ミッドサマーのレビュー・感想・評価
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話題性に釣られて鑑賞するも?
昔からこの手の作品は良くあったが今の時代劇場公開中作品たしては物足りなく細工が無さすぎ冒頭から村に入るまでテンポが遅い全体的にミョーな緊張感のある雰囲気が足りず平凡すぎラストも何かどんでん返しがあるかと思ったがあれじゃ当たり前過ぎ 彼等の中に造反者がいて組織を崩壊させたり1人命からがら脱出出来たような良くある衝撃のクライマックスを期待してたのに‼️
性描写、狂ってる!
監督がダニーに投影されているとしたら他の登場人物もモデルがいるのだろうか?
マイノリティをどこまで認められるか?
昨今世界ではアイデンティティの尊重や、マイノリティを否定しないことを美学とする風潮がある。とくに欧米ではその傾向が強いように思う。
本作はまさにそれらをどこまで認められるか?を問われていたように感じた。
主人公たちは、スウェーデン人の友人から「地元で90年に一度の由緒あるお祭りがあるから行こう」と誘われる。
人間というのは不思議なもので、'お祭り'というだけで奇妙な催しを受け入れてしまう。ここはこういう文化だから尊重しよう、と勝手に納得してしまうのだ。作中であきらかに常軌を逸した儀式が行われるのだけど、主人公たちはそれを戸惑いながらも受け入れる。
もしこれが、「うちの宗教団体で90年に一度の儀式があるんだけど」って誘いだったら即通報してると思う。(そもそも行かなかった可能性が高い。)それだけ'お祭り'というのは世界的にパワーワードであり、人間の警戒心が薄れる言葉なのだと感じた。
いくら他人のアイデンティティに関わる事でも、時には「それってどうなの?」と反発(≠否定)することも必要なのではないか。最近は反発=悪という風潮が強すぎる。この作品は、何でもかんでも受け入れるのが常に善となるわけではない、と言っているように思う。
作中では常時理解しがたい催しが起こり、細かい経緯が描かれていないものも多々あるが、この映画はそこを自分なりに想像したり、理解できないモヤモヤだったりを楽しむ映画だ。観たあとに自分の想像力が膨らむ体験を、ぜひ味わってほしい。
宗教映画
割とありがちな話
この世で一番デートムービーにしてはいけない映画。
私を映画に連れて行かないで❗️
さて皆様、この映画とは全然関係ない話から始めます。
2011年の3月、私は新宿に映画を観に生きました。ホラー映画です。劇場はテアトル新宿。
園子温監督の「冷たい熱帯魚」と言う映画です。とんでもなく血塗れの映画です。何故年月を記憶しているかと言うと数日後に東日本大地震があったからです。
映画が終わり、エンドロールが流れ始まりました。私の並びに居た女性が、そそくさと立ち上がり退出しました。その表情が完全に無表情!
全ての感情が無い。能面。
二人の男性が残っています。やっちまったなあ!多分職場の同僚でしょう。
しかし私は女の人の瞳を見て感情が分かってしまった。こう言ってました。
私を映画に連れて行かないで❗️
そりゃあそうだよなあ。こんなド外道映画、無理矢理連れてこられてかわいそう。
男の方はいわゆる【吊り橋効果】を考えたんだろうな。わかるよ。わかる。でもね程度ってものがあるんだよ。この映画は劇薬だからね。しかも実話ベース。
私はアサヒ芸能の連載から読んでるし、もちろん書籍も読んでる。殆ど馬鹿だけどね。だから逆に緩く感じた。本物の関根元はもっと鬼畜だよ。なにしろボディを透明にしちゃうんだからね。
さて余り面白くもない枕が終わりました。この先はネタバレが含まれている可能性が有ります。読まない方が良いですよ。
まずはTOHOシネマズ市川コルトンプラザさん。パンフレットが完売ってなに?割高な値段なのは上映中は欠品できないからでしょ?本八幡から15分も歩いて行ってるんだよ。だめでしょうが!
物語はアメリカ人の学生たちが北欧のスウェーデンに行く所から始まります。主人公の女性ダニーは心を病んでます。家族全員が不慮の事故により亡くなっているからです。
ストックホルムからさらに車で進みます。カメラは後方から車を追いそのまま真上に、そして前方に回り天地が逆転します。足元には空が広がり、いわば深い穴のようです。底が見えない穴。
不安感を増幅させる演出です。
やがて車はスウェーデンの奥地の村に着きます。90年ごとに行われる祝祭。白夜ですので画面は明るく、村人は白い服を着ています。まるで上九一色村のあの宗教団体のようです。
ここの住民はフレンドリーなのですが何かがおかしい。
そしてあるショッキングな出来事が・・・
不快感を煽る演出が続きます。どこからかずっと聞こえる赤ちゃんの泣き声、野外の食事にハエ、不吉なタペストリー。唐突にインサートされる奇妙な人間。
どこか「悪魔のいけにえ」の狂人一家を思わせます。と言うより間違いなく影響を受けています。
彼等には独自の教義があるようです。掟と言い換えてもいいでしょう。それに背くと不幸な事が起こります。ある意味連合赤軍のおぞましさにも通じます。
食事は屋外で村人みんなで取ります。ある日の事、ダニーの彼氏クリスティンの食事に信じられないものが入ってました。それは書けません。
そうして衝撃のエンディングへ・・・
この映画は万人にはお勧め出来ません。「冷たい熱帯魚」「悪魔のいけにえ」そしてアリ・アスター監督の前作「ヘレディタリー 継承」など不快な映画を楽しめる方なら大丈夫でしょう。
くれぐれも職場の同僚の女性を連れて行ってはいけませんよ。バーンって実弾を発射されますよ。あなたがお魚ちゃんのご飯になるかも知れませんよ。チェーンソウで切られますよ。
新型コロナウイルス禍が早く収まる事を祈って。皆さま国難に耐えて下さい。
予想どうりの展開
脳破壊ムービー
クスリ、ダメ、絶対。
牧歌的な美しい映像とはうらはらにグロ・エロ・グロですが、グロについては特殊メイクや人形がチープなおかげで、★★★★☆くらいです。
(ただしショッキングなシーンもあるので、ダメな人はダメだと思いますが)
エロについてはR15+でここまで良いの?というくらい直球です。
エロの終盤だけ強めのモザイクがかかっていますが、それでもよくR18+にならなかったなぁと思います。
基本的には協調性のない主人公たちが、自分勝手に行動して結果として死んでいく、ありがちなB級映画の展開ですが、「クスリ」がいたる場面で登場するため、あながち非現実とは言い切れないような、不思議な脚本だと思います。
人それぞれの考え方によってこのような習慣や儀式もしょせん価値観の違いに過ぎないのかもしれないですし、メンタルを損なったり薬物中毒になったりすれば、抗えなくなることも当然かもしれないですしね。
とはいえ、そんなことはいってもやはりB級映画。 わかりやすい伏線は想定の範囲内であっさり回収されるのでストーリーの意外性はほとんどありませんし、逆に何か意味ありげな伏線を張ってありそうなシーンはB級映画なので148分もある上映時間でことごとく回収されません。
個人的にはクマちゃんの扱いがあまりにもぞんざいすぎて、逆にツボにはまりました。
超絶クレイジー映画
家族が自分以外死んじゃってひとりぼっちなのに最後の頼みの綱の彼氏も頼りにならなくて絶望してる主人公が、スウェーデンの夏至祭に参加する話。
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まぁよくあるあるの宗教的コミュニティに入り込んだらそこではクレイジーな儀式だったり慣習があって怖い目にあう系ホラー。
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前知識で結構トラウマになるって聞いてたから用心してたけど、私はそんなに大丈夫だった。クレイジーなシーンは後半にかけて増えてくるけど、そのクレイジーさって一定ラインを超えると面白くなっちゃうんだよな。
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あのおばあちゃんがクリスチャンのおしり押してるとことか、みんなで一緒に泣いてるとことか(笑).
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とはいえ気分が沈んでる時とか疲れてる時に見ると結構精神がやられるかも。
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このコミュニティでは一緒に泣いてくれたり感情を共有してくれる。たぶんダニーは全く痛みを共有してくれる誰かがいなくて、ここでやっと理解者を得たように思ったんだろうな。
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一緒に泣いて苦しんでるフリをしてるだけなのに。
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何はともあれずっと泣いてたダニーが最後だけ微笑むのが印象的。
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