「満点!! 伝説を越える伝説の誕生!」トップガン マーヴェリック Jettさんの映画レビュー(感想・評価)
満点!! 伝説を越える伝説の誕生!
想像をはるかに越える名作、これはすごい、本当にすごい、滅多に出会えない傑作です。。。
それなりに楽しめるスーパーヒット・ムービーの続編と思っていたけど次元が違います
ストーリーもすごく良いですが、それだけじゃなく、この作品のスケール感と映像、そして音楽と全ての要素が完璧に組み合わさって映画の最高到達点に達している気がします、その完成度の高さに何度も目頭が熱くなり泣けました、ここまでの作品には滅多に出会えないと思います、それぐらいホントに凄い高い完成度の作品に仕上がっています
1980年代、MTV全盛期と重なり映画本編中に人気ミュージシャン達が書き下ろした新曲の数々が流れ、それらの楽曲が1枚のサントラに収録され爆発的に売れる映画と音楽の融合という一大ムーブメントが巻き起こり、その代表作が「トップガン」「フラッシュダンス」「フットルース」「ビバリーヒルズコップ」など
その仕掛人が伝説的プロデューサーコンビの"ドン・シンプソン&ジェリー・ブラッカイマー"さん、ドン・シンプソンさんは私のアクション映画ランキングNo.1の「ザ・ロック」を残し他界してしまい、その後はジェリー・ブラッカイマーさんだけで引き続き「アルマゲドン」や「パイレーツ・オブ・カリビアン シリーズ」「ナショナル・トレジャー シリーズ」などの世界的ヒット作を次々と生み出し現在に至るわけですが、本作のオープニングでは80年代当時と同じ"ドン・シンプソン&ジェリー・ブラッカイマー プロダクション"という赤が基調の稲妻ロゴで始まります
この始まりを見ただけで作り手の「トップガン」第一作目に対する強いリスペクトと何十年も経った今、続編を作る事に対する大いなる挑戦と偉大なる決意を感じ、これはやってくれるだろうと確信しました
本編はマーヴェリックが成功確率が極めて低い極秘ミッションに集められたトップガンチームの指導者として召喚され、その中には前作で亡くした相棒グースの息子ルースターがおり、彼との軋轢と和解、そしてルースター自信の成長を主軸にストーリーが展開されます
そんな感動ストーリーに負けず劣らずの見所となるのが、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーさんが「恐らく最初で最後になるだろう」と語っている、戦闘機F18-スーパーホーネットでのライブアクション
コクピットに何台ものカメラを付け、実際の俳優達が乗り込んで何Gもの加速度に耐える悲痛な表情がとても印象的です
CGが当たり前の現代ですが、やはりライブアクションは迫力が違う、これができないなら続編は考えないといい続けてきたトム・クルーズさんの真意がよく伝わってきました、とにかくかつて見たことのないド迫力の戦闘機アクションも見応えたっぷりです
そして極秘ミッションの撤収時に撃墜されたマーヴェリック、もしかして死ぬっていうベタな終わりかたか!?と思ったら、墜落前にちゃんと脱出、助けようとして同じく撃墜され脱出したルースターと敵地に潜入し戦闘機を盗んで敵地脱出、その戦闘機が前作で世界的に有名になったトップガンの代名詞的 名戦闘機F14トムキャットというところが鳥肌MAXでした
そしてラストはそのトムキャットと敵の最新鋭戦闘機との手に汗握るドッグファイト、と最後の最後まで盛り上がり、見応え満点です
と、最初から最後まで魅せに魅せまくる本作、キャスティングもすごくよかったです
マーヴェリックの恋人を演じるジェニファー・コネリーさん、すごく綺麗で色っぽくなりましたね、素敵でした
そしてもう1人、トップガンのメンバー フェニックスを演じるモニカ・バルバロさん、目力のあるクールビューティですごくカッコよかったです
そして何といってもトム・クルーズさん、ホントに還暦近い?と思うぐらい、すごくカッコよかったです、ホントにスターの中のスターですね
そして最後にレディ・ガガさんが歌う主題歌 "Hold my hand "がこれもまた最高の名曲、本編途中でもかかかりますが、やはりラストからエンドクレジットにかかるところがムチャクチャ良かった、心に染み渡りました
とにかくどれだけでも語れそうな本作、本当に近年に無かった最高の1本、ぜひ大きな劇場スクリーンで観てほしいです!