「好きだから…」劇場 しろくろぱんださんの映画レビュー(感想・評価)
好きだから…
…いつまでもつだろうか
と常に不安を抱えて生きている
永田(山﨑賢人)売れない劇作家
そんな不安の中、沙希と出会う
出会いから別れまでを描いた
・・劇場
永田目線で進んでいく
…永田のモノローグ作品
あまり人と話さない無口な永田
そんな永田に合わせ気遣う明るい沙希
ほぼ山﨑のナレーションで永田の心情は
わかっていくけど
沙希の心情はと言うと…
最初わからなかった
今回、再鑑賞してわかったこと
…沙希が(松岡茉優)
永田からプレゼントされた財布
財布を貰い泣いて喜んだシーンと
別れる決心をして永田に思いの丈を
言い放ったったシーンで沙希の心情が
わかった
自分勝手でワガママな永田にとって
ワガママを受け入れてくれる存在
沙希は一番安心できる安全地帯
安心して帰れる場所
でも、
沙希が傷つき心が壊れて
実家に戻ることになり
一番大切な人は…
大人に成りきれていなかった永田
本当に永田の才能を信じていた沙希
女性にはタイムリミットがある
そこで沙希は思い悩んでいたと思う
最後はいままでの事を劇場に
置き換えて舞台で永田が演じていた
なるほどねという感じに
…ラスト
客席で涙ながらに“ごめんね"
という沙希の気持ちが本当に切ない
〈一番会いたい人に会いに行く〉
永田の言葉が心に響いた
★を一つ足します
[追記]
山﨑賢人の風貌が今上映している
アンダーニンジャに似ている
2025.1.29
・・・・・・
Amazonプライムでの鑑賞。
山崎賢人主演。又吉直樹原作。
楽しみにしていた作品です。
全体としてはあまり山場がなく時代風景が火花に似たところも感じました。
火花は芸人そして今回は劇団。
あした生きていけるかどうかも分からず不安でいっぱいな時に沙希と出会う。
自分の才能を信じひたすら脚本を書きアルバイトもせずに沙希のヒモ状態。
人生。思い通りにいかなくて、おもしろくない感情を沙希にぶつけて。。永田の苦しさやるせなさに共感できるところがありました。そして沙希の様な女の子がいるんだ。と。好きだから。
序盤、山崎自身の声も演技と一緒に入っているので本を読んでいるような錯覚を覚えました。最後、今までの沙希との生活が劇になって演じて終わる。という展開に何者と重なるところがあって感動が今ひとつでした。
火花は最後、感動するところがありましたが。。
劇場は…。ちょっと残念です。
コロナで映画館に行けなかったのでAmazonで観られてよかった。でも映画館で観てたら星🌟が増えていた。?
共感そしてコメントありがとうございます。
「火花」「劇場」
両作品共、読まれてるのですね。
ラストシーン、劇中劇でしたか?
映画は2回観たのですが、印象に残ったシーンを
思い出して書きました。
又吉さんは、お話を聞くと、深くて、本当に素敵なかたですね。
サキさんは、自己犠牲のような愛し方で、
ぜんぜん共感出来ませんでしたが、松岡茉優さんがあまりに
役に成りきっていて・・・。
いい映画でしたね。
映画館の大スクリーンで観たいです。
感動を味わいたいです。
沙希は永田と共に生きていきたいと思っていて永田のわがままも受け入れていたのかな。と思ったりしました。
コメントありがとうございます。
そうですね。やっぱり劇場で観たいですよね。
私は、松岡美優がごめんなさいと謝るところがグッときました。変わったのは私、、、というところです。そっちが謝るのか、、、と。