ミッドサマーのレビュー・感想・評価
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不穏な空気が…
鬱になりそうな恋愛映画
草バンザイ映画
弱ってる人にはカルトがてきめんに効いてしまう
初っぱなから、気持ちが重くなる雰囲気。
作品の噂は聞いてたけど、観るなら体調万全の時が良いかな?
精神的な不調時はよくない。
ダニーからして家族の問題はあったにせよ、最初から双極性障害の不安定さでクリスチャンの立場からすれば、セックスと厄介さが混在する存在でしかない。
妹は両親を巻き込んで自殺した事を考えても姉妹で病んでいた事は想像出来る。
この作品は傍目から見ると、性根の腐ったヤク友達が関係を切りたい病んでる彼女を90年に一度の奇祭に連れ出して更に地獄を見せる…と言う内容と思う。
カルトの基本、ヤク、セックス、隔離、同調圧力全部揃ってる。
カルトの役満。
カルトのデパート。
そんな所に精神不安定な彼女と彼女を切りたい彼氏が行った…
そりゃ尻蹴られただけで、若い女の子の尻を追いかけますわな( ̄^ ̄)
しかも掛けてる絵、壁にある絵が全部気味悪い
あんな内容の絵って恐すぎ。体毛や血液を相手に食わせる発想なんなの?
まんまとハマるクリスチャンほんまにキライ!
後、中盤の命のサイクルの説明、あれはヤバい。
ホルガのサイクルは極端な発想だが、死を迎える人間が死に方を選べない可能性から行き着く発想で、思い込んだら彼処まで行ってしまう様な人には観ること自体をお薦めできない。
信じるものは救われそうだが、救われる人の方が少なそう。
ラストには行方不明者の行く末もしっかり見せてくれる。
新女王の笑顔は彼女に取って、あれだけ周りが気に掛けてくれる状況はクリスチャンに頼ってばかりの自分よりも、あの村での生活が幸せに思える。
結論、あの村に適応出来る人は色んな意味で恐い
最後にご家族では観るな(笑)
セックスシーンや死体など子どもに説明しにくいものが多い。
前フリが長い上にオチも長い
予告編みて求めているのは、謎の民族の奇妙な儀式に巻き込まれて恐怖に塗れて震え上がる青年たちなの。
こっちとしてはそこに至る道中とかどうでもいいから、さっさと村行け。
そんで、この手の映画は最初は一見平和に見えるのよね。段々なんとなく不吉な様相を呈していくわけだが、吹っ切れ方が甘い気がする。
もっとぶっ飛んだ文化見せてくれ。
とうとうヤバイってなったあとも、わりかしその祭りに滞在してるのなんでなの。
逃げよ?
はやく逃げようよ。
フェスティバルスリラーという、妙なキャッチフレーズに踊らされないよう、雰囲気を味わって見ることをおすすめする。
これが原因か分からんが、視聴後は謎の不快感を覚えて胸が苦しくなった。
なんか怖い。
つまらない
人間の真理に突くような恐怖、この小さなコミュニティの文化に震え上がる
ホラー?
観るならディレクターカット版で
まぶしくてこわい
フローレンスピューは短躯でたくましい印象です。strong willな顔つきと相まって、強そう。健康美と太いパーツに新しい魅力がありました。かなり寄って映しますが、こまかい顔芸で自在に心象をあやつっています。
展開が巧みですいすいと進みます。トイレへ行くと言って、そこはもう航空機内トイレです。行程をうまく端折って、倦みを回避しています。
描写が寓意をはらんでいます。とうてい羅列できませんが、怪しさを重ねて観る者を煽ります。
カメラがよく動きます。固定しないトラッキングで、それが人物の動揺をあらわし、かつhorribleな空気をつくっていました。
よく映画を見ていると思います。
『アスターはその頃を回想して「僕は行ける範囲の全てのビデオ店に行き、その店のホラー映画コーナーにあった映画を片っ端から鑑賞した。』と監督のwikiに書かれていました。その博覧強記が画からほとばしっています。
光のおびただしい映画でした。おそらくもっとも色調の明るいホラー映画だと思います。それが闇よりも怖いことを知りました。
下にいる者の喫驚だけが映るなら、わたしもなんともなかったのですが、落下滅裂が、しかも見たこともないほどリアルなそれがあり、そこへ加えて、長大な胴突きで顔面を粉砕します。何年かぶりに見たtraumaticな衝撃でした。
屍体とその損壊のリアリティが半端ではありません。
終局、まるでタラのテーマのようなオーケストラのうしろで見たこともない狂乱が拡がります。
いっぱんに、ホラー映画とは、演出新参者のビギナー枠だと見られているふしがあります。しかしイットフォローズやゲットアウトやこの監督の前作、今作を見ると、かれらが、そのジャンルをすこしもあなどっていない──ことを痛烈に感じます。
新しい恐怖を考案したから映画をつくったわけです。たまたま世間においては、それがホラーに種別されますが、この、恐怖と不安が140分つづく新しい映画体験を、枠内で片付けていいとは思いません。
いま(2020/6)、おりしも政党をも擁するわが国最大規模の新興宗教団体が製作した映画が、解禁のどさくさで邦画興行のトップに躍り出ています。
映画をめぐって、この驚天動地の格差を反面視しないことは立派なことだと思います。
なにが面白いのか分からない
しばらく笑顔の人が怖い
恐ろしくも魅力的な「家族の呪い」
今年の暫定ベスト!!!
アリ・アスター監督の前作『ヘレディタリー』には、私の前提知識の不足もあり若干の飲み込みづらさを感じたのですが、同作でも描いた「家族の呪い」をさらに拡大解釈し、再提示してみせた監督の手腕には只々脱帽するしかありません!
あらゆるセリフや描写がその後の展開を暗示する緻密な構成に唸らされ、結末には否応なしに納得させられてしまいました。一枚一枚の画を一時停止して確認したくなるほどの情報量です。
グロテスクなシーンもあり好き嫌いははっきり分かれると思いますが、細部まで仕掛けが張り巡らされた演出は間違いなく映画館の大画面で見る価値あり。
主役のフローレンス・ピューは、感情の振れ幅が大きい、難しい役柄に説得力を持たせる素晴らしい演技でした。脇役で言えば、『デトロイト』で凶悪な警官を演じたウィル・ポールターがまたしても嫌味な役を好演。序盤から「こいつはまともな最期を迎えない」予感ビンビンです。
「今後はジャンル映画から離れていくだろう」とインタビューで語る監督の次回作にも、大変期待しています!
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