「凡作だった前作の格までも成層圏まで爆上げする壮絶なドッグファイトにドラマもギャグもロマンスも全部載せ、何杯でもお代わり出来るカロリーオーバーの大傑作」トップガン マーヴェリック よねさんの映画レビュー(感想・評価)
凡作だった前作の格までも成層圏まで爆上げする壮絶なドッグファイトにドラマもギャグもロマンスも全部載せ、何杯でもお代わり出来るカロリーオーバーの大傑作
もう冒頭にあのイントロが流れた瞬間から号泣。誰よりも仲間を大事にするが故に理不尽な上官の命令も華麗にスルーするマーヴェリック大佐の勇姿に全ての中間管理職はハートをブチ抜かれると思います。エリート気取りの訓練生達の鼻っ柱を盛大にへし折るドッグファイト、事故死したかつての相棒グースの息子ルースターとの確執、アイスマンとの固い友情、バー“Hard Deck”のオーナー、ペニーとの高校生カップルみたいなロマンスを絶妙なバランスで配してこれでもかとドラマを盛り上げるので気がついたらもうクライマックス。ホントに手に汗握ってしまう展開の最中に何度も泣き要素をブチ込んでくるのでハンカチを1枚しか持ってこなかったことを激しく後悔しました。要するに131分間ほとんど泣きっぱなしです。
バーのジュークボックスのボタンの番号他のトリビア、前作を知っている世代の脊髄にグサリと突き刺さるサントラ、ちょいちょい放り込まれる爆笑ギャグ、トッピング全部載せのラーメン二郎みたいな娯楽作をスープまで啜ったところでエンドロールのトップを飾る言葉で残っていた涙が全部流れ尽くします。もうこんな大傑作を作ってくれてありがとうございますと笑う膝を押さえながら深々とスクリーンに一礼してから4Dx版のチケットを買いに行きました。
そういえば、サントラの演奏陣のクレジットにチャド・スミスが混じってました。次回鑑賞では心して聴きます。毎回楽しみにさせて頂いているバイクシーン、前作のハーレーに対して今回はアレです。そこでも1回泣きました。
アレってkawasakiのことですよね?
バイクのことよく知らないのですが、他にも萌えポイントがあったのですか?
なんにもわかってない!と叱られそうなコメントですみません🙏🏻