ミッドサマーのレビュー・感想・評価
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ひょっとしたら深い話なのか?
正直に言えば、ダラダラとした作品のように思える。
ただ、ラストのヒロインの表情を見たら、
今まで、自分たちの一方的な正義感を振りかざして他人の家に土足で入り込んでいったあの国に対する皮肉なのではないかと思えた。
よかった
らりってる感じは楽しいのだけど、だんだん気持ち悪くなる。特に、セックスの場面で、周りで全裸のおばちゃんたちが体をゆすって監視しているのは、絶対無理。楽園のような地獄だった。主人公の女の子は、言葉尻をとらえてつっかかりがちで距離を置きたくなるタイプ。
うーん
カップルで観に行くと別れるって評判をみてどんなものかと観てみた。
まあ面白かったけど、これ観て別れるくらいならまともな付き合いじゃないな。
もっとドロドロした内面が描かれるのかと勝手に思っていたが、サッパリしたものだった。
映像も綺麗でウネウネしたり自然と同化しちゃう感じはキノコ類とかいろいろ想起するドラッギーな描写がナイス!
過激な描写はそこまでエグくない。
ろくな相手と付き合えなかった事のトラウマ克服映画なんだと思うけど、相手がそこまで酷い奴とも思えないから、なんかスッキリはしない。
誘ったあいつが1番悪いし落とし前つけろって感じするけど、そこはこの作品には関係ないんだな。
俗世間と離れた場所で行われる習わしは凄く興味が湧くけど、それもまあ特別変わってるとも思わなかった。
何度も家族の幻影を見たりもするが、恋人も含めて心のいらないものを全て焼き払ってハッピーエンドって事なんかね。笑えるシーンも結構ありました。
90年に1度の無茶振り祝祭設定と長いタラタラ話
家族を亡くし、精神的にも追い詰められている女性が彼氏&その男友達と一緒に、民族学勉強も兼ねてスウェーデンの村へ伝統祝祭を観に行く話。
「ここはスウェーデンだよ」とか「白夜だよ」とか言われても映像的にはイマイチピンと来ないが、見知らぬ土地で地方のお祭り、儀式観るならこんな感じだろうな感は味わえる。
90年に1度という祝祭の長いサイクル設定も、長々と何日も祝祭をしている映画内容を観る側に納得させる一要因なんだろうな。
しかし、その設定に反比例するかの様なカルト儀式の一部(監督らしいオカルトビックリネタ内容)には個人的に観る熱が中盤から冷めた。
90年に一度の祝祭だぜ?
そのサイクルで村民のこの祭慣れは無いわ。
身近な村民が死んでも平然。当たり前の様。
これが最低5年に一度で村民慣れ感あるなら分かるけどね。その態度なら毎年練習してるのコイツら?感あり。長老の老婆がアドバイスしてるにしても無理がある。
また、ただただ異文化を受け入れ、あまり行動をしない主人公達もどうだろうか?
民族学研究なら、「最低限ビデオカメラぐらい廻せば?」とも思っちゃう訳で。
芸術的カルトに見えがちですが、そこそこ考えれば映画内容が異文化で怖がらせたいだけだもの。
祝祭の意味や重要性が全然伝わって来ない。
監督は怪しい匂い薬で話全て誤魔化すんだろうね。
映画の尺取り過ぎ。
2時間半は要らん。
この監督は前作も踏まえ、こんなモノしか作れないのだろうなと実感しました。
美しくて残酷☆
北欧の文化をベースにした衣装、食器、建物から背景の自然に至るまで、スクリーンに映る全てに意味があり物語がありそうな圧倒的な熱量。素晴らしく美しい映像と芸術的な造形のオンパレードでありながら、繰り広げられる行為は奇妙で不穏という絶妙なバランスが最高でした☆
私たちの目には残酷に映る風習でも、それらは彼らにとっては文化であり大切なこと。私たちの価値観でそれを批判し、止めさせるような行為は傲慢なことなのかもしれない。そこで幸せを見つけられれば、ある人にとっては地獄でも、その人にとっては天国になる。
悲しみに寄り添い共感することでコミュニティーは確固たるものとして育まれていく。家族的な集団や自分の居場所を追い求めるのは人の常のような気がした。
凄く味のあるイカれ映画
友人に誘われて試写鑑賞。
中身を全く知らないまま面白そうと見に行ったが、解説してくれた町山さんも言っていた通りヨーロッパ版姥捨山と言える。
ホラー映画の装いでグロいシーンやくそイカれたセックスシーンなども出てくるが、実はすごーくヒューマンドラマ。架空の設定とはいえスウェーデン旅行はちょっと後回しにしようという恐怖心は覚えました笑
爽快感の裏にあるのは不信感だらけ…。
ザワザワ、ザワザワ
ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ
変なザワザワ感が心を満たす。
こういう気持ちは一体なんて言うのだろう…。
不安がいっぱいで、収集のつかない感じ。
「変なもの観ちゃった」と言ったら、監督に失礼かしら?
この映画の評価はすごく人によって分かれそう。
監督はこの映画を、ハッピーエンドと言うけれど、私はどう観ても悲しいバットエンドにしかならなかった…。
なので総合的に言うと、なかなか共感するのが難しい映画。
色々と伏線を張って、観る人を楽しませるように思考を凝らしているようですが…。
一回観ただけじゃやっぱり全然分からないよね(笑)
2.3回観ないと、この映画の面白さは理解できないのかもしれない…。
主人公はPTSD に苦しめられている1人の少女。
恋人に勧められて、スウェーデンの村に安息を求めて訪れるのですが…。
色とりどりのお花に、笑顔いっぱいの村人たちに心を癒すはずだったのか、何かがおかしい…。
微妙なズレが徐々に加速していって、気がついたら、もう戻れないところまで来ているのですから恐ろしい…!
主演のフローレンスピューさんの、迫真の演技がとても素晴らしかった!
彼女は、「ストーリーオブマイライフ」で天真爛漫な出演しているのですが、その役柄は正反対…。
この映画では、心に闇を抱え、彼氏にも信頼を置けない病んでいる少女。
同時期に2つの映画を撮るなんて、とても過酷だったと思いますが、見事に役を演じ分けている、その天才的な演技に魅了されました。
特に後半の30分は、映像に釘付けになるほど。
美しく平和な世界とは、程遠い人間不信になりそうな映画に面食らいました。
個人的な感想としては、今回の映画は無いなと思ってしまいました。
でも、本当に意見の分かれる映画だと思うので、私の感想はあくまで個人の感想ということにしてください…。
登壇されたイケメンの監督の、優しそうな雰囲気がとてもギャップアリ!
どうしてこんな温和そうな人が、こんな殺伐としたダークな映画を創れるのか…⁉︎
人を見た目で判断してはいけませんね…。
意味深な映画をありがとうございました
(^^)
主人公の視点に
先行上映会にて鑑賞。
日本の予告だとホラー作品のような雰囲気を漂わせていたが、鑑賞していてそのような感じはしなかった。
上映後、監督のインタビューがあり監督もホラーのつもりでは作っていないと語られていた。
監督の口からはブラックコメディ、失恋映画といったワードが出ていたがまぁ分類は人それぞれといったところか。
個人的にはブラックコメディというのがしっくりきた。
この作品は正直1度目だとあまり良さを理解することはできなかった。
主人公のダニーの視点やダニーの気持ちにいかになりきるかで楽しみ方が変わるような気がした。
作品全体として、村の人々のこと。ダニーの友人達。儀式の事。その他色々気になる点はあるのだがその辺りを追い過ぎると確固たる描写でなにか最後には答えが描かれてるわけではないのでモヤモヤした気持ちで終わってしまった。
監督のインタビューからもおそらくそこらの描写に深い意味を描かれてるようには思わなかった。
綺麗な自然と対して人間の勝手さ醜さというのが対比して描かれてるのは分かりやすくみられる。
自分はわりかしポピュラーな作品を観ることが多く、友人などに勧めることも多いが、この作品は良し悪し含め非常に伝える事が難しい作品であるように感じた。
余談になるが監督の話によると舞台はスウェーデンではなくハンガリーだそうだ。とても綺麗な国だ。
来年2月21日公開の本作 11月2日の東京国際ファンタスティック...
来年2月21日公開の本作
11月2日の東京国際ファンタスティック映画祭のオールナイト上映で鑑賞
過度の期待しすぎは良くないって解ってるんですがアリ・アスター監督の前作
『ヘレディタリー/継承』が自分の好きな
ツボをこれでもかってくらいに刺激してくれたのでやはり期待値はあげざる終えず。
けれどそんな期待値はあっさり越えてくる
個人的にまたもや大好物な作品になりました。
上映前に、細かい部分の映像も見てくださいねと前説があったんですが
あれを映像であんな風に表現するとは
いやはや、ほんとに恐れい入りました。
全編に渡り不思議ちゃんな雰囲気が漂ってるんですが、僕は好きな世界観。
ヘレディタリーのようにキツイ描写も
ありますが、全体的には🌸🥀💮🏵️🌺🌷が
広がる優しくも妖しい世界。
脚本も監督が書いているので世界観の
ブレはないでしょうね。
主演のフローレンスピューは
ティミーとの共演となる「若草物語」や
マーベルの「ブラック・ウィドウ」の
公開が控えてるので来年はさらに注目の
人になるのかなぁ。
ジャックレイナーはまさに体当たりと
なった役なので色々見応えあると思いますよ😏
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