「こんな風に見えて、私たちは・・・仲間でね」ドクター・ドリトル shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
こんな風に見えて、私たちは・・・仲間でね
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映画「ドクター・ドリトル」(スティーブン・ギャガン監督)から。
「ドリトル先生」シリーズは、子どもなら誰でも知っている
100年以上にわたり世界中で愛読されている
ヒュー・ロフティングの児童文学作品であるが、
これをどんな脚本で、どう演出し表現するか、が楽しみの一つ。
CGも進化して、動物たちの描写は、ほとんど違和感がない。
多くの動物と話すだけでなく、植物、魚たちとも協力して、
敵の攻撃をくぐり抜けるシーンは、まさに童心に戻れる瞬間。
その根底に流れるのは、チーム「ドリトル」ではなく、
人間も含めてみんな対等・・という関係が見えてくる。
実は、作品の中でもこんな会話がある。
「動物の集団なのに、すごい団結力!!」
「こんな風に見えて、私たちは・・・仲間でね」
そう、特別な能力を持つ風変わりなお医者の話ではなく、
みんなで力を合わせて「悪」と戦っていく姿に、
私たちは、ハラハラ・ドキドキさせられる。
動物も植物も魚たちも、この地球上で生きているものは、
みんな「仲間」という意識があるから、飽きないんだと思う。
さて、また違う「ドリトル先生と仲間たち」に会いに行こうっと。
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