ブラック校則のレビュー・感想・評価
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枠に縛られてない?
ジャニーズのアイドル映画かと思いきや、なかなかシリアス。ヒロインの女の子は個性的で、なるほどパリコレモデル、という雰囲気の子。やっぱり普通の女の子より抜きん出ていて、この子を選んでるところが監督のセンスの良さを感じる。だんぜん映画が締まる。
佐藤勝利は根暗で、高橋海人は明るくてそのままな感じ。
でも海ちゃんは、もともとアーティスティックな資質だからか、明るさが抜きん出てるし、正義感とかすごく伝わるから、ヒーロー役とかこれからも楽しみ。
昔からだけど、若い子達は差別や偏見の中で大変だなと思う。でも大人がまず縛られてるからいけないんだろうね。
変なカースト作ったり、分類したり。
みんなそういうの外して仲良くしたいものです。
生きづらいけど、ピュアな人達、頑張れって思います。
大人は嫌な大人になってないか、自分を見かえってみるのもいいかも。
自分と社会を見つめ直すきっかけをくれました
所詮ジャニーズの学園モノと敬遠するにはもったいない作品です!メインテーマは学校の校則ですが、家族の在り方や外国人労働者の待遇、障害との向き合い方など、現代を取り巻く種々のテーマが織り込まれており、それゆえ登場人物も多様。学生のみならず、今の社会に生きるすべての人に、自分を見つめ直し、世の中の在り方を考えるきっかけを与え、背中を押してくれるストーリーです。
シンドラやHuluと連携した企画ではありますが、それぞれある程度独立したストーリー構成であるため、映画だけでも充分楽しめると思います!もちろん、並行して鑑賞することで、謎が深まったり、謎が解けたり、という楽しみもあります。ドラマが終わったあとにもう一度みたいと思える映画でした!
変わらない青春
若さ故のもやもやを、ぬるく楽しく最後に熱く。
オンエア中のドラマ版で培ったチームワークによるブレないテンションが心地よい。
眠そうなモトーラちゃんのエモーション、そして高橋海人の止まらない才能に刮目!
ドラマも映画もそれぞれ楽しめる良作!
深夜ドラマのユルさが好きで、このブラック校則もドラマから見始めた。散らばる伏線がどう回収されるのか考察することも、少しずつ明かされる主人公たちの人物像も、ワクワクがとまらない。Huluもこれを機に契約。Hulu版は毎週ではないが、こちらも内容が濃い。ドラマ、Hulu、映画のどれかだけを観ても楽しめるとは思うが、それぞれ合わさると自分の中で復習できたり、考察が深まる楽しさが快感になる。
この作品の見所はキャスト陣の絶妙な掛け合い、存在感にもある。インパクトのあるキャスト陣の中で、本当に空気のような存在感の薄さの主人公・創楽は、普段アイドルとして輝いているアイドルの佐藤勝利。相棒役の中弥を演じるのもアイドルの髙橋海人。この作品においては、二人のアイドルらしいカッコよさを感じない。、むしろダサくてアツくてたまらない。中弥役の髙橋海人さんは、ドラマの初っ端から驚いたが、本当に演技が上手い。会話のリズムがいい。些細な動きにリアルな人間味を感じる。
映画を観た後でドラマの放送があり、また映画を見返したくなっている。
これぞ人間の弱さと強かさ。
アイドル映画と思われがちだが
主演のジャニーズ勢は日頃のキラキラが影も形も無い冴えない少年を見事に演じている。
すごくダメ人間でも無い悪人でも無い
でもイマイチ根性が無い冴えない少年である。
登場人物は本当に皆ダメな部分や冴えない部分
やキラキラしているように見えてコンプレックスの塊だったり。。。
そのダメさが本当に見事なリアル。
物語終盤の主人公の反乱はカッコ良くは無いのだが自分の思いを振り絞る勇気が愛おしくなる。
何となく自分のダメさも他人のイヤな部分に
向き合うことができる
稀有な作品。
これは子供にも大人にも観てもらいたい作品である。
疑問が残る映画だった。
海人くん樹くん目当てで見に行きました。
2人の演技は良かったと思うし、また見に行きたいと思ってます。(これはオタク心ですが...)
しかし、内容で気になるところがあります。
「自由」を題材にしているわりには、中で出てくる校則に抗う行動や最後の終わり方は、本当に自由なのでしょうか。あのような行動により迷惑に思う生徒、近隣の方への迷惑など、創楽と中弥の2人では責任が取れない部分が出てきます。それは「自分勝手」な行動になるのではないでしょうか。苦情が入れば学校の責任になります。2人は怒られれば済む話でしょう。しかし学校の信用問題に関わり、2人が起こした行動による面倒は結局は学校が対処しなくてはいけません。それは完全に自分勝手な行動です。自由とは自分が責任を取れる範囲内で行動することです。
また、これはフィクションなので議論する点では無いと思いますが、、、
彼らはこの校則を認識した上で入学しています。組織に属するということは、定められた決まりを守ることは絶対条件だと思います。それをより良くしようとすることは大切だと思いますが、自分勝手に行動し、覆そうとするのは考えがあまりに浅はかで幼稚だと思いました。
これが自由を手に入れるための一つの行動として若者たちに認知されるのはとても怖いことだと思います。
もちろん、先生が生徒に暴力を振るったり、大声で脅迫を行う生徒指導は絶対にあってはいけないことだと思います。そこは、最後に校長が対処したので良かったのではないでしょうか。
いまいち、モヤモヤ感が最後に残る映画だったと思いました。
勇気を貰えた
劇中での月岡中弥の「自分に許可を出すのは自分自身だ」といった内容のセリフが非常に印象に残った。
作中で小野田創楽の背中を押すために言っている言葉だけれども、これは全てのことに当てはまると感じ、観ていた自分もなんだか背中を押された気がした。
好きな子のために校則を変えようと必死になってもがき、全く想像も出来なかった展開を作り出し、周りを変える様子は、何かをやろうとするけれどもなかなか行動に起こすことが出来ない人を勇気づけられるものなのではないかと感じた。
主人公小野田創楽と、その親友の月岡中弥の会話の雰囲気もとても自然で微笑ましく、クスッとなるところもところどころにあり面白かった。
また、主題歌である「麒麟の子」が流れると気持ちが高ぶる。
映画館ならではの迫力のある音で、この映画の内容としっかりと合った楽曲が流れるのがたまらなく素晴らしい。
映画の内容はもちろんだが、この主題歌を映画館で聞きたいのもあってまた見たくなる映画だと感じた。
想像よりずっと良かった
勝利くん目当てで観ましたが、良かったです。青春にありがちなドタバタした映画を想像していましたが、けっこうシリアスで、リアルな学校生活を送っていました。
リアルな青春モノを観たい人におすすめです。
ジャニーズ映画だと思ってたらもったいない
終盤、鳥肌が立った。
会話が繊細で、言い回しが高校生っぽくてリアルだった。そして、面白い。タピオカで人救おうとするの、高校生くらいでしょ。(笑)
創楽と中弥の2人の相性もバッチリ。
主人公が最後爆発するシーン最高だったなあ。
ドラマ、Huluが完結したらまた観に行きたい!
今の高校生の声が聞きたい
映画のタイトルの通り、最近話題の「ブラック校則」が本作のテーマとなっていた。地位や年齢は関係なく、それぞれが抱える葛藤や苛立ちが非常にうまく表現されていた。この作品を制作した監督は、本作で登場する森先生のように、今の高校生たちのために映画を作ったんじゃないかと感じるほど、作品から熱意が伝わってきた。この作品を通じて現代を生きる高校生たちがどんな感情を抱くのか、そんなことを考えてしまうくらい影響力のある作品だった。
頑張れ、しょりお。
ドラマの冒頭、ふたりが海岸でボソボソ話しているシーンが妙にツボにはまり、毎週みています。
映画では、キャラクター全員が、等身大の行動力で目前の超えるべき壁を自力でなんとか超えていく姿にとても好感が持てました。主人公は勿論、クラスメイト、担任の先生(笑)も。
最後、生徒たちが何で過激なコスプレをしているのか、その理由も本当に微笑ましい。
今後のドラマのストーリー展開も楽しみです。
それにしても……佐藤勝利くんは、冴えない陰キャを演じると日本一だなぁ…とつくづく感心しました。
面白かった
軽ーいノリの映画と思っていたら、結構ガチでブラック校則やってて驚いた。見ていてこっちが息苦しくなりそうなほどストレスだらけ、特にほっしゃんの暴言教師は迫力あった。でも一番うざかったのは妹かな。主演2+1人もとても良い。野ぶたの雰囲気似てるなと思っていたら、プロデューサー同じだった。
ただのファンのための映画だと思っていたけど、そうではなくファン以外...
ただのファンのための映画だと思っていたけど、そうではなくファン以外の人へも響く。映画の最後の方のみんなが立ち向かっていくシーンが圧巻でした。日本の全学生、社会人に見て欲しい。自分の価値観というか人生観みたいなものが映画を見て変わりました。ここ最近で1番の映画です。ドラマも深夜枠なのが勿体ない。
ドラマ、Huluを見てこそ楽しめる映画
ドラマ、Huluと何となく見ており、主演の子とその相棒が何とも可愛らしいなと思っておりました。せっかくなので映画も見るか!と鑑賞したのですが、1回目はどこかモヤモヤが残るものでした。そこからまたドラマとHuluは見続けており、本日友人の一緒に見て!という頼みもあり(笑)、2回目の鑑賞に至ったのですが、1回目見た時よりも何倍も面白く、あっという間に終わっていました!
1回目でモヤモヤが残った理由はただひとつ、真剣にドラマとHuluを見ていなかったから。改めて見返して、1回目の鑑賞で大まかなストーリーを把握してから見た2回目の映画は、なるほど!あー、そういうことか!とドラマHuluとリンクする場面に気付くことかでき、とても面白い映画だと感じました。きっとこれから続くドラマHuluを最後まで見た後にまた映画を見れば、更に楽しめるのだろうなと思います。私はぜひ見ようと思っています。人生で初めて3回目も映画館で見たいなと思った作品です。
演技についてですが、主演の男の子もその相棒の男の子もジャニーズだということもあってビジュアルは綺麗です。しかし、普段キラキラアイドルをやっているとは思えない主演の子の地味な役の演技はもともとそういう子だと思えるほどですし、相棒の男の子は陽気な自由人かと思いきや影のある個性的な役を違和感なくやり遂げています。役に違和感がなく、ジャニーズの映画だなんて思わせない演技のうまさ、そして味わい深い内容でした。そしてヒロインのモトーラさんの不思議なオーラ、美しさがこの映画の核になっていると感じました。
ドラマ、Huluを見ることで、映画が何倍も楽しめる作品です。
久しぶりにもう一度観ようと思った作品
感動。個々を考えさせられる作品。自分を認め、他人を認め、個性を尊重するといういまの多種多様性が求められる時代にあっている上で、自分自身の在り方を考えるきっかけになった。
正直、ジャニーズ主演となると内容より顔重視かと思っていたが、今回はいい意味で裏切られた。根暗で自信のないごく平凡な高校生が声をあげるまでの過程の心情の動きをよく表情に表せていたと思う。
とりあえず、もう一度また観たい。久しぶりにそう思わされた作品。
テンポと間が絶妙な映画でした
面白い映画でした。ドラマ、Huluを3話まで視聴して、公開初日へ映画館へ行ってきました。1話のあのシーンが、このシーンの伏線なっていたんだ!と思うところが多く、よく見ないと気づかれないような小ネタも多く散りばめられていて、まず制作陣の愛と熱量を感じました。
予告やタイトル、ティザーにあるように、メッセージ性が強いストーリーとなっていて、ただの単純な青春ストーリーではないと感じました。と、同時に、すごく普通の青春ストーリーにも感じました。それぞれが抱える悩みや葛藤がとても等身大で、そんな状況を打破するための魔法の力が出てくるわけでもなければ、殺人や推理などのサスペンス要素もない。ただみんながそれぞれの場所でそれぞれの人生を精一杯生きているんだというすごくシンプルなことを、改めて思い出させてくれました。私はもう社会人であり、なにかルールやフローを変えるには予算や、効果を表すKPI、その後の損益比較などなど、自分の感情一つで気軽に行動ができない。でもこれは私がお金という対価をもらって労働している以上仕方ないことだし、そうでなければいけないことだと思う。ブラック校則には学生にしかできない自由と、行動が描かれていた。徹底的に学生目線のだからこそ、時にくだらなくも感じるし、歯痒い思いもする。でも、いつまでも人は子供でいられないから、その刹那な瞬間を全力で生きている姿にぐっと来ました。
また要所要所に流れる音楽が非常に美しく、重厚な音色はどこかパイプオルガンを彷彿させ、私には宗教音楽のようにも聞こえました。日本には神道という”神様”に対する信仰がある。この世のすべてのものは神様から生まれてきたものであり、そこに存在している私たち自身が何にも代え難い尊い存在である。私はこのブラック校則にそんなテーマを感じました。僕はここで生きている、ここで生きていいんだ。誰もがそれぞれの美しさを持ってる、茶色い髪、声、悲しみを隠す笑顔、一人で立てない足。同じものは2つとなくて、誰も自分の代わりはできない。エンディング曲であるSexyZoneの”麒麟の子”の歌詞に「We're Wonder Child!」という歌詞がある。まさに、これ!この曲がこの映画のエンディング曲で本当に良かったと映画館で感じました。
役者陣もとても良かったです。ものすごく華がある役者さんが出演していたかと言われると、正直そうではないが、非常に勘のいい演技をする方たちが多く、演出家さんの意図をとても丁寧に汲み取っているのだろうなと感じました。特に主演の佐藤勝利くんと高橋海人くんの対応力の高さはさすがジャニーズとい思いました。そんな絶妙な掛け合いとテンポの中で一人存在するモトーラさんの存在感がすごかったです。キャスティングについては納得の◎。やっぱりオリジナル映画はいいなと思いました。
ドラマ、Huluは今後も配信が続きます。映画の中で不可解だった数字や演出がまだまだあり、ドラマを見終わったあと必ずもう一度映画館へ足を運ぼうと決めています。
私はこの映画にとても宗教性を感じましたが、この作品のいいところは全体的に余白が多く、見る人の年代や現在置かれている状況などでいろんな感じ方ができるところだと思います。私自身、鑑賞後は、あぁそういう見方も面白そう!とレビューサイトを読み漁って楽しんでいます。ぜひ映画館へ行って、多くの方に多くのブラック校則を感じてもらいたいなと思いました。
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