劇場公開日 2020年1月24日

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「好きすぎてまた観に行こう!」キャッツ いちごさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5好きすぎてまた観に行こう!

2020年1月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

けちょんけちょんレヴューも有るようですが、CATS好きのアナタ、あなたなら大丈夫。きっと最後までキャッツの世界を楽しめます。スキンブルシャンクスの華やかさ健在です!!
いや〜、CATSは本当に歌詞が良いわ。飼い主さんを離れた猫コミュニティーでこんな会話(歌)交わしてるなんて思うと愉快で楽しくて。鉄道猫も劇場猫もみーんなそこらにいる猫ちゃんと一緒なんです。ごろっと寝そべって、たまーに気ままに人間様の足元にすり寄ってきて、ただ一緒に列車の中歩いて周ってるだけ。それをあんな大層なミュージカルナンバーで、俺様がいなけりゃ汽車が発車できないんだぜ〜って歌い上げるの。もう、楽し過ぎ。
老猫の歌が多いのも特徴。キャッツにハマったうん十年前から私もずいぶん年取りました。老猫たちの今を生きる生きづらさとかつての武勇伝、身につまされるわ。
そしてメモリー、昔も今も涙腺崩壊、美しい曲って本当にパワーが凄い。
TVの宣伝でも出てくるビクトリアちゃんという舞台には出てこないキャラクター、鑑賞前はこれだけが不安だったけれど、全く問題なし。舞台と映画の違いを象徴する大切な役どころです。この仔の歌う「ビューティフル・ゴースト」はメモリーの見事なアンサーソングでゾクッとしました。
不評な原因何かなあ、強いて言うなら多少お下品な演出が鼻についたかな。私も舞台でイメージしてきたのと違ってうーんってなったところもありました。特に冒頭のガンビーキャット。楽しいラインダンスのナンバーなのでそこは演出に生かして欲しかったのと、この猫はネズミにマナー教育するようなお節介オバサンのイメージだったので、ちょっと演出がお下品過ぎたかなあ。CATSの猫たちは大英帝国に生きる誇り高き猫たちなのだから!

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いちご