「前作を知らずに鑑賞」トップガン マーヴェリック さささんの映画レビュー(感想・評価)
前作を知らずに鑑賞
前作を知らない人に思い出補正やフィルター無しに見てもらいたい、と友人に言われたこともあり鑑賞。
公開タイミングから大きく遅れていたため小さなスクリーンで見たが、大スクリーンで見るべきだったと後悔した。
過去作を知らない(あらすじにも満たない最低限の人間関係だけ聞いた)状態だったが、ちゃんと推察出来るような描かれ方なので問題ない。むしろ自分であれやこれや想像するので、ただ口開けて映画を詰め込まれるのではなく咀嚼しながら鑑賞することで、より作品にのめり込めた気がする。
たびたび描写で「恐らく前作でこのようなシーンがあって、再び同じシーンがあることに胸アツになるところなのだろうな」というシーンがあった。それが正解なのかは分からないが、今では無い往年のアメリカ映画っぽさがたびたび感じられた。
現在のアメリカ映画といえばこういう要素が必ずある、という側面にそろそろ満腹感を抱いていたので、よりトップガンマーヴェリックが刺さったかもしれない。見ている最中、ネットミームの「こういうのでいいんだよ」顔していた。
前作を知らないこと前提で見た私でも往年のアメリカを感じたので、前作を知っている人がみたら多方面で良さを乗算で感じられるのだろうと思う。
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