劇場公開日 2020年2月21日

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ミッドサマーのレビュー・感想・評価

全431件中、421~431件目を表示

4.0ある種、ハッピーエンド(なのか!?)

2020年2月21日
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鑑賞方法:映画館

「フェスティバル・ホラー」というキーワードに偽りなく、祝祭と恐怖が交錯する2時間強の物語でした。

事前の解説や予告編から想像する展開をあまり超えるものではないので、前作『ヘレディタリー』のような先の読めない展開を期待していたら、その点で少し意外でした。ただ、救いようのないように見える結末が、ある種の人にとっては救いになっているというところは、アリ・アスター監督ならでは、と思いました。

アスター監督は今村昌平監督の作品を参考にしたと話されていますが、後半の「ある展開」の描写は、むしろドリフターズのホラーコントを連想しました。ドリフターズは偉大だ…。

タペストリーやルーン文字、そして神話的な祝祭など、細部まで入念に仕込まれていて、全く見飽きません(情報量が多過ぎて、疲れてしまうことも)。

パンフレットは作品に寄せた凝った作りになっています。解説も豊富なので、本作を楽しんだ方は購入を是非お勧めします。

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yui

4.0ホラーではない

2020年2月21日
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鑑賞方法:映画館

怖い

幸せ

ヘレディタリーが面白かったのであの感じを期待して観に行ったのですがだいぶ予想とは違いました。

この映画の気持ち悪さは新興宗教に対して感じる気持ち悪さですかね〜
なので主人公目線で見れば悪い話じゃないというか、むしろ幸せな結末です。

ところどころグロいシーンはありますがよっぽど苦手でなければ大丈夫。
むしろ大抵が明るく暖かく美しい場面で多幸感に溢れています。
(ところどころザワつきますが)

この監督の作品は映像がとても綺麗で細かいインテリアや小物なども素敵でやっぱり好きだな、と思いました。
次回作も期待します。

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polkmn

3.0タイトルなし

2020年2月21日
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鑑賞方法:映画館

最後の微笑みが意味深でした。
色んな意味を込めた微笑みなんでしょう。

人の捉え方でラスとがハッピーエンドにも
バッドエンドにも変わる作品。

私的にはバッドエンドかも。

洗脳の怖さと、人の普通の基準が環境で様変わりする。

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minbk

4.0めまい

2020年2月21日
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鑑賞方法:映画館

噂通りの強烈なインパクト。
ストーリー展開が全く読めないスリリングさと、要所要所に映る先を暗示させる絵画が観ている側の心拍数を上げていきます。
更に起こる事の描写がこちらの想像を超えていくので、より強烈。
見方によれば、度を超えたコントのようでもあり、途中からこれは何を見せられてるのか混乱してしまいそうな感覚さえありました。
毎年、夏至が来るとこの作品を思い出しそうです…笑

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kbc

3.0ひょっとしたら深い話なのか?

2020年2月21日
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正直に言えば、ダラダラとした作品のように思える。
ただ、ラストのヒロインの表情を見たら、
今まで、自分たちの一方的な正義感を振りかざして他人の家に土足で入り込んでいったあの国に対する皮肉なのではないかと思えた。

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ムーラン

2.090年に1度の無茶振り祝祭設定と長いタラタラ話

2020年2月21日
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鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

家族を亡くし、精神的にも追い詰められている女性が彼氏&その男友達と一緒に、民族学勉強も兼ねてスウェーデンの村へ伝統祝祭を観に行く話。

「ここはスウェーデンだよ」とか「白夜だよ」とか言われても映像的にはイマイチピンと来ないが、見知らぬ土地で地方のお祭り、儀式観るならこんな感じだろうな感は味わえる。

90年に1度という祝祭の長いサイクル設定も、長々と何日も祝祭をしている映画内容を観る側に納得させる一要因なんだろうな。

しかし、その設定に反比例するかの様なカルト儀式の一部(監督らしいオカルトビックリネタ内容)には個人的に観る熱が中盤から冷めた。

90年に一度の祝祭だぜ?
そのサイクルで村民のこの祭慣れは無いわ。
身近な村民が死んでも平然。当たり前の様。

これが最低5年に一度で村民慣れ感あるなら分かるけどね。その態度なら毎年練習してるのコイツら?感あり。長老の老婆がアドバイスしてるにしても無理がある。

また、ただただ異文化を受け入れ、あまり行動をしない主人公達もどうだろうか?
民族学研究なら、「最低限ビデオカメラぐらい廻せば?」とも思っちゃう訳で。

芸術的カルトに見えがちですが、そこそこ考えれば映画内容が異文化で怖がらせたいだけだもの。
祝祭の意味や重要性が全然伝わって来ない。
監督は怪しい匂い薬で話全て誤魔化すんだろうね。
映画の尺取り過ぎ。
2時間半は要らん。

この監督は前作も踏まえ、こんなモノしか作れないのだろうなと実感しました。

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巫女雷男

0.5気持ち悪くなる

2020年2月21日
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鑑賞方法:映画館

最低、最悪な映画。

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おさむ

4.0美しくて残酷☆

2020年2月12日
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鑑賞方法:映画館

北欧の文化をベースにした衣装、食器、建物から背景の自然に至るまで、スクリーンに映る全てに意味があり物語がありそうな圧倒的な熱量。素晴らしく美しい映像と芸術的な造形のオンパレードでありながら、繰り広げられる行為は奇妙で不穏という絶妙なバランスが最高でした☆

私たちの目には残酷に映る風習でも、それらは彼らにとっては文化であり大切なこと。私たちの価値観でそれを批判し、止めさせるような行為は傲慢なことなのかもしれない。そこで幸せを見つけられれば、ある人にとっては地獄でも、その人にとっては天国になる。

悲しみに寄り添い共感することでコミュニティーは確固たるものとして育まれていく。家族的な集団や自分の居場所を追い求めるのは人の常のような気がした。

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ジジョ

4.0凄く味のあるイカれ映画

2020年2月12日
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友人に誘われて試写鑑賞。
中身を全く知らないまま面白そうと見に行ったが、解説してくれた町山さんも言っていた通りヨーロッパ版姥捨山と言える。
ホラー映画の装いでグロいシーンやくそイカれたセックスシーンなども出てくるが、実はすごーくヒューマンドラマ。架空の設定とはいえスウェーデン旅行はちょっと後回しにしようという恐怖心は覚えました笑

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なつお

4.0爽快感の裏にあるのは不信感だらけ…。

2020年1月31日
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鑑賞方法:試写会

楽しい

怖い

幸せ

ザワザワ、ザワザワ
ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ
変なザワザワ感が心を満たす。

こういう気持ちは一体なんて言うのだろう…。
不安がいっぱいで、収集のつかない感じ。

「変なもの観ちゃった」と言ったら、監督に失礼かしら?

この映画の評価はすごく人によって分かれそう。

監督はこの映画を、ハッピーエンドと言うけれど、私はどう観ても悲しいバットエンドにしかならなかった…。

なので総合的に言うと、なかなか共感するのが難しい映画。

色々と伏線を張って、観る人を楽しませるように思考を凝らしているようですが…。
一回観ただけじゃやっぱり全然分からないよね(笑)

2.3回観ないと、この映画の面白さは理解できないのかもしれない…。

主人公はPTSD に苦しめられている1人の少女。
恋人に勧められて、スウェーデンの村に安息を求めて訪れるのですが…。

色とりどりのお花に、笑顔いっぱいの村人たちに心を癒すはずだったのか、何かがおかしい…。

微妙なズレが徐々に加速していって、気がついたら、もう戻れないところまで来ているのですから恐ろしい…!

主演のフローレンスピューさんの、迫真の演技がとても素晴らしかった!
彼女は、「ストーリーオブマイライフ」で天真爛漫な出演しているのですが、その役柄は正反対…。

この映画では、心に闇を抱え、彼氏にも信頼を置けない病んでいる少女。

同時期に2つの映画を撮るなんて、とても過酷だったと思いますが、見事に役を演じ分けている、その天才的な演技に魅了されました。

特に後半の30分は、映像に釘付けになるほど。
美しく平和な世界とは、程遠い人間不信になりそうな映画に面食らいました。

個人的な感想としては、今回の映画は無いなと思ってしまいました。
でも、本当に意見の分かれる映画だと思うので、私の感想はあくまで個人の感想ということにしてください…。

登壇されたイケメンの監督の、優しそうな雰囲気がとてもギャップアリ!
どうしてこんな温和そうな人が、こんな殺伐としたダークな映画を創れるのか…⁉︎
人を見た目で判断してはいけませんね…。

意味深な映画をありがとうございました
(^^)

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ガーコ

4.0来年2月21日公開の本作 11月2日の東京国際ファンタスティック...

2019年12月31日
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鑑賞方法:映画館

来年2月21日公開の本作
11月2日の東京国際ファンタスティック映画祭のオールナイト上映で鑑賞
過度の期待しすぎは良くないって解ってるんですがアリ・アスター監督の前作
『ヘレディタリー/継承』が自分の好きな
ツボをこれでもかってくらいに刺激してくれたのでやはり期待値はあげざる終えず。
けれどそんな期待値はあっさり越えてくる
個人的にまたもや大好物な作品になりました。
上映前に、細かい部分の映像も見てくださいねと前説があったんですが
あれを映像であんな風に表現するとは
いやはや、ほんとに恐れい入りました。
全編に渡り不思議ちゃんな雰囲気が漂ってるんですが、僕は好きな世界観。
ヘレディタリーのようにキツイ描写も
ありますが、全体的には🌸🥀💮🏵️🌺🌷が
広がる優しくも妖しい世界。
脚本も監督が書いているので世界観の
ブレはないでしょうね。
主演のフローレンスピューは
ティミーとの共演となる「若草物語」や
マーベルの「ブラック・ウィドウ」の
公開が控えてるので来年はさらに注目の
人になるのかなぁ。
ジャックレイナーはまさに体当たりと
なった役なので色々見応えあると思いますよ😏

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とみまる