画の進行が疑問視されたが、トムの希望で企画が進行された。
○トム・クルーズ主演『ミッション:インポッシブル:デッド・レコニング パート1(原題)』が2023年公開予定。
◆関連作品
○「トップガン」('86)
前作でトム・クルーズの出世作。使用されたカワサキのバイクやレイバンのサングラス、サントラの「Danger Zone」などが有名に。プライムビデオ配信中。
○「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」('18)
トム・クルーズ主演シリーズ最新作。トムが骨折したビルジャンプも話題に。続編が23年公開予定。U-NEXT配信中。
◆評価(2022年5月27日現在)
Filmarks:★×4.3
Yahoo!映画:★×4.2
映画.com:★×4.3
◆概要
1986年公開「トップガン」から36年ぶりの続編。
【脚本】
「ユージュアル・サスペクツ」クリストファー・マッカリーほか
【監督】
「オブリビオン」ジョセフ・コジンスキー
【出演】
「ミッション:インポッシブル」トム・クルーズ
「セッション」マイルズ・テラー
「ビューティフル・マインド」ジェニファー・コネリー
「リチャード・ジュエル」ジョン・ハム
「ドリーム」グレン・パウエル
「アポロ13」エド・ハリス
「バットマン フォーエヴァー」バル・キルマー(前作でマーヴェリックのライバル、アイスマンを演じた)
【公開】2022年5月27日
【上映時間】131分
【製作費】$152,000,000(約190億円)
◆ストーリー
アメリカ海軍のエリートパイロット養成学校トップガンに、伝説のパイロット、マーヴェリックが教官として帰ってきた。空の厳しさと美しさを誰よりも知る彼は、守ることの難しさと戦うことの厳しさを教えるが、訓練生たちはそんな彼の型破りな指導に戸惑い反発する。その中には、かつてマーヴェリックとの訓練飛行中に命を落とした相棒グースの息子ルースターの姿もあった。ルースターはマーヴェリックを恨み、彼と対峙するが……。
◆
◆以下ネタバレ
◆
◆スカイアクション
なんと言ってもコレ。機体内外に取り付けられたカメラ映像が多用され、スカイアクションのど迫力がビリビリ伝わってくる。CGを使わず、実際に飛行しながらの撮影というその映像は説得力あり。急上昇や急降下が見ているこちらにもGがかかる錯覚に陥る。マーヴェリックがミッションの可能性を証明した飛行では、山間スレスレを飛ぶ映像が実にリアル。編隊が敵地を行くクライマックスのシーンは緊迫感があったし、マーヴェリックがルースターを守り傘となるカットも熱かった。
◆想い
そんなマーヴェリックとルースターの想いの交錯も本作の一本筋。前作で親友を失い途方に暮れ、写真と共にその存在を忘れる事のなかったマーヴェリック。父親代わりの気持ちでルースターと接し、彼のパイロットへの道のりを妨害したのも妻の遺言があったから。そんなマーヴェリックに反発し、許せなかったのもルースター自身、心底父を愛していたからこそ(ヒゲを蓄えたルースターのグースとの激似具合もビックリ)。旧友アイスマンの助言にも支えられ、マーヴェリックがついにルースターと心を通わせたラストは、前作に残された色んな想いも浄化させるような、二つの作品を同時に完結させたようで限りなく胸熱だった。
◆セルフオマージュ
そんな前作をセルフオマージュする情景が至る所に。冒頭の空母映像にかける「Danger Zone」、マーヴェリックのジャケットにサングラスにカワサキバイク、ルースターが父同様弾いた「You've Lost That Lovin' Feeling」も熱かった。ムダに裸のスポーツシーンしかり笑、エンドクレジットでの各俳優の映像紹介も、フォントまでそのまま。同じ夕景を背景に、亡くなった前作監督を表記したのも全てが前作へのリスペクト。前作への愛がぎっしり詰まった、シンプルに“楽しかった”と言える一本でした。
山本五十六語録より
考えるな、行動しろ
最初と最後、かも
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