「絶望の中に見えてくる切ない光」ソワレ にゃすさんの映画レビュー(感想・評価)
絶望の中に見えてくる切ない光
久しぶりの映画館、この映画を選んで良かった。
美しく静かに始まるオープニングとは裏腹に、鬱屈とした気持ちにさせられるストーリーが続く。
種類は違えど、心に傷を持つ若い2人の逃避行。特に胸を打たれたのは、ひとりぼっちで生きてきたタカラの真っ暗な世界に、少しずつ光が差し込んでくる様子。
逃げるのを止めたとき、ようやく訪れた心からの笑顔に思わず涙が。
ちょっと自信を失くしたり、思うようにいかない日々を送る大人たちにお勧めしたい。
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