「集団の気持ち悪さ」ミッドサマー 映画苦手な人さんの映画レビュー(感想・評価)
集団の気持ち悪さ
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ホラーは好きだけどグロは苦手。自分が観た中ではソドムの市とか食人族と同じ気持ち悪さ。それにカルト宗教的気味悪さも加わって嫌な感じ。長いので半分観て後日、と思ってたら展開が気になって夜中最後まで観てしまった。集団で意味不明な同じ動きや叫び?が繰り返されそれが本当に苦手(グレコリオ聖歌とかも気持ち悪く感じるタイプ)これがコミューンの人々には一体感や一人ではない安心感に繋がるんだろうか。 そもそも現代ではタブーな事も過去は平然と行われてたし今も少数部族などでは行われてたりするし、それを踏まえると何が正しいのか根本が揺らいでくる。外部から訪れた客が殺されるけど食べてるのかな? 命の循環とやらで自ら命を差し出して犠牲になる行為は納得できるかもしれないが同じ数の赤ちゃんが生まれてくる予定は?意図的に近親相姦で作った奇形の子もインパクトある割に少ししか関わってこないしこのカルトのコンセプトがはっきり知りたかった。 主人公が参加させられたダンスはずっと同じ方向に回り続けた方がきつくて良かった気がする。 1回の性行為でちゃんと妊娠するのか疑問。主人公が泣き叫ぶと周りの人々も全くコピーのように泣き叫ぶ。性行為も全員で同じ喘ぎ声を出す。これが守られてる感覚を生み出すのかな。女王になった主人公は花の冠までは良かったが最後の全身動きづらいほど花だらけの格好は最早綺麗を通り越して不気味だった(テレビドラマ奇妙な出来事で木に取り込まれ一体化した人に通じる)
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