「Thank you Tom Chruise!!」トップガン マーヴェリック keytonさんの映画レビュー(感想・評価)
Thank you Tom Chruise!!
前作『トップガン』は私自身生まれていないときに作られた映画で、観たことないけど「伝説の映画」という印象で、DVDの予告編で見た程度の思い出です。なので、観に行く前にYouTubeで『トップガン』のあらすじや今作の概要を知ったうえ、IMAX上映で観に行きました。
予想以上のストーリーと戦闘機を使ったカメラワーク、そして世代を超えた絆が最高でした。
隠居同然の海軍大佐ピート・ミッチェル(マーヴェリック)は新型戦闘機のテストパイロットでマッハ10の壁を越え、さらにマッハ10以上の速度を出しすぎてしまい除隊寸前のところで旧友アイスマンの計らいで「特別ミッション」を達成させるためにトップガンの教官になってほしいと半ば強引に命令を下す。血気盛んな若手トップガンの中に亡くなった相棒「グース」の息子がメンバーにいると知ったピートは複雑な心境の中、独自の計画で訓練を進める。
「必ず一人は死亡するミッション」に伝説のパイロットはいかにして全員生還の目的を成し遂げるのか。
正直、前作を観ていなくても全然楽しめる映画でした。ミッションの内容は『スターウォーズ/新たなる希望』のデス・スターを破壊するような内容で非常にわかりやすい。
しかし、今作の見どころは「Gを映像で体感する」ところが最もすごかった。まるで現実とフィクションの融合を体現したような映画でした。しかも、トム・クルーズが教官という立場なので、若手トップガンたちはハリウッドスターを目の前に緊張と高揚の絶妙な演技で本当に訓練を受けているようなリアリティのある映像でした。
ただひたすら訓練するだけでなく、ビーチでアメフトをしたり、かつての恋人とデートしたり、イチャイチャした後元カレの娘に見つかったりシリアスだけでなく友情、ラブロマンス、コメディの要素も盛り込まれていたのでリラックスして楽しめました。
物語最後には「さすがに死ぬだろ」と思える状況の中トム・クルーズは度肝を抜く方法で窮地を脱出する瞬間は私の心の中はスタンディングオベーションを送りました。