キャッツのレビュー・感想・評価
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映画としてのCATS
舞台も素晴らしかったが、映画でしか味わえないワイヤーアクションや、猫たちの寄りの表情、CGが多分に使われていて、私の中ではブラボー!!な作品だった。
あんなに人間の体が美しいなんて…と何度思ったことか。
舞台と全く違う視点で、しかも舞台を踏まえることで、この作品を創ったのは非常に勇気のいることだったろう。賛否両論、ばっさり分かれるのは理解できるが、私はmemoryで涙が首を伝うほどに泣いた。
タッチーミー、リードミー!!!???
綺麗な画と音楽で。(笑)
CGと実写的な融合が良くて。
音楽も。(笑)(笑)
若干、野良猫感がちょっと気になったけど。(笑)
舞台的な実写が画面であったらうれしかったような。一体感なくなるけれど。(笑)(笑)
鉄道猫があったので、飛行機猫とか。
ロケット猫とか。宇宙猫とかで。宇宙にいって来て欲しいだとか。(笑)
宇宙にいってただろだとか。(笑)(笑)
個人的にはできすぎていて。お得感が満載で。
崩してほしくなってしまう今日この頃。(笑)(笑)
ある意味、完璧に近い映画かもとか。(笑)
ミュージカル映画!!??
鉄道猫とか。
全体的にミュージカル。
音楽で。
展開もサクサク。
若干ノラネコ感が。(笑)
ペット調でもよいとか思いながら。
最後の音楽は普通に綺麗。(笑)
日本だとたぬきとキツネみたいな。(笑)
映像もきれいだし。
ダンスもいい感じで。
結構ゴツめのダンサーが踊っている絵が画が気に入りまして。(笑)
クラシックなキャッツみたいな。そろそろ現代版キャッツも観てみたい。(笑)
格式的なところとか、伝統的なところを全面に出していて。
個人的には良いと思いました。(笑)
巷で騒がれているのは。
若干くだらなさが足りないというか。
しっかり作りこまれていて、(笑)がないとか。
そのところなのかな~~とか。
でもしっかり作られていて。お得感がありまして。(笑)
ミュージカルでも見たいとか。(笑)(笑)
加工
ステージ未見ながら…なんじゃこりゃ?
のっけからのビジュアルにやられる。
予告などで目にしてたはずなのに、結構、いやそうとう気持ち悪い。
大筋が意味不明で…猫の生態なんかに詳しい人にはロマンチックなのかもしれない。
子猫が捨てられて、そのコミュニティの一員として認められるのが本筋なのかな?そいでイベントとして天上界に召される猫を選出するイベントが起こってるとか、なんとか。
…いや、全く、サッパリだ。
猫は自らの屍を晒さないくらいの知識では、全く理解が追いつかない。
じゃあ、これを他人との邂逅と思って観ても…挨拶が全ての始まり程度のメッセージしかないように思う。
…なんでこんなモノが?
猫ビジネスは何兆円規模の経済効果があるらしく…これも潜在的にある「猫が好き」な大多数の人が支えているのであろうか?物語の面白みが俺にはサッパリ分からない!
ただ、歌唱とダンスは抜群。
…いや、歌唱って言っても正直「メモリー」だけにウルっとさせられた。
鉄道猫の歌詞とか、痕跡を残さない猫とか、ゴキブリを調教してる猫の歌詞とかには1ミリも感動しなかった。字幕を追うのが馬鹿らしくなってやめた程だ。
ダンス…というか動作とか人体の動かし方なんかアメージングで素晴らしい!
生で観るバレエは無重力感が凄くて…もう息を呑む程に美しく、同じ人間とは思えない動きの連続に圧倒される。
おそらくならば、ミュージカルとしての楽しさはここにあるんだろうと思う。
目前で繰り広げられる圧倒的なパフォーマンス!そのダンスは時にコミカルに、時にサスペンスにと目まぐるしく変化してく。
そんなに跳べるの!?
そこで止まるの!?
そっからそんな風に動けるの!?
関節ないの!?
もしくは関節3個くらい増えてんの!?
自分の経験値からくる身体能力の限度を軽々と超え、重力の鎖さえ断ち切るパフォーマー達。
ここが、重要なんだと思う…。
今作はその生身に手を加え過ぎた。
おそらくならば、新しい技術や撮影方法なんかが投入されている事だろう。
表情や指先なんかは実写に見える。でも身体はCGなんだろうな。猫スーツなんかは着てないと思われる。
が、しかし…俺にはダメだった。
元々、無重力感のあるバレエに、モーションキャプチャによるデータ処理が悪影響を及ぼし、滑るというかヌメる。
体幹の座標が変わり、最早、アニメーションに近い部分も散見される。
結果、類稀なる才能と技術は、最新鋭のデジタル処理に冒涜されていく。
最早、人の身体ではないのだ…。
いや、まぁ、猫設定ではあるけれど。
はっきり言おう。
「人面猫」ってフレーズが剥がれない!
それに加えて
「人面ネズミ」は不気味過ぎた!
楳図かずおの漫画で見たようなレベル!
さらに言うと
「人面ゴキブリ」ご丁寧に二足歩行で手は4本!こいつは「人面猫」にバリバリ喰われる!
…やり過ぎなんじゃねぇの?
猫ってゴキブリ喰うの?
喰うんだとして、なんで擬人化させたの?
それでも物語が良ければ、人面猫自体の印象は変わっていくのだろうが、物語の大半を占めるのはコンテストで、主人公の白猫は連れ回されてるだけなのだ。そのコンテストも劇場猫だの鉄道猫だの魔法猫だの…ただの白猫が出て何が出来るのかと頭を捻る。勿論、コンテストに優勝した結果などは分からない。「天上界にいける」…何それ?おもむろに気球に乗せられて飛んでいき、朝焼けの中に黄金に輝いて消えたよw
なんなんだよ、魂が次のステージに行ったのか?じゃあ現世はなんだ?掃き溜めか?ほいで長老は神とか悪魔か?猫又なのか?
そんな掃き溜めで、尊厳を持って凛として生きている猫がどおなの?
私たちは犬じゃない。
…鼻持ちならないプライドだけが高い勘違い野郎の事か、猫って?
………くだらない。
ああ、くだらないっ!
物語のラストに長老がカメラ目線で言うのよ。「皆さん、もうお分かりでしょうが」って。
何1つ分かんねぇよ!!!
したり顔で上から目線で話してんじゃねぇよ、三味線にすっぞ、コラァッ!!
物語を楽しめず、パフォーマンスは加工により凄味が薄れ…いいとこ無しだった。
ステージを観た事がなかったから、楽しみだったのだけど、残念だった。
元々ミュージカルは苦手で、それでも「シカゴ」から始まり何本かミュージカル映画を観て、案外楽しいかもって思ってだんだけど…やっぱりミュージカルは苦手だ。むしろ嫌いだ!と思えた作品になった。
歌とダンサーが本当に素敵!
テーマ曲メモリーはどこで聞いたのだろうと、ずっと思っていましたが、謎が解けました。スーザンボイルが決勝で歌った曲です。だから懐かしさが最初に来たのでしょう。この映画は結論から言うと、猫を愛するんだよに尽きるのかもしれません。
私は吹き替えで見たので、本物の歌は知りません。それでも意外な人がたくさん出演していて、超楽しかった。
踊りは最高レベル。英国のロイヤルバレエ団だから当たり前。ストーリーはかなりシンプル。不幸な猫が生まれ変わるチャンスを与えられると言うもの。はっきり言うと最初は退屈でした。ミージュカルは好きでもないので、捨て猫が関わり様々な生態を歌と踊りで表現していくのに食傷気味。それが、終盤位近づくとのめり込みます。一種のマジックでしょう。そしてメモリーの曲で涙腺決壊です。観て良かったです。
フランチェスカ・ヘイワードがキュート!
舞台は観ていません。予告版も見ていません。
皆さんの評価・評判も全く知りませんでした。
ミュージカルはあまり好きではありません。『ウェストサイド・ストーリー』も『グレイテスツ・ショーマン』も、映画しか観ていませんが、いずれも好きではありません。
また、現実では、猫よりも犬の方が好きです。
舞台の「CATS」がロングラン公演の名作だ、ということしか知らず、内容もストーリーなどの予備知識も全く無く、ほとんど飛び込みのような形で観たわけですが、結構、楽しめました。
何といっても、捨てられたよそ者の子猫役のフランチェスカ・ヘイワードがキュートで観ていて飽きませんでした。
好奇心旺盛なキラキラした目や表情、すくめた肩や丸めた背中やしなやかな手足などの子猫っぽさ、名門英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルを張っているというバレエ・ダンス、耳やしっぽの動き(これは他の猫も同じですが)など、メイクの可愛らしさと相まって、これで最初から最後まで楽しんだ感じでした。
歌う場面が少ないのは、バレエダンサーで、きっと他の専門家ほど歌えないからだろうとも思いましたが、数少ない歌も、特に違和感を覚えるほど下手というほどでもなく、舞台ではなく映画なんだから十分と感じました。
歌曲も、オペラにありがちな、「詩に音と抑揚をつけて歌にしました」的な、メロディーや起承転結が初聴きでは解らないようなものではなく、馴染みやすいメロディで、歌謡曲・J-POPファンの自分でも楽しんで聞くことができました。
「ストーリーの中でなぜか突然歌いだしたり踊り出したりする」という点が、どうしてもミュージカルであまり好きになれない要素なのかなと感じていますが、この作品では、「個性的な猫達が集まり、自己紹介を兼ねた歌とダンスを披露し、長老猫が天上界に上る一人を選ぶ1年に1度の夜」という場面設定だとされていましたから、ずーっと歌い踊りっぱなしでも、違和感はありませんでした。
ただ、確かに、映画を見終わった後にここのレビューを読んでみると、他の方が指摘されているように、
■ゴキブリを食べるシーンは気持ち悪いし余計
■長老の救出劇は噴飯もの
■悪党が魔術で次々とライバルを消したのに(船に監禁していたのに)、最後に悪党が死ぬ(?)と、突然仲間のところに帰ってくるのは、仮面ライダーなどで、「怪人によって病気や悪人側の手先などになっていた人が、怪人が倒されると急に元に戻る」という設定と似ていて、大人向け映画としては今一つ
■孤独な猫グリザベラの過去を、もう少し描いた方が良かった
■ラストの天上界にグリザベラが上っていくところは、もっとCGらしくダイナミックに描いて欲しかった
■最後の、観客に向かっての「猫の扱い方」の歌は何だ
など、なるほどそうだよなとも思いましたが、初見では、特段酷いとも感じませんでした(猫だからゴキブリも食べるんだよね、きっと、など)。
また、「猫」なのに人間の身体のラインが出すぎで気持ち悪い、セクシー過ぎる、といった御感想もありましたが、舞台を観ていないと「そんなものなんだろ」という感じですし、もっと猫っぽいコスチュームにすると、せっかく映画で顔や身体がアップになるのに、役者さんの個々の魅力が伝わりにくいのではないかなと思われました。
むしろ、他の方の御意見を拝見しますと、恐らく、映画の方が、
■猫たちの表情がよく判った
■なぜ孤独な猫グリザベラが最後に選ばれたのか、伏線が判った
■よそ者の子猫ヴィクトリア(フランチェスカ・ヘイワード)の視点で描かれているせいか、哲学的過ぎず、解り易かった
などの長所もそれなりにあるのではないかとも思われました。
総じて、良い印象が残った映画でした。私は、観て良かったです。
ミュージカル版を観たくなりました
トム・フーパー監督作品は、レミゼラブルと英国王のスピーチを鑑賞。
レミゼラブルは、結構好きな作品だし、
英国王のスピーチもお気に入りの作品の一つ。
また、ミュージカル映画は、
有名どころをほどなく鑑賞しているくらいのミュージカル映画好き。
バンドワゴン、雨に唄えば、ロシュフォールの恋人たち、シカゴ、ララランド・・
ただ、
ミュージカルのキャッツは未鑑賞。
今作は、ストーリを知らない状態で鑑賞。
まず、
出演者のパフォーマンスは最高レベルで、
歌と踊りは文句なし。
ミュージカル映画なので、ここのクオリティは、大事。
これだけでも観て良かったなと。
特に、
メモリー。
最初歌われた際の、ヴィクトリアのアンサーソングとの掛け合いに、
グッとくる。
登場してくるキャラクターの背景を歌一発で分からせる部分は大好き。
こういうの、ミュージカル映画の醍醐味の一つだと思う。
それに、
物語終盤に歌われた際は、白眉。
思わず目頭が熱くなる。
感情のこもり方が、半端ない。こういうの大好物。
それとタップダンスのシーンも現代だとこういう魅せ方するのかと、感激した。
アステア時代にはない良さがある。当たり前だけれど。
ただ、
色々なところで言われていたように、
割とキツイなと感じる部分もあり、鑑賞の妨げになった。
アメリカのどこかの評で、不快とかあるのも分かるレベル。
まずは、
猫に寄せるか人間に寄せるか中途半端な感じで、
割と独特な姿になっている部分。
性的な何かを感じられてもおかしくないレベル。
それプラス雑な猫の仕草が加わるので、
観ていて辛い部分が多かった。
ニッチな扉が開いてしまいそうな程。
残念ながら自分の扉は開かなかったので、
おぞましく感じるところもあった。
猫仕草で、気になったのは、頬と頬を摺り寄せる仕草。
確かに猫はするけれど、愛情友情表現だったり、
甘えたりする際に使うことが多いのになぁと。
これ一辺倒だと、?となる事が多かった。
挨拶は鼻と鼻をくっつけるのを使う場合もあるのにと。
後、尻尾も雑な気がしたなぁ。
ここはもうちょっとと思ったのは、
CG。
言及されている方もいらっしゃったけれど、
超絶技巧のダンスなのか、
CGなのか分からなくなる部分が出てきてしまう程、
巧妙に使われているのは良いのだが、どうしても疑ってしまう。
ここは本当にもったいない。
後エンディング。
背景が人間世界なので、仕方ないけれど。
レミゼラブルのような全員で歌うのは、素敵だが、
背景が大きすぎるのに、猫らは小さいプラス数が少ないので、
スケールが小さく写る上、モロCG感が出ていて残念だった。
IMAXで観れば良かったのかな。
多分そうだと思うことにする。
というかキャッツという作品自体は素晴らしいので、
ミュージカル版を鑑賞しようと心に決めた。
ヒト、いや、ネコってニャンとも素晴らしい!
孤独なネコの心からの鳴き声を聴いてしまっては、それまでのどうでもいい(失礼)顛末は吹き飛んで、そう思わずにはいられない。
なんたる才能!そのネコは、満場の祝福を受けて天上に昇っていく。
そして、ヒトに棄てられた白ネコの身のこなしには終始目と心が奪われ続けるのであった。
身のこなしばかりか、その表情には気品と誇りがあふれ、クライマックスのニューマニズムに満ちた場面を説得力増すものにしている。
そのヒロインは、今やニャン国ロイヤルバレイ団のプリンシパルであるらしい。伝統と気高さという二つの血を受け継いで、幼少よりニャンスの道を貫いてきた彼女は、自分の才能は精神力だと発声している。=^^=
そう、ニャン生を変えるのは、いつだって一個の精神力だ。
ひとつの輝きが隣を照らし、その輝きが又隣を照らす。気がつけば、一個の光は数多を照らす白光となり地上に降り注ぐ。
Yes,we カン!
ニャン生、いつだってあきらめるな!
そんな大切なことを教えてくれた、ロンドンのキャッツにココロからニャン杯!!
=^^=ニャン伸:2/3付 AERAより
舞台とは少し違う…
キャッツ視聴させていただきました。海外視聴者の批評が飛び回っている!という話題性と、元々舞台のキャッツが好きという事もあり、鑑賞自体はとても楽しみでした。
感想はというと、はっきりしません。面白くなかったわけではないんですが…
実際の舞台キャッツを観て、その感動と比べてしまうと…やはり…という気持ちになってしまいます。
キャッツをリスペクトした完全な別物!として観るなら或いは…
先ずやはり、あのCGでしょう。私の中で、キャッツと言えばあの猫毎に違う色、艶、長さの毛並みを現した衣装にこそあると思う。それが今回の映画では、猫毎の違いをほとんど感じられない。最初に喋り出して、常時司会進行的な役割を担うマンカスの兄貴はわかりましたが…ミストは帽子を被るまで、タガーはジャケットを羽織るまで、スキンブルはズボンを履くまでは何の猫か分からずに、アイデンティティのない猫たちのオンパレードだと感じました。
映画の枠2時間という短さのせいか、何匹かの魅力的なジェリクルキャッツ達がいないのも残念でした。ジェリーロラム、ディミータ、タントミール、シラバブ…
特にガスパートで、一緒に歌うジェリーロラムのシーンはとても好きだったのに…残念🙍♀️
あと、なぜオールドデュトロノミーが女性に?
あのグロールタイガーの三下感はなんだ?
疑問は多かったです。
ですが、歌、ダンスはやはりキャッツ!良かったです。
スキンブルシャンクスのナンバーはとても好きで、タップダンス風にアレンジされてたのは新鮮味があり、引き込まれました。
ジェニファー・ハドソン演じるグリザベラのメモリーは圧巻で、そのシーンだけでももう一回は観にいこうかと思いました。
最後に、映画版キャッツは観る人を選ぶ作品ではないでしょうか?何の予備知識がない状態で観に行って、映画枠の2時間であの世界感に入り込むのは難しいと思います。
そんなに?
予告を観て、公開のだいぶ前から楽しみにしていましたので、映画の日に早速予約しました。その後、評判が芳しくないどころか、アメリカで「最低の映画」と言われていることを知ってしまい、ちょっと残念に思いながら観に行きました。
まず、ネコたちの動きが、不自然に滑らかで、全部CG?顔だけ後から合成?どうなってる?と興味津々。ところがストーリーがあるのか無いのか、よくわからない。どんな話なんだっけ。10年ほど前、四季のミュージカルを観たこともあるのに、内容は全然覚えていない。自分でもこわいほど、ちんぷんかんぷんで、前半早い段階で寝落ち‥
気付いたらイアン・マッケランが水を舐めているところでした。
評判のジェニファー・ハドソンの歌を聞き逃さないで良かったな。テイラー・スウィフトもセクシーで良かった。
寝ちゃったけど、音楽はいいし、映像も豪華だし、そんなに駄作でしょうか?「チャーリーとチョコレート工場」っぽくて、ティム・バートンの映画と言われたら面白く思えますよ?
残念なのは、CGを多用しすぎて、実際の俳優たちの動きがどこまでか不明なところ。顔貌を合成するのはいいとして、動きは生身のままを生かすのでなければ、本当に踊れる人たちの努力が無駄になります。でももしかしてほとんどがCGなのか?
ジュディ・デンチの毛皮がモッフモフでした〜
歌と映像はいいのにね
人間の顔の猫が歌って踊っては芸人のコントのようでせっかくの素晴らしい歌や映像がもったいない。ジュディ・ディンチとイアン・マッケランが出てきた時には苦笑いしてしまいました。見事な歌唱力のジェニファー・ハドソンのメモリーは目を閉じて聞いた方がいいです。
どうしても舞台と比べてしまいますが…
前評判があまり良くなかったのでどうかな?と思いながら見ましたが、最終的には良かったかなと思います。
【良かった点】
・とにかくジェニファー・ハドソンのメモリーが凄かった。
メモリー自体が感動的な曲ですが、自然と涙がこぼれました。
歌だけで人を感動させることが出来るってスゴイです。
・ヴィクトリア役の女優さんがとにかくカワイイ。
バレエ団出身とのことなので踊りもさすがです。
・ジュディ・デンチとイアン・マッケランのベテラン俳優が好きなので、出てることが嬉しかったです。
【いまいちな点】
・ダンスシーンがイマイチ。
振り付けが悪いのか?
もっとそのシーンの主役がクローズアップされるような映し方をして欲しかった。
・ここは舞台どおりタップダンスにして欲しかったと思うシーンがありました。
・一番残念は、ミストフェリーズのシーンです。
この役は舞台ではダンスが上手い人しか出来ません。
舞台では、それくらいミストフェリーズのダンスが見せ場の一つなのに、そんな扱いになってなくて残念でした。
・メリハリがなかったというか、全体的に流れるようにシーンが変わり、たしかに見せ場もあったけど舞台程でなく、あまりワクワクしなかったかな。
私は元々、20年以上前にロンドンでキャッツを見てレコードが擦り切れるほどサントラを聴いていたので、曲には思い入れがありました。
なので、ほとんど歌でも大丈夫でしたが、もしかしてキャッツが初めての人にはキツかったかもですね。
でも、なんだかんだ、もう一回見たいかな、とちょっと思ってます^_^
リアルとファンタジーのバランスの難しさ
最新の映像技術の使いどころが私の期待とズレており残念な気がしてならない。
ゴキちゃん達が出てくるのはミュージカル版と同じではあるものの、そこをリアルにするか~!
また天上へ昇るシーン。あそここそミュージカルでは実現できない映像体験期待したんですがね。それまで散々空想世界展開しておいてラストで急に現実寄りにしぼんでしまった感じが…。やることなすことほとんど裏目に出てしまった感じが…。
映画もそれなりに面白い
本来の「Cats」やミュージカル全般を知らない人のコメントが微笑ましい。
歌しかないとか、ストーリーがわからないとか、そんなの当たり前。
数十年前の白黒映画ミュージカルならともかく、今ではミュージカルはセリフが少なく曲だけでつなぐスタイルが多い。
ロイドウェバー作品を例にとれば、「ジーザスクライスト・スーパースター」に始まり、「エヴィータ」「Cats」「オペラ座の怪人」と続く。
これらのミュージカル舞台は、ほとんどオペラと呼んでいいくらいセリフはない。
そして、まさにセリフなど不要な作品群なのだ。
セリフがないとわからない、ちゃんと説明的なストーリーでないと理解できないのであれば、それは観る側にその素養がないということじゃないかな?
(少なくともミュージカルに向いてない)
舞台版「cats」を知っている人のコメントも様々あるようだが、それは仕方が無いこと。
舞台作品のほうが何倍も優れていて見どころがあるのは当たり前。
だって舞台はライブの迫力と緊迫感があり、そもそも観賞料金も何倍も違う。
それを「舞台のほうが迫力がある」とか評すること自体が間違っている。
で、私の感想は・・・以下のとおり
字幕版と吹き替え版をハシゴで観てきた。
いろいろ酷評されていますが、ちゃんと面白かったよ。
私は本場の舞台はさすがに見てないが、初期の海外舞台DVDも見ている。
劇団四季の舞台は3回見ており、四季のCD100回は聴いている。
オープニングからエンディングまで通して曲を口ずさめる。
今回の映画版は舞台作品とは違う部分がいくつかあるが、ちゃんと面白い。
ただ私は、ジーザスクライストスーパースター時代からのロイドウェバーファンなので何でも許せてしまうのかも知れない。
そんな私が許せなかったのが3点。
1.ガスの回想でグロールタイガーへの変身場面がない。
2.ゴキブリ食べるなよ。
3.吹き替え版の最終盤、大竹しのぶの唄(セリフ)、あまりにヒドい。
私は大竹しのぶの古くからの大ファンで、あの大根役者的な演技をも評価しているが・・・
今回の映画だけは気の毒で見て(聴いて)いられなかった。
吹替え版を見られる方は、これだけは覚悟していただきたい。
オマケ:
吹替え版で、ガスを宝田明、オーデュトロノミーを大竹しのぶにしたのは、「顔で決めたのに違いない」と思えるくらい似ている。
がっかりでした
ミュージカル大好きで、特に「キャッツ」はベスト3に入るミュージカルで、残念ながら本場のロンドンとニューヨーク公演は見ていませんが、劇団四季の「キャッツ」は1983年の初演以来7,8回は見てます。その分思い入れが強いのか、映画の予告を見てからとても楽しみにしていたのですが・・・。
映画だからストーリーが多少変わるのはしょうがないのですが、あのテンポの遅さには驚きました。舞台版では端役のヴィクトリアをメインに入れたがためのよけいなシーンが眠くて、眠くて・・・。ミュージカルを見て眠くなったのは、初めてです。隣で見ていた友人はほとんど寝てましたね。
四季初演では市村正親さんが演じていたイケメン猫のはずのラム・タム・タガーもどうってことがない普通の猫で、何より四季の舞台で一番拍手が多いアスパラガス(グロールタイガー)の回想の舞台シーンはないも同然で、ミストフェリーズのマジックシーンはとっても地味。どれも平たんで盛り上がりに欠ける。まあ、その分グリザベラの「メモリー」がよけいに素晴らしく感じるのかも。
そうはいっても、映画ならではの船上や街中のシーンは、良かったけどね。一流役者をそろえているのに、なんだかとっても残念でした。ミュージカル映画なんだから、歌とダンスが上手なのは当たり前。ジュディ・デンチの歌は今一つだけど、大御所だからしょうがない?
ストーリーがわかりやすくていいという声が結構あるけど、もともとT.S.エリオットの詩を基に創ったミュージカルだから、ストーリーはあってないような単純なもの。歌とダンスが中心のショーを楽しむミュージカルなんですよ。ロンドンなどのオリジナルに近いところもあるらしいけど、ミュージカルを見て眠くなるようじゃ、ミュージカルとは言えないと思います。「レ・ミゼラブル」は映画も舞台もどちらもとっても良かったのに、どうしたのでしょう、トム・フーパー監督?
猫たちの耳が気になって気になって
劇団四季版もたくさん観劇しました。でもミュージカル本場の作品は音楽もダンスもコーラスも、そして猫たちも本当に素敵でした。どちらが優れているとか比べるのはナンセンスです。お顔のメイクは舞台よりむしろ控えめでしたよ。オールドデュトロノミーが雌猫なのもソフトな印象で良かったです。猫好きの自分としてはあのふわふわの後ろ姿に抱きつきたかったです。チョット残念と思ってしまったのはプレイボーイ猫。もっとエロスの利いたイケメン猫が希望でしたー笑。
これ程の珍品にはなかなかお目に掛かれない!
長老に選ばれ「天上の世界」へ行くため、個性豊かな猫たちが渾身のパフォーマンスを披露する、奇抜なヴィジュアルが話題を呼んだファンタジー・ミュージカル。
監督/脚本/製作は『英国王のスピーチ』『レ・ミゼラブル』の、オスカー監督トム・フーパー。
太っちょな紳士猫バストファー・ジョーンズを演じるのは『はじまりのうた』『オーシャンズ8』の、名優ジェームズ・コーデン,OBE。
天界行きを狙うお尋ね者の猫マキャヴィティを演じるのは、「MCU」シリーズや『ズートピア 』の、名優イドリス・エルバ。
年老いた劇場猫ガスを演じるのは『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『美女と野獣』の、レジェンド俳優サー・イアン・マッケラン,CH CBE。
おばさん猫のジェニエニドッツを演じるのは『ピッチ・パーフェクト』シリーズや『ジョジョ・ラビット』のレベル・ウィルソン。
猫たちの長老、オールド・デュトロノミーを演じるのは、『007』シリーズや『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』の、レジェンド女優デイム・ジュディ・デンチ,CH DBE FRSA。
製作総指揮は『インディ・ジョーンズ』シリーズや『ジュラシック・パーク』シリーズの、伝説の巨匠スティーヴン・スピルバーグ,KBE。
第40回 ゴールデンラズベリー賞において、最低作品賞、最低脚本賞、最低スクリーンコンボ賞などを受賞🌀💩💀
1981年にロンドンで初上演されて以来、世界中で公演され続けている同名ミュージカル作品を実写映画化。
世間では中々の酷評を受けているこの映画。
まず申し上げておきたいのですが、この映画は悪いところばかりではありません。素晴らしいポイントも多々あります。
まず、舞台となるロンドンの街並み。良い意味で偽物っぽいセット・デザインは巨大で迫力がある。お洒落で可愛らしいデザインが、ファンタジックな映画の世界観にマッチしていて非常に良かった。
ミュージカルを披露する俳優陣はみなさん本当に素晴らしい✨
主演のフランチェスカ・ヘイワードが舞う優雅なバレエダンスの美しさは本当にすごいし、落ちぶれたかつてのスター猫グリザベラを演じたジェニファー・ハドソンの歌唱力も圧巻。「キャッツ」の代名詞ともいえる名曲「メモリー」の素晴らしさと相まって、彼女の歌唱シーンはとんでもない名シーンに仕上がっています。
その他にも素晴らしい役者が揃っていますが、特に素晴らしいと感じたのは年老いた役者猫ガスを演じたイアン・マッケラン。
老いた猫の孤独感を息遣いや表情で完璧に演じきり、ミュージカルシーンでは老いすらも武器にする熟練の技を魅せてくれます。本当に素晴らしい役者!
彼の渾身の演技が見られるだけでもこの映画を観る価値はあると言えると思います!
このように良いところもあるのですが、映画として看過し難い問題点があるのも事実…。
私はミュージカルに疎く、舞台版の「キャッツ」を観たことがないので舞台↔︎映画の比較はできないのですが、全体の雰囲気や演出を見るに、かなり舞台版を意識して作られているのではないでしょうか。
この映画、正直シナリオの脚色に問題がある。
舞台では良かったのかも知れないが、映画的なシナリオへの改変が出来ていない為、何が何やら訳がわからなくなっている。
まず目に入ってくるのはキャラクターの強烈なヴィジュアル・インパクト。
人間が毛皮のついた全身タイツを着込んでいるかのような奇天烈なデザインは、やはり映画の世界に入り込むのには邪魔です。
映画が進むに従ってまぁ慣れてはいくのですが最初はやはり面食らう。
強烈なキャラクターヴィジュアルに脳が拒否反応を起こしているにも拘らず、「ジェリクルキャッツ」だの「ジェリクルホール」だの、「猫には3つ名前が必要だ」だのと独特のようわからん世界観の説明をされるので全然頭に入ってこない。
猫の名前の件は結局伏線でもなんでもないし…。そこ必要ある?
映画開始から怒涛のようなミュージカルシーン。
一曲一曲は楽しいが、どうでもいいキャラクターの紹介までもミュージカルなので、とにかく物語が進まない。
ディズニー・アニメーションのようにここぞという場面でミュージカルが挿入されるわけではなく、オープニングからエンディングまでずーーーっとミュージカルシーンの連続なので、流石に飽きます。
映画として成立させるためには、どうでも良いキャラクターのミュージカルではなく、グリザベラの掘り下げこそが必要でしょう。
ヴィクトリアの助けもあり、最終的に彼女が天上へと導かれますが、彼女の掘り下げが不足しているため、なんかよく知らない脇役が優勝したわ…という感情しか湧いてこない。
ヴィクトリアと彼女の交流や、彼女の持っている過去に対しての後悔の念などを丁寧に描写するだけで、この映画の出来は随分と変わったと思いますよ。
悪役のマキャヴィティは魅力的ですが、船での件は茶番の一言。一応ここは見せ場なのだと思うのですが、緊張感が全くないため映画に起伏が出ない。
拐われた長老を助け出すためのシーンなんて噴飯物ですよっ!あんな電波な脚本なかなかお目に掛かれない!
そもそも天上界ってなんなのかよくわからないし、クライマックスでの第四の壁を破壊して観客に対して歌われるねこねこソングの訳わからなさ。あんなシーンいるか?
ミュージカルシーンの一曲一曲を楽しもうという人には良いのかもしれませんが、映画全体の脚本は酷いものです。
物語を楽しもうと思うと全くノれないので、役者の素晴らしいパフォーマンスを楽しもうという考え方に脳を変換して映画を観なければいけません。
問題ばかりの作品とはいえ、奇妙奇天烈なヴィジュアルとこれでもかと言わんばかりのミュージカルシーンの大盛り具合は凄まじい。
なかなかお目に掛かれない珍品であることは間違いないので、映画館に足を運ぶ価値はあると思います!
素晴らしい作品
舞台のCATSを見ていたので、ストーリーや演出については、「うん。あんな感じよね。」と違和感は受け入れられた。なので、歌と踊りを存分に楽しもうと思って映画を観に行きました。もう、ダンサーさん素晴らしい。
歌も素晴らしい。
メモリー聞いたら、涙ポロポロでした。
もう一度、ダンサーさん見たいです。猫の柔らかさを存分に楽しめます。
星を少し減らしたのは、まあ、原作からしてちょっと‥!?なところがあるので、ご愛嬌ということで。
んー、、、
涙もろい私がなぜか感情移入できなくて動揺した笑
歌も良いし内容も良かったよ
でも、もっと見せ方はあったかなーって思った
猫も人間も一緒、いろんな生き方があるっていうメッセージなのかな?と私は捉えたけど、もっとわざと感動させるような見せ方をして欲しかったかなー
バレエの華麗なダンスは美しかった
ミュージカル舞台を観に来てるかのような息づかいとかも良かった
けど、けどなんだよ笑
ミュージカル映画好きだけど
サントラに映像載せてるのを観てるだけの気分だった。
捉え方は人それぞれだけど
すみっこぐらしの映画の方が良くできた作りになってると思う笑
舞台版を観た人が酷評しているのか?
TCXスクリーン字幕版。ドルビーアトモスで+200円払った甲斐は無かったけど海外、国内でけちょんけちょんに云われてるほど酷いとは思わんかった。
予習必須!とあったので舞台版のあらすじ等をネットでみてから鑑賞したのが良かったのかも。家で猫を飼っているから良かったのかも。
最後に歌い上げられた「猫は犬に〜」はちょっと醒めたけど。キャビアとかパイとか塩分の高いものあげちゃダメ。今どき猫に牛乳(猫用ミルクならええけど違うよね)あげるとか何時代なの⁉
猫は終生室内飼育が幸せだという事を再認識させてくれる。この映画をみて「ジェリクルキャットの仲間入りしてね」って仔猫を捨てるクソバカが増えない事を祈るばかり。
非常に猫っぽい仕草と人間ぽく見える瞬間が混在するのが気持ち悪いといわれる所以か。
猫は高い所に登れても(正確には降り立っただけやけど)降りれない、ってのは正解。
イアンマッケランに口からミルク飲ませるのはやり過ぎ。
テイラー・スウィフトが主役だとばかり思っていたので「猫に扮したらえらい顔違うし華奢やなぁ」と思ったら1パートだけのちょい役やった汗
主演の娘はバレエダンサーなのかな、下半身が魅力的。
ジェニファーハドソンがやっぱりキメる
他で酷評されてたネズミとゴキブリの擬人化はさほど気にならず。ゴキブリに見えない。
そもそも一番気になるのは毛でも尻尾でも耳でもなくサイズ感。
猫、セットに対してにちっちゃすぎる。
鼠サイズに思える、そこだけが最後まで違和感あった。ちょっとウトウトした
メロディーのバリエーションが思ったより少ないイメージ。
タップダンス、スニーカー履いたヒップホップダンス、主演のバレエとダンスは堪能。
ジュディディンチもイアンマッケランも歌わんのね意外。
舞台版が気になる映画化なので正解やと思う。
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