「ペレ…恐ろしい人…⁉︎」ミッドサマー tabotyokoさんの映画レビュー(感想・評価)
ペレ…恐ろしい人…⁉︎
留学でアメリカに来ていたスウェーデン人のペレ。
彼の誘いから、
彼の生まれ故郷、"ホルガ"へと招かれる。
主人公ダニーと、ダニーの彼氏とその友人2人は、
アメリカの文化や価値観とは全く違う、
カルト的特異な環境と
その村の伝統の夏至祭(ミッドサマー)の間、
身を置くことになる。
しかしそれは、ある者には悲劇、ある者には
選択の始まりだった。
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あらすじは置いといて、
なぜ私はこの映画が好きなのか考えました。
①映像。美しいホルガに目も心も釘付け。
②常に明るい場所。ホラーとは暗闇であること、
という前提を破壊してくれた爽快さを感じる。
③◯亡フラグキャラしかいないこと。
この人この後…と思うと大抵そうなるので
分かりやすい。
うーん、しっくりこない。
もしかしたら単に、
◎優柔不断でハッキリした態度をとらない。
ダニーのことを、
見せかけだけ優しくして、実際はぞんざいに扱う。
そんな人間が、
ホルガの中で、【最も邪悪な存在:熊】として
浄化される場面が、
心からスッキリするため
…かもしれない。
つまり君のことだ、クリスチャン。
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そういえば、クリスチャンて、キリスト教徒
という意味でも呼ばれますよね…。
まさか、あえて……?
この映画は、キリストとキリスト教徒に
ケ、ケンカ売る映画だったのかな…?
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もう一つ。想像ですが、
ダニーの家族(父、母、妹)のことです。
妹さんは、映画冒頭から精神的に
苦しんでる状況でしたよね、
モロそう言った場面はなく、
間接的にですが。
で。…妹さんが、ご両親と無理心中を
計ったのって、まさかですよ?
裏で、ペレが手を引いた可能性、
ありそうじゃないですか?
理由は夏至祭です。
海外遠征組のなかで(翻訳:生贄調達係)
一番昇進したの、ペレくらいですよね?
つまり、ホルガの中で上位の立場に行けば
火で焼き◯されず、アッテストゥパンの日まで
生き延びられると踏んでいたら…。
ペレ…出来るし、恐ろしい人…!?
(追記
くじ引きのシーンが、昔懐かしフリーホラーゲームの
カイ◯ン実八。を思い出します)