「4DX吹替版で鑑賞。」トップガン マーヴェリック こまママさんの映画レビュー(感想・評価)
4DX吹替版で鑑賞。
前作を観ていなかったので、アマプラの吹替版で予習したんですが、吹き替えの声がびっくりするくらい合ってなくて、全く感情移入できないままとりあえずストーリーだけ記憶しました(字幕で見直す余裕はなかった)。
それでも観ておいてよかった。がっつり続きのお話でしたね。
ワクワクとドキドキと手に汗握る攻防戦と、これぞエンタメ!な映画で、4DXにしたこともあってすごく楽しめました。
物語もわかりやすいしかといって薄くもなくしっかり作り込まれていて、撮影なんてどうやって撮ったのか不思議なくらい迫力あって、もうカンペキでしたね。
でも。
戦争ものは苦手なんですよね〜。特に片側からだけ見ていて、敵も人だということを認識させてくれないお話は。
自分達が亡くした家族や仲間を人生かけて想ってるのと同じように、敵にだって人生も大切な存在もある。
ミッションが成功して全員が無事に帰って来れて、やったー!ってお祭り騒ぎしてる時、敵には亡くなった人がいたかもしれないしもしかしたら非戦闘員が犠牲になってるかもしれないってこと、この人たちはどう思ってるんだろうとか思っちゃって。。
敵は悪だから悪を退治したんだ!自分たちは正義なんだ!って感じだから、あんなお祭り騒ぎができるのかな〜。
じゃなくて、ちゃんと敵にも大義があって命をかけて闘ってることを認識した上での勝利だからこそ喜ばしいってことなのかな〜。
敵機を撃墜した数が名誉になるんだから、そんなこと考えないようにしてるってのが一番正解に近いんだろうけど、だとしたらやっぱり、苦手だな。。
とりあえず、敵=悪だと思えば楽しめたし、みんなが熱狂するのもわかるすごい映画だなとは思ったので、観て良かったです。