「第4世代から第5世代へ(no. 1118)」トップガン マーヴェリック バタピーさんの映画レビュー(感想・評価)
第4世代から第5世代へ(no. 1118)
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第4世代戦闘機で名を上げたマーベリックと同僚の息子であるルースターとの関係性を描いた物語。
教えているつもりが、自分も下の世代から教わっていることってあるのかも知れないと思った。
「Don't think, just do it!!」
若い時分に切磋琢磨したアイスマンの意志と共にマーベリックはルースターを立派なパイロットに育て上げる。
そして最後、ルースターとハングマンが空母の上、達成感の溢れる笑顔で抱き合う。
マーベリックとアイスマンがやってきたことが再び次の世代にも受け継がれた。
しかし戦闘機の性能は桁違いに変わり、ドローンの発達による精鋭パイロット不要説もちらほら出てくる時代。
ハングマンやルースターにはマーベリック達の時代にはなかった苦難が待ち受けるだろう。
しかし、きっとまた障壁を乗り越え、この中の誰かが海軍大将に、誰かが困難なミッションの責任者に、誰かが次の世代を育てる役割に就くのだろう。
次の話があるとすれば、
ルースターがF35で第6世代戦闘機と戦って被弾。部下と共に放棄されたF18で(F14の方が激アツ?)生還と言った流れだろうか笑
一時代が終わるというのは寂しい気持ちもある。
でもそれは誰かによって何らかの形で引き継がれてゆく。
そのことを胸に、寂しさをぐっと堪えて、晴れやかに次の世代を見守ろう。
そして次の世代はその気持ちを背負って、責任を持って“第6世代”へ繋いでいってほしい。
IMAX, Dolbyで鑑賞
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