劇場公開日 2020年2月21日

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「幻惑的」ミッドサマー now loadingさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0幻惑的

2020年3月24日
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鑑賞方法:映画館

共感する必要はない。
まず映画鑑賞に共感は必要ないと感じる。
理由として共感させる為に作られていないから。よく共感できなかったというレビューがあるが「?」である。感情移入したいのであれば、感動する映画を観れば良いだけの話であるし、この映画が、その様な性質でないことは観る前から分かることである。

どちらを選ぶか。
それよりも、通常版とディレクターズカット版のどちらを選ぶかという問題は、中だるみを避けたい人は前者を、知りたがりの人は後者を選べば問題ないと思う。知りたがりの筆者は、中だるみしながらも通常版より23分長いディレクターズカットの方を選んだ。大は小を兼ねるという理由で。

映像について
ストーリーよりもイメージが強い印象がある。含蓄のあるセリフや驚くべきプロットや伏線はなくて、むしろ強烈なイメージが先行する感じだった。いわば、美術館でショッキングなインスタレーションが部屋を移る度に現れる様な感覚、もしくはパフォーマンスアートとを交互に見せられるような感覚とも言うべきか。しかしショッキングと言っても、10中5くらい。生易しいほう。しかし、耐性がない人は5中5、つまりMAXになってしまうので要注意。筆者は少し狂っているのかも。

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