キャッツのレビュー・感想・評価
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『les chats misérables』♥ 『メモリー』は泣ける。
僕が尊敬する司書さんが、ニューヨークのブロードウェイで『ライオンキング』を鑑賞したと聴いた。彼女はあまりミュージカルは肌に合わないと断りながら、その舞台を見ただけで、涙が出たそうである。♥
色々な思いから来るのだろうね。
実はこの映画は3回目で、初見と2回目は余り良いイメージは無かった。CGの使い過ぎだと思う。しかし、舞台じゃなくて映画なのだから、仕方ないと考えると、音楽はスタンダードだし、踊りのバレーは基本がしっかりしていると、直ぐに分かる。
映画なので、口パクはしょうがないが、歌は役者さんの地声できちんと歌っているのが理解出来る。カットに加えて、CGでカットを繋いだ様な作りになっているが、映画なのだから仕方無いと思う。
追記 『マキャバティー』と言う曲で踊る猫たちを見ていて、不純な意見を一つ。なんか!
『エロい♥』
どう考えても常人ができる動きじゃない
劇団四季観劇済み。
前評判通り、とんでもなくリアルな毛並み、尻尾や耳の動き。
映像技術しゅごい。
リアルすぎて違和感というか、そういうのはあるんだろうな。
世界観や背景はすごくよかったと思う。
たしかにちょっとリアルすぎて人間なのか猫なのか。
人間の顔した猫かな?って気分にはなる。
ジェリクルキャッツとメモリーが最高って言ってる時点でにわかだろうけど、それらが好きすぎる。
天上界へ行く猫を決める舞踏会に出場する猫たちの紹介ミュージカルって認識。
これは映画だけじゃなく、劇団四季でも思ったことだが、ひとつひとつの歌が3番目4番目くらいまであって飽きてくる。
猫の動きやミュージカルに感動した劇団四季観劇の際も途中寝た。
要するに、キャッツのストーリー的にはわたしはちょっと合わないしつまらなく感じるぽい。
ミュージカルの醍醐味である大勢が揃ったダンスと歌は本当に感動する。
身体の動きは驚くほど猫らしい。
ミュージカル俳優ではない(あまり調べてなくてきちんと知らないですが…)のに、こんなに綺麗でなめらかな動きができるのすごい。
舞台作品を映画という別媒体?で作るのはすごい挑戦だしすごく上手くいってると思う。
舞台を見たことがない人でも映画という見やすいもので作って、舞台にも興味が湧き、舞台版のCatsを見ようと考えるんじゃないかなと。
Catsの世界観や歌はとても好きなのにヒットどころか悪いイメージがついて残念。
劇団四季見に行きたい。
2021.6.3 レンタル
よく分からなかった!!!!
「キャッツ」と聞いて、、有名なミュージカル作品で猫タイツの衣装が印象的なイメージが思い浮かぶ程度の人間です。もちろん舞台は観たことありません!!それでも、ミュージカル映画が好きだったので、いつかキャッツを見れたらいいなあと思っていました。
この映画が公開された時はタイミングが合わず映画館で観ることが出来なかったのですが、Netflixで見付けたので見ることに、、。
結果だけ先に言うと、よく分からなかった!!!!
登場人物の個性あふれる外見と長い自己紹介のお陰で、次々といろんな猫が登場してもなんとなくどんな性格だったか思い出せるのですが、感情移入できない。
映画を楽しむ上で、私の場合は主人公に自分を投影してみたり、脇役のキャラクターでも画面越しに気持ちを共有するつもりで観ることが多いのですが、今回は主人公?の感じよもよく分からなかった。
「あ、この子綺麗な顔してるな〜」「歌うまいな」「うわ虫食ってる、サイコパスか」
みたいな。
表面的・俯瞰的な視点でしか出てこない感想ばかりでした。物語の設定もよく分からなかったからなのか、この猫たちが何と戦って何を目指しているのか分からない。
出演している俳優さん達も知っている顔だったり、(字幕版と翻訳版どちらも聞いてみたのですが)出演声優さんも豪華な方々を揃えてらっしゃるようだったので、演技や歌唱の問題ではなかったと思います。
この映画面白かった!と感じる時は「頑張れー!」 「これは私でもこうしてたな」「ええええ?!!」と心の中で叫んでいたりするので笑
今回はそうじゃなかったなと感じました。
キャッツは舞台がいいのかな!
今後機会があれば舞台は観に行ってみたいです!
個人的に好き。
普通の映画として見ず、音を、動きを楽しみながら観てます。
いろんな毛並みを作ってて大変だったろうなぁとか、細かいところにこだわっていてすごいなぁ。
歌も色々あって楽しいし、聞こえないけどミュージカルが好きなので、字幕付きの映画がすごくありがたいです。
もっといろんなミュージカル作品が見てみたいです✨
目の前で見てみたいのもありますが、なんで言ってるかわからないまま過ごすのは切ないので、こういう映画があると嬉しい。誰とでも楽しめそう。
衣装はもう顔と尻尾だけ猫っぽくしつつ、あとは人間のままでも良かったのではないかと思いました。耳と尻尾の動きがすごくリアルなんだけどそれ以外の見た目は違和感があってつい笑ってしまう。
素晴らしく、微妙に惜しいのでちょっと減りましたが、グリザベラ のメモリーが一番大好きです。
意味を探れば体験は違う姿で戻ってくる
映画「キャッツ」(トム・フーパー監督)から。
個人的に「猫より犬が好き」だからではないが、
世界的ミュージカル「キャッツ」を観たことがない。
猫って、何を考えているかわからないから、怖い。(笑)
しかしこの作品を見て、少しだけ「猫」が好きになった。
当然だけど、猫にもいろいろな境遇に置かれた猫がいて、
猫にもいろいろな人生というか、猫生を経験してきている。
そんな視点で、観ることができた気がする。
どんな生き方をしても、新しい人生を生きることを許される、
たった一匹の猫を選ぶ長老の猫がこう呟く。
「幸せの瞬間を体験したのに意味を見失っていた。
意味を探れば体験は違う姿で戻ってくる。
どんな幸せの意味もこの体験には及ばない。
意味の蘇った過去の体験は既にもう1人の体験でなく、
続く何世代にもわたって忘れ得ぬ、
何か言葉では言い難い(イネファブル)ものとして」
辛い体験も、その体験の意味をしっかり捉えれば、
今の幸せがあるのは、その辛い体験があったから・・、
そんな投げかけにも取れた。
字幕をメモしていて「イネファブル」という単語が
2回も登場してきた。
「ineffable」とは「言葉では言い尽くせない、
言葉で言い表せない、言語に絶する、 言いようのない」
という意味。
作品のキーワードかもしれないなぁ。
全然悪くないよー、メモリーでないちゃうよー。
全然わるくないじゃん!むしろいいやん!
フランチェスカヘイワードの踊りが見られたらそんでよし、とハードル下げてたからだからかもしれんけど。
つか、フランキー結構歌ってる!バレエダンサーなのに歌もなかなかよい!マックレーの歌はうーんって感じやったのに、フランキーはよかったよ。なんならテイラースイフトよりミュージカル的には耳に馴染む歌声だった。
ジェニファーハドソンの鼻水垂らした熱演、熱唱にはウルウルします。
音楽、素敵だけどところどころの電子音が好きじゃない。80年代だから仕方ないかな。
全然、悪くなかった
コロナ自粛ムードに霹靂して、怖いもの見たさ的に気になっていたので劇場へ。ミュージカル版は見たことない。
平日夜の回、観客は自分1人。
男性の演じる猫は、女性が演じる猫ほど違和感が少ない。
見てるうちに、猫ビジュアルには慣れてきた。
折々のパフォーマンスのシーンで「ああこれ、この変な猫のカッコじゃなきゃいいのに」とは思うんだけど。
最初から最後まで、気持ち悪いのはヴィクトリア。好奇心満々の子猫の表情なのかもしれないけど、白痴じみた知性の感じられない表情と、特に子猫らしさのない体つきで違和感ありまくり。純粋にこの人がミスキャストか、デザインミスだったのかもしれない。バレリーナのくねくねした動きも、猫っぽいのかもしれないけど、今回のデザインと合わさると気持ち悪いのだ。
他の猫たちのパフォーマンスは、どれもとても良かった。コミカルで振り付けも楽しい。個性溢れる猫たちがあれこれ楽しませてくれる。歌は、どの猫も迫力満点で、特に、メモリーは大迫力、素敵。(この人あんまり猫っぽくないし。)
劇場の音響で見られて良かった。
(ちょいちょい挟まれるヴィクトリアのカットがウザイ)
ミュージカルにストーリーを求めてはいけない。
ラスト、カメラ目線でこちらに歌いかけてくるジュディ・デンチがものすごく愛らしくて、見に来てよかったとしみじみ思ったのだ。
「たまにはこんな映画もいい」
今年17本目。
歌がメイン。序盤で「このまま全部歌で行ってくれ」となまじっかストーリーを挟まずに、振り切ってくれと願ったら109分全部歌。
1年に1本位はこう言う振り切った映画見るのもいいと思います。
テイラー・スウィフトが好きなので彼女の歌聴けて満足。
自分の家の周りにも1匹猫がいるので、明日から接し方が変わるような映画でした。可愛くて好きな猫です。
意外とくせになる
海外でボロクソに言われてたので身構えて見たものの、そんなに悪くはなかった。
確かに最初は猫人間が気持ち悪い。アップにしないでほしいと思ったが、意外と慣れる。むしろ途中から筋肉の動きが見えてエロいと思えるから不思議だった。全身タイツが性癖な人の気持ちが少しわかった気がする。
髭男の藤原が藤原でしかなくて笑った。演技云々というか、ただ藤原だった。次からはちゃんと声優かミュージカル俳優使ってください…
素晴らしい歌とダンス、それは人生そのもの
白くて小さな捨て猫のヴィクトーリアは、自分の境遇を悲しんではいない。彼女には振り返ることのできる過去もなければ、現在の居場所もない。しかし、ゴミ捨て場で他の猫たちとダンスをするうちに徐々に受け入れられてゆく。彼女のダンスは美しいが、とても悲しく、はかない。
猫たちの一夜限りの歌とダンスの饗宴。
猫たちの一匹、一匹に人生があり、歌を歌うこと、ダンスをすることは自らの人生を語ることだ。
この、歌とダンスが素晴らしい。最初のあたりはVFXらしき映像処理が感じられたがすぐに気にならかくなった。猫たちのステップの音や呼吸音がまるで舞台の最前列で観劇しているような錯覚を覚えた。
ボンバルリーナ(テイラー・スイフト)の歌う、マキャヴィティのテーマは、彼女の魅力全開だ。雌ヒョウのような(雌猫ですが)コスプレ、抜群のボディアピアランス、まるでハリウッドのショーを見ているようで、どの猫もマタタビでメロメロになってしまう。これだけでも観る価値がある。
鉄道猫のスキンブルシャンクス(スティーブン・マックレー)のダンスも素晴らしい。ロンドンのロイヤルバレエ団の主演ダンサー。しなやかに鍛え上げられた身体から繰り出されるタップも超一流だ。
そして、何と言っても一番は、グリザベラ(ジェニファー・ハドソン)の歌う、「メモリー」だ。圧倒的な歌唱力、表現力に、2回観て、2回とも泣いてしまった。泣きじゃくりながら、鼻水まで垂れながら振り返る彼女の人生は、歌の初めは後ろ向きで、暗い。今の自分の境遇をみじめに思っている。しかし、捨て猫のヴィクトーリアに導かれ、触れられて、グリザベラは前を向き、暗い夜明けにさすであろう、夜明けの光を待ち望む。美しいメロディは彼女の圧巻の人生そのものだ。
グリザベラは選ばれ、猫たちは歓喜の歌を歌い、踊る。
ここでのヴィクトーリアのダンスの、何と美しく、喜びに満ち溢れていることか。この映画は捨て猫だったヴィクトーリアの、力強い、成長の物語でもある。
ジェリクルキャッツ!!
全くの初見ですが楽しめました。普段、猫は抜群の運動神経を持ち、テレパシーで話す高等生物だと思っているので、夜の猫集会について自由に空想の翼を拡げる事ができました。また、映画や人生に対しても理屈と意味付けで雁字搦めになっていたので、日本社会における窮屈な人生から解放される糸口のようなものをビシビシと感じました。序盤で、デブ紳士猫が何度もジャンプに失敗しても音楽は止まずに何事も無かったかのように立ち上がる姿は笑えました。ヒロインが美しかったです。天上を目指すシーンは風船おじさんを思わせる何とも言えないものがありました。メモリーが有名ですが、ジェリクルキャッツの方が好みだったので聴けて良かったです。他の映画には無い、貴重な劇場体験で感激しました。
吹き替えねぇ…
やっぱりお金を使っただけあって吹き替えキャストはどなたも大体素晴らしかったです。
ちゃんとしたミュージカル俳優・声優の方はやはり上手いですね。
グリザベラも素晴らしかったが日本語訳が気になりました…
まぁこれはどの歌詞にも言えることではあるかな…
あと、これは私がラムタムタガーが好きということもあるかもしれないですが、
どうしてもラムタムタガーの吹き替えが爽やかすぎて受け入れられなかったです…
吹き替えの方の歌はもちろん歌手の方ということもあり上手かったですが、ちゃんとキャラにあった人にして欲しかったというのが本音です…
これはラムタムタガーと言っていいのかな??という気分で見てました。
ただ劇中に「去勢したのかあの高い声は」的なことを言っていたので字幕の方もこんな感じの高めの爽やかボイスなのかな…?
まぁ今回のラムタムタガーはそもそもで違う様子だったのでもう別猫として見た方が気は楽だったのかなと思います。
勝手なイメージでしたがタガーはもう少しセクシーでメス猫がキャーキャー騒いでるようなそんなキザでかっこいいキャラだと思っていたのですが…
あと、歌というかセリフでも少し違和感を感じたのですが、吹き替えした歌手の人をよく知らないので何とも言えないですが吹き替えというか演技をするのは初めてなのかな??
同じ歌手?でもミスト役の人は結構好きでした。
レディープレイヤー1に出てた方ですよね。
やはり大きな舞台に立ったことのある人だからまだ慣れているのかなと言う感想です。
まぁこのミストもキャラとしてはもっと自信に溢れた感じのイメージだったのでそこは残念でしたが…
とりあえず字幕も見てみようかな…
どうしてそこまで酷評なのか。
アメリカでの上映初期のCGIの不具合等は叩かれても仕方ないのかもしれない。ビジュアルを受け入れられない人がいるのもまぁわかる。が、そこまで言うかという程のアメリカでの酷評は全く理解できない。
そもそも人間が猫に扮するあのミュージカル劇の映画化ですよ?どうやったって違和感のあるビジュアルになるでしょうに。
元々詩集をミュージカルにしたものだから舞台版自体が大したストーリーは無いものだ。私は四季のミュージカルを初演の頃に観て(内容はよくわからなかったけど世界観は面白かったな)という程度の感想だった。まだあまり観劇自体に慣れてなかった若かりし頃だからその程度にしか感じなかったのだが、実際わかりやすい面白さのあるミュージカルではないのだ。だからその舞台劇「キャッツ」を映画にしたのだからむしろよくやったとトム・フーバー監督に拍手を送りたい。
最近大活躍してるレベル・ウィルソンにはちょっと引いたけどジェームズ・コーデン目当てだったから十分楽しませてもらったしイギリスの名優ジョディ・デンチとイアン・マッケランまでもが猫になってしまっていて贅沢なキャスティングにおったまげたしやっぱりジェニファー・ハドソンの「メモリー」は素晴らしいじゃん!
一番好きな鉄道猫のシーンは映像ならではの演出で良かったんだけど舞台版の無邪気な楽しさの方が好きかな。
それはあくまで好みの問題であって、テムズ川やビッグベンを背景にタップを踏んでいてラストもトラファルガー広場で大団円、とロンドンの街を旅するような楽しみはあった。
まぁもう少しメリハリはほしいよね、映画ならね。
そもそも映画化する必要があったのか、映画化すべき作品だったのか、という問題はあるけど、あそこまで酷く言われる作品ではないし舞台版を知ってる人なら少なくともそれなりには楽しめると思うんだけどなぁ。
世の評判ほど悪くはなかったかな。
俳優さんが踊ってるはずなのに動きがデジタルっぽいのが気になりました。猫のCGがダメなんでしょうね。
キャッツのナンバーの中ではスキンブルシャンクスがお気に入りですが、この映画ではそれが最もよいシーンだったと思います。タップが強調されている点や、構図のシークエンスが最高でした。
オーデュトロノミーが女性になっていたり、ミュージカルとの違いを楽しめます。
舞台にはない魅力、気になる猫たちの関係と繋がり
四季の舞台を観ていたので、内容キャラクターの把握は、ある程度していたし、観た人の口コミや感想を見て映画館に行って来ました。
メイク、ヴィジュアルが猫にはちょっと違和感がとおもっていましたが、細かい、いや些細な事を気にしては駄目だ。
これは映画、舞台とは別物です。
全ての猫たちが毛皮ではない、ジェニィやマキャビティ、長老猫、スキンブルみたいにズボンだけという猫がいますが。
これは個性なのかなあと思ってしまいました、劇場猫のガスとグロールタイガーが別猫だったり。
マキャビティとグリザベラが昔つるんでいたという台詞に思わず昔は仲がよかった、恋人同士とかなんて想像したり。
もしかして、他の猫たちとも何かそんな繋がりがあるのかと想像が膨らんでしましました。
マンゴやランベルがマタタビを蒔く手伝いをして捕まった後「長老猫だって知らなかったんだー」といい訳したりしてますが。
いや、知らないなんて嘘だろうと思ったり。
マキャビティが自分が選ばれたいと必死になっているのは、ちょっと意外でおもしろかったです。
魔法が使えるんだから、自力で電場に登ればいいじゃないと思ったり。
CGが使われているので尻尾だけが、器用に動くなあと観ていましたが、ダンスは圧巻です。
吹き替えで観てきたのですが、台詞や歌、皆、個性があって、バストファーの秋山さんも出ていてびっくりです。
この映画起承転結がない、ただ、猫たちが自分を紹介するだけの話です。
でも、猫だからいいじゃないと、いや、そもそも、猫に理路整然と説明を求めてどうするんだいと思ってしまいました。
吹き替えを観た場合は役者さんの名前が出てくるので、知りたい方は最期まで席を立たないで下さい。
ご褒美ありがとう
好き嫌い完全に分かれますが、ハマる人はどっぷりとハマれます。
お約束します。
そしてそれはあなたの人生の有意義な時間になることでしょう。
この感想文はめちゃめちゃ長いです。
私は五歳の頃に劇団四季のキャッツの洗脳(?)を受けていますが余裕で楽しめた。
それどころか、感動して泣いてしまった。
この映画は初見の人にとっては驚きと気持ち悪さと恐怖で支配されるでしょう。
でもその中に、確かに何か、何か光り輝くものを見つけられるはずです。
この映画はそんな素敵な映画なのです。
そして舞台版を見たことのある人、というか長年舞台版を見てきた人にとっては、また更にキャッツを愛している方にとっては、猫が好きな方にとっては、最高のご褒美となることでしょう。
私にはそう感じられました。
この映画はエキサイティングです。
驚きと感動に満ちています。
曲調もロンドンオリジナル版に近いのかな?
そんな気がしました。
言葉では説明しきれません。
こんなに映画館でワクワクしたのは久しぶりでした。
ロック調のような、アップテンポ気味になっていますがそれがまたなんというか
イギリス的でロックで素晴らしい。ノリノリでしたよ。サントラ買います。
改めてアンドリューロイドウェバーの素晴らしさに気づかされます。
この人、一体何者なのでしょう??この人こそ、ジェリクルなのでは・・・!!
昔から好きなのはミストフェリーズのナンバー。
一緒に歌ってます。
舞台版好きな人は少々映像化が難色でも脳内補正で楽しめます。
ゴキブリだけは、やらなくてもいいと思いました。
トムフーパー監督真面目なので正直にやってしまったのかと思いました。
でも逆にあれがイギリスジョークみたいになっててよかったのかもしれません。
ジェニエニドッツのナンバーが比較的大音量なので少々ワーキャー叫んでも
周りの迷惑にはなりませんが私は終始映画館で叫んでしまいました。
マンカストラップが普通にかっこいい。
ジェニエニドッツとマンカスがみんなと離れて隅の方でドラム缶の横でイチャイチャ(?)したり仲良く二人で気がつけば腕組してるのであれ君らって付き合ってたの??と思いました。(いや違うか笑)ジェニエニドッツも渡辺直美みたいで可愛い。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!個人的に一番唸ったポイント!!!!!!!!!!!!!
(ネタバレ注意)
ヴィクトリアの見せ場、満月の明かりに照らされながら一人(一匹)踊る、そうあのご存知の有名なシーンです。最初このシーンてこのことってわからなかったんですが、あとからああ、あれか!!とわかりまして自分のアホさに馬鹿野郎ってなりました。肉体を目覚めさせ、ていうかなんていうんですかねえ、あの場面は、中々言葉ではうまく説明できないんですが、初めてここにやってきたヴィクトリアがマンカストラップの誘導もあり一人で己の体を解放し肉体を伸ばし自分の存在を確認する認識するというのか、ごめん本当になんていっていいかマジでわからないんですけど、なんかそんな感じです。あのなんていうんですかねえ、高揚感、この映画の一番のカタルシスだったのではないかなと私は思います。ヴィクトリアは捨てられます。この捨てられた一匹のメスネコの存在が確固たるものになっていく過程というか自分を認証する、自我を目覚めさてゆく、肉体通して肉体があることに気がついて肉体によって自分を初めて知った、初めてわかる、気持ち悪い表現になってますがわかってほしい。ここで初めてヴィクトリアがこの場所の仲間たちに認められた瞬間なのかなと思います(間違ってたらすみません)本当にこの場面好きすぎて何時間でも話せそう。一度捨てられ新たにゴミ捨て場で猫たちに出会いまた別の存在にもう一度生まれ変わる、ジェリクルの疑似体験みたいな気持ちになりました。ここでもヴィクトリアは生き直してるのです。そして他の猫たちも多分同じなのだと思います。みんな、何かしらの過程を経てここに集まってきてます。そのたびにこんな儀式してるのかなとふと思いました。わかりませんが洗礼みたいな気持ちになります。
ミュージカルキャッツは、キリスト教的だなと思います。
ハッキリとは明言されませんが、見てるとそんな感じがします。
みなさんも、薄々感じているのではないでしょうか。
救いがあります。
私は最後、グリザベラが受け入れられた瞬間にかかる
天上への旅
(劇団四季版邦題)
The Journey To The Heaviside Layer
(原題)
この曲がかかる瞬間が一番好きです。
こちらもカタルシスを感じます。
舞台版では大きなタイヤに乗ったオールドデュトロノミーとグリザベラが上がっていくのですがそのタイヤから出る白い煙と上を見上げて見送る猫たちの影が非常に綺麗で美しくとても好きなのです。シルエットがクッキリと表れててそれはそれはとても神秘的で美しいのです。猫たちの上げる手が指先一本一本にまで明暗分かれてグリザベラを天上まで見送ります。このシーンも、映画でも忠実に再現されてました。タイヤではなくシャンデリアでしたがああ、同じだと思いました。最後にみんなが集合している場所が大きなネコ科のボスのライオンの銅像だったことも楽しかった。
なんかもう全てが好きで全てがよくて(ゴキブリ以外)冒頭ナンバーがとにかく私的には完ぺきで躍動感もあって最高に唸った。(ゴキブリには悪いけど本当に怖かった。)
こんな風に映画になってくれたのか!!!!!!!!と謎の感動を覚える。
動き、曲調、カメラワーク、どこをとっても全てがよかった。
この辺は好みはわかれますが。
好き、好き、好き、好き、好き、好きーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!あーーーーーーーー
これこれこれこれーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!みたいな、感じ。
すみません伝わればいいのだが・・・・・・・・・。
とにかく、キャッツ最高だった。私はとても好き。こんなのなら、毎日でも見たい。
監督ありがとう、そして猫ありがとう。
本当にこの映画に注文つけるのならばただ一つだけ、ゴキブリに注意ただそれだけ。
そのことだけ抑えてれば、あとは普通に見れます。
舞台は見た事ないです。
劇団四季高いので笑。
始終ずっと猫たちは歌って踊っています。
なのでストーリーが分かりにくいです。
歌やキャストの演技で察するしかないなという場面が割とあります。
ずっと歌って踊っているので、恐らく舞台のナンバーを映画に詰め込んでいるのではないでしょうか(いや違うかもしれませんが)。
その為にストーリーをちょっとどこかに置いといて…という感じです。
舞台を観た事ある人により向けた作品かもしれないです。
初見はちょっと分かりにくい。
キャスト達は猫の動きをずっと意識して動いていて猫感(猫缶w)あります。なのでマイナスは構成に歌を詰め込み過ぎていて、特別感なくずっと歌とダンスが流れてストーリーが分かりにくい点です。
ただジェニファー・ハドソンさんの歌は圧巻でした。歌で感動させるチカラがあります。
気になった点を上げるなら、手品と魔法は別だと思うんですよね。これ語訳は正しいと思いますが、特別な夜だから魔法が使えたって事なんですかね。
あとG(ゴ〇〇リ)と猫たちが踊るシーンあるんですが、ある一匹の猫がG(これも一人一人キャスト)を盛り盛り食べていて、本物を想像して要らん不快感でしたが、原作もこうなんですかね…笑。
キャストたちのパフォーマンスに★を付けました。
元々、物語は無いのです。
四季のキャッツは3回見ました。舞台がスクリーンに変わるのでミュージカル版を知らない方達は物語に沿ってのミュージカル映画だと思って見に行くと意味不明です。猫達の舞踏会をただ見ているだけの歌劇がキャッツ。ストーリー無し!!。さて映画としては良かったと思います。キャッツはダンス重視なのです。バレエの訓練を受けていないと出演できない物。ですからテイラースウィフトが取って付けたようになるのも仕方ありません。しかしヴィクトリア役の人は超一流のプリンシパル。あのバレエを見るだけでも行く価値があると思います。
芸術的やった
めっちゃ酷評やったから事前情報も仕入れずに観に行きましたが…
え?最高やんってなりました。
まず、ダンスが美しいし!
姿勢、足の運び方、手の流し方が美しす
体験もなかぎた。しかも360度バレエを見えるなかなかったので、いろんな角度でダ
ンスを見えて満足。タップダンスにいたっても音と足があっているのがよかった。
歌も、やっぱみんな上手やな!
ほんまに…鳥肌立つわ!!気持ちがこもっててこれがミュージカルソングよな!ただのBGMじゃないわ!ってなったで。
やっぱりビジュアルで受け入れられにくいんかな?全身タイツなんて芸術作品では多すぎてあんまり気にならへんけどな。
期待してたのに残念
予告を観ていて、これは近年に見る良作に違いないと思い期待して観賞。
ミュージカル映画が好きで、グレイテストショーマンのような作品がまた観られる、そんな気持ちで観賞しました。
結果。つまんなすぎて途中で退席しようか悩むレベル。
歌ってばかりで内容が入ってこないし、なんのストーリー性も感じられない。
出てるキャストは素晴らしいし歌やダンスのクオリティも勿論素晴らしかった。
でも映画ってそこだけを魅せるものではないでしょうに...。
なんというかこれほどまでに退屈な映画を作れることにビックリしました。
劇団四季で見たときはこんな退屈な想いしなかったはずなんだけどなあ...。とにかく残念です。
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