トップガン マーヴェリックのレビュー・感想・評価
全1630件中、721~740件目を表示
映画というアトラクション
教官のマーヴェリックと生徒が任務に臨む戦闘機アクションもの。
他の映画とは格が別。話良し、コミカル良しではあるが、アクションに関しては高い臨場感で観客にとって「映画=アトラクション」として成立するレベルの出来である。
これらの要素を引き立てるため、敵のアイデンティティーが最小限にまで削られているのは特徴か。
ここ数年の映画を語る上で今作を観ない手は無いだろう。
良い点
・笑える沈黙の間
・飛んでいられないのは今日ではない
・答えを必要とする質問ではない
・考えないこと
・ちょこんとした車や飛行機がシャレオツ
悪い点
・これも削り要素なのだろうが脇役生徒が空気なのは気になるところか
・(吹き替え版)またしても宮野の声がキャラに合っていない。つい先日のバブルのときも言ったばかりだ。
・爆発炎上しそうな機体に集まる群衆
その他点
・敵はとにかく敵である
・トップガンとは何か。おそらく銃の類だろう。
皆、若かった。そして熱かった…
戦闘機乗りは、いつまでも空を飛んでいたいものだ…数多の名パイロットが、そんなふうに呟いた台詞を思い浮かべた…
昇進も、ポストもクソ喰らえ、ドラ息子に跨るやんちゃ坊主が戻ってきた場所に集う若者たちは、まるで若き日のマーヴェリックそのものだった。
物語は、ハリウッド映画にありがちな、一部荒唐無稽な設定だが、前作以上に緻密な演出もあり、マニアをもニヤリとさせたに違いない…
ラストはお定まりのハッピーエンドではあったが、感動のフィナーレ数分前のどんでん返しは、前作のリスペクトと、人間の可能性に望みをつなげるメッセージだったのかもしれない。
いずれ戦闘機乗りは絶滅するだろう。否、戦争なんて起こらない事が一番だ。だが、今現実に起きている、目の前の脅威をどうするか…綺麗事では済まない、現代社会へ様々な警鐘を織り込んだ名作と言えよう。
蛇足だが、長生きはするもんだ。ドラ猫が再び大空を舞う光景に、生きてお目にかかれるとは夢にも思わなかった…
1作目より好き
ダサい
ホント前半部分は狙い通りのダサさ ダサかっこいいとかでは無い きっちりダサい いやぁ30年前の映画との地続きを 意識し過ぎだし まぁそこが狙い通りと思うところよね しかし というか これまた手の上で転がされてるんだが 一人シュミレートしてからの展開 そして 撃墜以降は 面白い トムキャット盗む辺りからは おお娯楽映画極まれし 傑作なんじゃないかって思っちゃう 期待の範囲のトム映画 安定です
アクションであり、人間ドラマであり、恋愛ドラマ
トップガンは1986年の映画。自分が受験勉強に明け暮れていた頃なので残念ながらトップガンは見ていなかった。しかし、M1ジャケットが一斉を風靡していたのを覚えている。みんながトムクルーズの格好良さに憧れていた。それから36年経って同じ俳優がこれほど格好良く演じられることにまず驚く。
そして映画のストーリーがまた非常に良い。人間ドラマあがあり、アクションがあり、恋愛の要素も含ませており、くすっと笑える場面もある。
テンポ良く流れるストーリーにいつしか引き込まれ、固唾を飲む。見た後の清々しさは格別。36年前、僕はトップガンを見れなかったけど、今回トップガンを少しでも語れるようになったことを嬉しく思います。最高の映画でした。エンドロールには多くの関わった人の名前が並ぶ。みんないい仕事をしてくれてありがとう。
トムクルーズに脱帽
ただただトムクルーズの演技に圧倒されました。もうじき還暦と言うのに、あの若々しい風貌とアクションは驚きでしかありません。教官という役回りも良かったと思います。正義・友情・恋愛と言った感動の要素が一通り入っていて、且つ、緊迫感溢れる単純明快なストーリーは、ハリウッドの定石を踏まえた王道を行くものでした。誰もが楽しめる良作に仕上がっていたと思います。それにしても、ペンタゴンの協力は当然とは言え、空母を舞台にあれだけの数の戦闘機を使った撮影が出来るアメリカ映画の底力(財力ですね)はさすがです。いつのまにか、トムクルーズと一緒にコックピットに居るような錯覚に囚われ、空中戦の場面では、思わず彼と同じように身体をよじってしまったのはご愛嬌。ストレス発散にも持って来いでした。
絶対に映画館で見るべき映画
IMAX&Dolby Atmosのある映画館で2度観賞しました。
ストーリーもさることながら、実機を使った撮影だけあり
とにかく戦闘機の迫力が凄まじい。
これを体験するだけで映画館で見る価値があります。
戦闘機の轟音はもちろん、飛行中の役者の表情は
演技のそれではなく、本当にGが掛かっているからこそのものです。
最近はなんでもCGでそれらしく再現できてしまいますが
トム・クルーズがあくまで実機での撮影にこだわったのも頷けます。
本物の戦闘機の迫力、戦闘機の轟音、実機ならではの演技
この3つの要素すべて組み合わさることで出る臨場感と没入感は
他の映画では到底味わえないもので、最高峰のエンタメ映画です。
また、こういう映画が陥りがちな
映像はすごいけど、ストーリーが微妙…という雑さもない。
トム・クルーズが30年以上、続編の構想を温めてきただけあって
ストーリーもシンプルながら、しっかり練られていてテンポもよく
ミッション開始からの行きつく暇もない手に汗握る展開はもちろん、
それ以外の部分、特に登場人物それぞれの人間模様も十分に楽しめる。
とにかく音響設備の整った映画館で見てください。
絶対に後悔はしないはずです。
You can be my wingman anytime!
映像は素晴らしい。ただストーリーが。
映像としては満点です。楽しかったです。トム・クルーズも年齢を感じさせず、23歳の時に映画館で観た前作をおもいだしつつ、わくわくしながら見入りました。以下は物足りなかった部分。
しかし、この店の女主人は一体誰?前作のロマンスはたしか女性教官だったはず。ドデディデダンと聴こえる音楽に乗せてラブシーンを展開していた教官はこの人じゃないよね。思わず上映中にスマホを取り出しググってしまいました。
グースの息子は誰に何を吹き込まれたのか。前作の展開を素直に聞かされれば、このようなひねくれ者には恥ずかしくてなれないとおもうが。普通思っていても態度には出さんだろう。自分の父親とその相棒との関係性など知る由もないのに、単に父の死による不遇を当てつけるだけのよくある頭の悪い奴の設定にため息。
トム・クルーズは、男前だが相変わらず大根。まあそれが彼の持ち味なんだけど。笑っているのか苦悩しているのかわからない。最終的にやっぱりなという自ら作戦指揮。はじめからそうすりゃいいのに。教官としてうまくやったのはビーチアメフトによる親睦のみ。あとはスタッフに腕の違いを見せつけただけ。結局伝説のパイロット、マーベリックの凄さが際立っただけのミッション。若い連中は単なる盛り立て役。もうちょっと何とか教官としての苦悩やブレークスルーに焦点があてられなかったかな。
ストーリー的には前作に比べてもの足らなさを感じましたが、後日談だからこんなもんだと割り切って、かなり楽しめました。
久しぶりの最高!!
トム・クルーズは一流の映画人
トム・クルーズは観客が何を求めて続編を観に映画館へ足を運ぶのかを理解していて、
物語、ファン心理、興行収入のバランス感覚が優れていると思う。
ピート・ミッチェルは伝説の英雄だけど、グースという相棒を失った過去がある。
その過去は前作を観た観客も共有していて、共に年齢を重ねている。
この映画はその時間が活かされていて
非現実的であり、リアリティは無いかもしれないが、トップ・ガンを好きな人達が観たいと思っているものを全部観せてくれる。
やっぱりマーベリックにはF-14に乗ってほしいし、後席にグースの息子が乗っているなんて…
あからさまだけどグッときてしまう。
因縁の脱出装置をまた使うのか?
という場面もファン心理をよく分かっている。
唯一の減点はデンジャーゾーンのイントロが端折られていたこと。
あのギターリフが聴きたかったなー。
アメリカ映画の王道をいく娯楽大作
ユナイテッドシネマ浦和にて鑑賞。
アメリカ映画の王道をいくような娯楽大作。
1作目の『トップガン』を初めて観たのは日本初公開時(1987年2月)のロードショー館(新宿文化シネマ1、前売券1200円)だったが、あれから35年も経つのに、相変わらずのアクションを見せるトム・クルーズは凄い!
冒頭で「♪Danger Zone」(ケニー・ロギンス)が流れた時には懐かしさを感じる…🎶
無謀だが天才的な戦闘機搭乗員マーヴェリック(トム・クルーズ)が教官になる続編だと予告編では見えたが、これが序盤からマッハ10を超える「人類最強の男」を演じてみるあたり、「相変わらず凄いな~」と思う。
1作目でマーヴェリックの親友=グースを亡くして、その息子が登場するのは予告で観ていたが、この関係がなんだか微妙な感じだった。
王道映画なので已む無しかも知れないが、もう少し工夫が見られるかと思った。
また、アイスマン(ヴァル・キルマー)との再会シーンは、ジーンと来た。
本作では酒場の女性=ペニー(ジェニファー・コネリー)がヒロインとなるが、前作でのチャーリー(ケリー・マクギリス)やグース妻(メグ・ライアン)を登場させなかったのは良かったかも知れない。ジェニファー・コネリーもそれなりの年齢みたいだが、物語に新鮮さが生まれた感あり。
濃縮ウランの貯蔵プラントを攻撃する低飛行訓練ミッションでは、「ハリウッドのこれまた悪癖」=「核爆破を娯楽作に盛り込む能天気さ」があり、やはり嫌な感じだった。
これは、シュワルツェネッガー主演作『トゥルーライズ』やスピルバーグ監督作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』などでも見られる「ハリウッド映画人は核爆発で物語が盛り上がると思っている」あたりと同様。
具体的には記載しないが、ジョージ・ルーカス監督の『スターウォーズ』(シリーズ中のⅣ)をパクった展開も、シラケてしまった。
あまり色々と考えてはいけない映画なのだろうか…と思ってしまう娯楽映画なのかも知れない。
しかし、いろんな映画を観て来たわけなので、過去の映画とリンクしてしまうのは止められない…(^^;
<映倫No.48380>
theアメリカン映画 終始胸アツっ!!
ミッションがあって、それまでの間に愛する人ができて、ミッション実行。なんやかんやあって、最後のシーンのハグandキスっていう、展開が予測できる単純な物語なのに、終始胸アツっ!!
だってこの映画は物語を観る映画じゃない。
ホンモノの臨場感たっぷりの映像と音を感じる映画だと思う!
前作観てない私でも冒頭のサントラand戦闘機発着のシーンで、すでに胸アツっ!!
前作観てないのにトップガン=オレンジってイメージだった、夕焼けの色が印象的なオレンジというか黄金色でした。
絶対IMAXで観ようと決めて行った。身体に振動がくる轟音でまた胸アツっ!!ハラハラドキドキで臨場感もあって、めちゃくちゃ余韻に浸ってます。
戦争とかは無い方が良い前提で言いますが、めちゃくちゃカッコ良かったです。音がヤバいっ!!
※追記
3回観に行った。ステッカーめっちゃ嬉しいっ!!
あれ?TOP GUNってこんな感じだっけ?
待ちに待ったTOPGUNマーヴェリック。
公開初日に観にいきました。
オープニングは素晴らしいですね。
感動して涙と鼻水まで出てきましたよw
その後は、面白いんだけど「あれ?これTOPGUN?」って感じることが多い感じでした。
途中までは凄く良かったんですけどね。
ジェニファー・コネリーさんの演技は素晴らしかったです。
確かに笑いがあり、迫力あるシーンも目白押しで、楽しかったです。
ただストーリーはエリア88やエースコンバットで使い古された内容で興醒め感漂い始め、途中からF/A-18なんてどうでも良くなっちゃう感じです。
そしてクライマックスはもはやミッションインポッシブル...。
あれじゃ、米海軍もどうなんでしょうね。
フィクション映画の敵基地攻撃で騒ぐのは日本人と中国共産党位でしょうが、TOP GUNの続編としてのストーリーとしては、派手なシーンを詰め込み過ぎた感が後半に感じます。
この作品作った方って、飛行機あまり好きじゃないか、詳しくないのではないかな。と感じました。
飛行機好きなら、もっとストーリーを作り込んできたのではないかなと感じます。
前半のリアリティに後半の作り物感が、妙に印象に残る映画でした。
で、映画館にお願いしたいのですが、映画前の予告編特報でミッションインポッシブルやるのやめて欲しかった(汗)
あれで、イメージごちゃごちゃになっちゃったんですよね...。
今日じゃない…
劇中トムのこの一言に、トムの映画人としてのスタンスを物語っているのだと思います。
じゃ、いつ観るの?
今でしょ!
コロナ禍で、幾度となく公開延期を余儀なくされた本作。正直、予告編を見過ぎた感がありました。
配信上映をしなかった理由は、映画館で本作を観れば分かります。
様々な配信サービスが充実している中、やはり映画作品は映画館で『観る』と言うより『体験』することの尊さを感じた本作。
トップガン続編出来ているし、コロナ禍で映画館じゃ動員見込めないし、配信プラットフォームは充実しているから、配信にしちゃえば?
…その答えは、『今日じゃない』わけですよ。
今のCG技術なら、編集で何とかなるから、ブルーバックでチャチャっとやりましょうよ?
…その答えは、『今日じゃない』わけですよ。
トムクルーズも還暦手前だし、身体張ったアクションは大変だろうから、アクションシーンは、代替俳優使ってやりましょうよ?
…その答えは、『今日じゃない』わけですよ。
リアルにこだわった本作は、やはり配信サービスではなく、映画館の大画面大音量で体験することをオススメします。
作り手が映画館での上映にこだわっているのだから、鑑賞人は映画館で味わい尽くすのが、最低限のマナーなのではないかと…背筋を伸ばして本作を拝見させていただきました。
ごちそうさまでした。
36年経ってもかっこいい
全1630件中、721~740件目を表示