「トム・クルーズは一流の映画人」トップガン マーヴェリック キーヤンさんの映画レビュー(感想・評価)
トム・クルーズは一流の映画人
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トム・クルーズは観客が何を求めて続編を観に映画館へ足を運ぶのかを理解していて、
物語、ファン心理、興行収入のバランス感覚が優れていると思う。
ピート・ミッチェルは伝説の英雄だけど、グースという相棒を失った過去がある。
その過去は前作を観た観客も共有していて、共に年齢を重ねている。
この映画はその時間が活かされていて
非現実的であり、リアリティは無いかもしれないが、トップ・ガンを好きな人達が観たいと思っているものを全部観せてくれる。
やっぱりマーベリックにはF-14に乗ってほしいし、後席にグースの息子が乗っているなんて…
あからさまだけどグッときてしまう。
因縁の脱出装置をまた使うのか?
という場面もファン心理をよく分かっている。
唯一の減点はデンジャーゾーンのイントロが端折られていたこと。
あのギターリフが聴きたかったなー。
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