「兎にも角にも。ドッグファイトに限るよ。」トップガン マーヴェリック bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
兎にも角にも。ドッグファイトに限るよ。
「ならずもの国家の核兵器工場を破壊せよ」がミッションです。
まさに「敵基地/拠点先制攻撃」じゃ、あーりませんか。なんてタイムリーなw
でもでもでも。仮にですよ。我が国が目指す改正後の憲法下であっても、これはやり過ぎ。と言うか、逸脱。と言うか、なんぼ先制っつっても早すぎです。さすがアメリカじゃね。
いずれにしてもですよ。少なくとも2020年時点で、南シナ海から東シナ海にかけての軍事アドバンテージは、あっち側に渡ってしまってる訳で。あっち側の兵器がハッタリじゃなければですが。今日の、ミサイル防衛もままならない危機的状況からは、一日も早く抜け出したいところですし、「ICBM一基を撃ち損じれば10発の核弾頭が日本人の頭上に降り注ぐ」と言う事実を、日本人は理解してなきゃいけません。2つの周辺国は核ミサイル攻撃をほのめかした恫喝を、日本に対して実際にしてますし、北方の隣国は北海道の主権を主張しています。更に言うと、この人たち、国連も国際司法裁判所もクソ扱い。話が通じる相手じゃないんですから。
映画本編の方はと言うと。大衆アクション・エンタメの王道です。なんで、多少ユルユルだったりします。
攻撃対象である核兵器製造プラントには、GPS撹乱のジャミング装備があり、GPS誘導爆弾が使えない。だからF-35ではなく、レーザー誘導装置の積載対応が可能なF-18を使うと言う前提条件。
そもそもですよ。
衛星画像のINS誘導でも、あのサイズのターゲットには十分な気がするんで、鼻っから巡航ミサイルの飽和攻撃と貫通弾で済んでしまうんじゃないかと。敵空軍基地にトマホークを撃ち込むくらいならw
とかとか。
撃墜した敵機のパイロットは生捕りでしょうに。
とかとか。
鹵獲されたクソ古いF-14のフレアがバリバリに機能したりするとか、第五世代とのドッグファイトで勝っちゃうとか。F-22も、最初のうちはF-16に打ち取られてたらしいですけどね。
もうね。仕込みがあざと過ぎるって!ってのはある一方で。
そのあざとさを、受け入れてしまえば良いだけの事ですがな。
実力を見せつけるSu-57相当機(w)相手に、F-14トムキャットで勝負するしかない無茶無謀。もうね。有視界ドッグファイトですもん。相手が良いトコ間抜け。これが友軍機体のF-22ラプターだったりしたら、絶対に距離を取ってアウトレンジからのミサイル攻撃でしょうから。
あ。また突っ込みだしてるw
突っ込み禁止だってw
もう、良いですよ。なんだって。兎にも角にも、ドッグファイトです!
「ほぼ」音速の曲芸飛行です。音速は超えてないようですけど。
で、フォースを使わずにターゲットに爆弾を放り込むと言う、ルーク・スカイウォーカーも真っ青になる超技術でミッション成功。
ムネアツもロマンスも、あざとすぎるし、「ならずもの国家」の設定も安易だし、ツッコミどころも満載ですが。
良かった。かなり。
興奮した。とっても。
兎にも角にも。空軍に限るよ。
あ。ちゃうわ。海軍所属の飛行機乗りだったw
戦闘機について調べていたら、零戦まで出てきました。
今作は4機編隊なので、シュバルム(フライト)ですかね。
エレメント(ロッテ)が、2機で最小単位と書かれていました。
そう言えば、劇中でルースターが遅れた時、2機ずつになっていましたね。
bloodtrailさん!
ご丁寧に教えていただき、ありがとうございます!
2機1組なんですね。
何があるか分からないし、危険な任務だからでしょうね。
スッキリしました!
ミサイル攻撃には、私でも『あれ?』と思いました笑
bloodさん
コメントありがとうございます。
なるほど、イランですか。
調べたら、現在F14が現役でイラン空軍に残っている様ですね。雪も降るし、森もある。なるほど、です。
それと、レビュー凄すぎです。
勉強になりました。
引き続きよろしくお願いします。