アルプススタンドのはしの方のレビュー・感想・評価
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高校演劇部が実際に演じた作品の映画化。
ぶっちゃけあまり心に響かなかったけど、観賞後調べたら実際に高校の演劇部の大会で優秀賞を取った作品を映画化したとの事。
これで満足度は少し上がった感じ。
本作も演劇部の学生のストーリーがメイン。
出だしの意味不明のセリフがキーポイントになっていて前半の演劇部の二人のぎこちない所のナルホド感が良かった。
キャストの皆さんも知らない人ばかり。
演技が上手いとかはあまり関係ない感じも良い。
ラストの曲は自分好みで良かったです!
青春映画としては最近観た松本穂香さんの大阪弁の作品の方が好みだったかなぁ( ´∀`)
逆転サヨナラ満塁ホームランの様な胸の高ぶり!
もう、めちゃくちゃ良かった作品でした!
野球に例えるなら、9回裏2アウトから逆転サヨナラ満塁ホームランを打った時の気分のよう!それほど感動し、胸が高ぶりました。
一度は青春時代を経験したことがある人なら、絶対鑑賞してほしい作品です。
今年はインターハイも吹コンも演劇大会も、そして甲子園もなくなりました。でもだからこそ、今何ができるのか、それを探そうという気持ちが噴出する、そんな元気をもらえる作品です。
「しょうがないよ」で終わらせない!
う〜ん、すごくいい! 観て楽しい! いいね、これ!
東入間高校が強豪 平成実業と戦う甲子園一回戦の応援に強制参加させられ、アルプススタンドの端っこで、冷ややかに観ている四人の話。
唐突な「しょうがないよ」で始まるオープニング。
「なんだったんだ、冒頭のシーン?」と思いながら観ていくことになるが、中盤で何のシーンだったかが、わかる。
関東大会まで行った経験がある演劇部の "安田" と "田宮" の関係、野球部を早く辞めた "藤野" と下手だけど続けている "矢野" の関係、勉強はトップだが他に取り柄はなく人付き合いも苦手な "宮下" とその宮下からトップを奪い部活も勉強も恋愛もリア充に見える "久住" の関係、それらがだんだんわかっていく。この展開は、演劇らしく気持ちがよい。
この話を高校生が演劇の台本として書いたということにまず驚く(訂正:書いたのは先生だそうです) 。今では様々な高校で演じられているそうだ。そして映画化に際して好感だったのは、美男美女でなく、普通の人たちであることだ。それが、この話を本当に身近な感じにしていると思う。
ぜひ、みんなで観ましょ〜。真面目に面白いよ、この映画!
ルールがわからない中で、タッチアップを見た彼女達の会話は、その可笑しさが秀逸。…「やっぱりアウトか」「迷宮入りだね」のやりとりは、ぜひ劇場で堪能してください。
オッさんでも
完全ノーマークの作品でした
こんなオッさんが観てもいいのか?と
自問しながら鑑賞しました。
特に誰が主人公って訳ではないのですが
若者は誰でも主人公なんだよなぁ、、と
思わせる作品です。
しかし、オッさんにも響くモノがあり
「もう若く無いから」なんて言い訳を
言わないって決めました。
矢野君と酒を呑みたいなぁ
はしの方の夢舞台!
あまり内容を知らずに行ったのでワンシチュエーションの会話劇に衝撃を受けました!しかも夏の甲子園が舞台なのに球場はおろか野球部員すら登場せず。カキーンと金属バットの音だけが響いている。これは革新的過ぎる!
まさかあの涙あり歓喜ありのアルプススタンド…の、はしの方であんなにまったりとした夏の主人公達に出会えるとは。
「見えないところで落としたんじゃない?」「お茶って言わなかった?」「野球部ってだけで嫌い」野球に全く関心のない演劇部のあすはとひかるの間の抜けたやり取り。元野球部の藤野。優等生の宮下。吹奏楽部の久住。そして熱血教師。
キラキラ輝いて真ん中にいられるのなんてたった一握りの選ばれた人。ほとんどの人がはしの方に居場所がある。もしくははしの方にしか居場所がない。
それは大人の社会であってもそう。
だけどはしの方にだって主張はあるし、青春もある!
「しょうがない」誰もが今まで数えきれない程吐き捨ててきたこの台詞。本人にそのつもりがなくても人を傷付ける言葉は日常に転がっている。はしの方にも。そうでなくても。
アルプススタンドのはしの方で繰り広げられるどこにでもいるような普通の高校生達のそれぞれの物語。はしの方にだって夢舞台はある。
その後のエピローグも良かったです!や、矢野くん😆これは君の物語でもあったね。
はしにははしの熱さがあるんだよ!
ノーマーク作品ながら、みなさんのレビュー評価が高かったので鑑賞してきました。そして、その評判どおりいい作品でした。高校生の青春ストーリーが、有名俳優を起用しないことで、等身大で描かれていることに好印象をもちました。
初めは、母校の野球部の単なる応援動員で参加した高校生が、応援を通じて自分の生き方を見つめ直す流れが心地よかったです。「しょうがない」と自分を納得させ、それが正しいことだと折り合いをつけることで前に進もうとしていた若者たち。しかし、必死でがんばる友達の姿から、それまでの自分の考えに疑問を持ち、変容していく姿が熱いです。
「しょうがない」は、報われない自分を救う言葉ではない、「ここで諦めろ」と言ってるようなものだ。それに気づいた時、それまでなんとなくやらされていた応援が、全力の応援に変わり、折れかけた自分の心をも奮い立たせる。そんな終盤の盛り上がりが、とにかく熱いです。
そして、ラストの締めがこれまたよかったです。努力の全てが報われるわけではありませんが、報われなければ全てが無駄になるわけでもありません。努力や諦めの悪さがカッコ悪いなんて、いったい誰が決めたのでしょう。報われない悔しさを表面的に取り繕い、平静を装うほうがよほどカッコ悪いです。若い世代はもちろん、若い頃に苦い思いを噛み締めた大人も、本作から感じるところは大きいのではないでしょうか。
それにしても、タイトルが実にいいです。スタンドのはしの方に居心地のよさを感じる自分には、実にしっくりくる内容でした。中心には中心の大変さがあるように、はしにははしの熱さがあるんだよ!そんなことを強く感じさせてくれる作品でした。
8番センター矢野君はみんなの心の中でどんどんヒーローになっていきます
埼玉県立東入間高等学校の横断幕。志望の埼大(県立大学)は模試でE判定などの台詞はちょっとした埼玉イジリ。
田舎(失礼)の公立高校が甲子園出場。超高校級のスラッガーがいる名門校との一回戦。ロケ地の球場は甲子園には見えませんでしたけど・・・・・気にしない。
なんたる偶然、今日のわたしの飲み物は黒豆茶。
黒豆茶はおーいお茶より割高なのだぞ❗
何かと気が付く間宮さんは三人分のお茶を買いに行ったりして、あすかと元野球部の藤野君をわざと二人だけにさせたがっているのかな?お世話好き?と思っていたけど・・・・なるほど。
さすがに、脚本がしっかりしているし、4人(あすか、間宮さん、藤野君、宮下さん)はクサイ演技の新米先生との絡みもアドリブのような余裕あるセリフ回し。
新米先生の喉を潰す過剰演技は急に塩辛声が混ざり、魚屋のオッサンか?おかしいパートは全部引き受けてくれています。
藤野君の矢野イジリもしつこいが、あとになって効いてきます。
気が付くと応援モードになっている。アルプススタンドのはしの方を端の席から見ているオレ。素直で暖かい気持ちになっている。
しょうがないとか、諦めが肝腎だよ。とか他人に気を遣って言ったりしがちですね。でも、そういって、自分を慰めていることや自己暗示にかけていることありますね。
コロナ禍で2020年の高校野球は変則的ですね。記録がかかっているスラッガーには残念な日程ですが、10日から17日の貴重な夏を悔いないように頑張ってもらいたいものです。
後から感情が吹き上がってくる
上映時間は75分。
軽いコメディタッチで爽やかなラストを迎えるこの作品。
観た直後はそれほどでも無かったのに、レビューを書こうといろいろ考えている内に気付けばハートを掴まれてしまっていた感じ。
「いわゆる『青春』なんてモノは、そもそも大人が振り返った過去の幻想の中にしか存在しないんだ。
素敵な異性との恋愛なんてとんでもない。
当時は不安と諦めと妬み、後悔と妥協と同調圧力の狭間で体裁を取り繕うのに必死だったからこそ、後になってそれが輝いて見えるし憧れの対象にもなる。
そしていつだって中高生は、そんな大人が勝手に作って勝手に示した幻想の『青春』像に支配され、そのギャップにまた苦しめられるんだ。」
そう思っている私の様な人種(でも多くの人がそうなんじゃないのかな)にとっては、この「アルプススタンドのはしの方」こそが私のメインステージだったことを突きつけられる。
でも、それは決して恥部を晒される様な嫌な感じではなく、「それでいいんだ」と思わせてくれる。
それぞれ全く違う立場や視点で、なんとなく眺めていた野球部の試合。
しかし最後には我々劇場内の観客も巻き込んで全員が「彼」に想いを託すことになろうとは。
キャラクター全員が愛おしく思えて試合終了。…からのあのラスト。
TVをつければ不安を煽られるこのご時世。
たった75分で清々しい気持ちになれる。
上映館数が少ないのは残念。
ぜひ夏に見て欲しい傑作です。
期待せずに見たものの
評判が妙に良い映画にあまり期待はできない……という偏見の上、あまり期待せずに見たものの(無礼ですみません)、
若者たちの瑞々しい姿にいつのまにかボロボロ泣いてしまった。
演劇らしいやりとりもくさすぎることもなく、グラウンドを映さない演出も効果的。
なにげない言葉やシーンが後半にどんどん活きてくるのが感動的でした。
失礼ながら演者の方はどなたも存じ上げませんでしたが、見ているうちにどんどん魅力的に見えてくる。
顔も出てこないキャラクターを本気で応援してしまった。
いわゆるイケてない高校三年生たちのいちにちの物語。
頑張れなかった人、
仕方ない、しょうがないと諦めた人の物語。
これは大人は刺さってしまうのではないでしょうか。
諦めたことを否定せずに、そっと背中を押してくれる優しさが美しい作品だと思いました。
※効果音がよかった!と思いました。天候的になかなか厳しいシーンも、効果的に夏やグラウンドを演出していました。
野球部員の顔、見てぇ(^_^;)
元々は浅草九劇でやってた舞台の映画化。
舞台の良いところと映画の良いところが
上手く絡み合ってて凄く楽しい(^ω^)
だって、グランドが最後まで映らないんだよ!
選手の顔見て応援してぇ\(´ω`)/
その荒削り感はあるのに
それが“学生達の生々しさ”になってて
素直に面白かった!
黒木ひかりと、中村守里(ラストアイドル)しか
知らなかったけど(失礼)
みんながみんな、輝いてたなー\(´ω`)/
タッチアップのことですかね?
甲子園野球を頑張る選手たちをダラりと観ながら、イマイチうまくいかない青春をボヤく高校生達と、熱狂的に応援する暑苦しい先生が織りなす会話劇。
全く観る予定は無かったのですが、このサイトでよく訪問させていただくユーザーさん達の評価が皆良かったので、とりあえず観に行ってみることに。
う~ん、ただ話しているだけだし、特段面白いとは思えないな~…と思っていた序盤だったが…
簡単に人物紹介
①安田:
演劇部。元からの性格なのか、ある出来事の所為なのか、少しひねくれたボヤき少女。
どこにでもいそうなごく普通の女子高生。
②田宮:
演劇部。安田の友達。性格は優しく、天然な一面も。
どこにでもいそうなごく普通の女子高生。
③藤野:
元野球部。野球部の友達に、エースで4番の天才、園田君と、万年ベンチの矢野君がいる。
どこにでもいそうなごく普通の男子高校生。
④宮下
所謂、陰キャな女の子。基本的に、成績はいつもトップ。エースで4番の園田君を密かに想う。
成績がトップなことを除けば、どこにでもいそうな女子高生。
⑤厚木先生
暑苦しいまでに大声を上げ選手を応援する教師。覇気のない安田達に元気な応援を促す。
近年減りつつあると思うが、どの学校にも一人はいそうな熱血教師。
⑥久住
・小坂菜緒と川口春奈と有村架純の可愛さを一挙に持ち合わせたような恵まれたビジュアル。
・ハイスペックな彼氏持ち。
・ブラスバンド部部長。
・成績超優秀。
・宮下のような陰キャ女子にも滅茶苦茶優しい。
・生徒から疎ましがられる厚木先生にも礼儀正しい。
・多分、料理もうまい(妄想)。
よって、現実世界では存在しえない女子高生。
…以上6人をメインに展開される物語。
上述の通り、序盤は淡々とボヤいているだけなので、評価の高さに疑問を抱いたが、トイレに向かう宮下と厚木先生が会話するシーンあたりから徐々に変化がおとずれ…
終わってみれば、珍しく涙が溢れていました(笑)
素晴らしい映画だったと思います!
登場人物はそれぞれ置かれいる状況は様々で、それの対処方法も皆それぞれ。
しかし共通するのは、「何となく諦めている」こと。
そんな陰気な会話劇が、ちょっとしたきっかけや、頑張る選手を通して熱くなっていく展開はとても良かったし、悩みもシリアスすぎない分、多くの人が共感できる作品なのではないでしょうか。
何となく諦めていること、誰にでもありますよね~。
邦画を観る割合は低めの自分に、この映画と偶然にも引き合わせてくれた皆さんに感謝です!
ホント、グッとくることはよくあっても、涙が溢れるのは年に何度も無いんです(笑)
このような情勢の今、色々と何となく諦めている人たちに是非鑑賞してほしい作品でした。
~余談~
小学生の頃、親に無理やり地元の少年野球クラブに通わされていました。
滅茶苦茶怖いコーチ・監督、そもそもそれほど野球が好きでなかった自分は当然上達せず…。
同級生が皆、試合のレギュラーになっていく中、6年生になっても万年ベンチの自分(まぁ当然なのですが。そりゃあタッチアップの意味すらまともに理解してないくらいですからw)。
しかし、いつもは怖いコーチたちが、卒業間近の試合で、お情けで自分を試合に出してくれました。
緊張の中打席に立った時、どうせ振っても当たらないし、コーチに怒られたくないし、相手ピッチャーもそこまでコントロールも良くないし…
フォアボールにでもなれば良いや!とバットを振りもせずにいた結果…見逃し三振。。
当然、コーチ・監督の怒号が飛び、速攻交代させられました。
小学生当時の自分からすれば、親に無理やりやらされていた野球でこんなにも怒られるなんて…と、このことはずっと「嫌な思い出」として残っていたのですが…
映画内で、厚木先生の「人生は空振り三振の連続」だったり、安田の「送りバントなんかで良いの?」といったセリフ、さらに、万年ベンチでも頑張るという矢野君の存在があって、、、
あの時、与えられたチャンスで勝負にすら出なかった自分が、20年以上経った今とても情けなく感じ、後悔とともに凄く涙が溢れてしまいました。そりゃあコーチたちも怒りますよね。
野球を好きか嫌いかで、矢野君と自分の立場は全然違うのですが、与えられた環境で頑張るっていうことが大事というメッセージも込められた映画だったと思うので。
今日までずっと嫌な思い出として残っていたことに対して、何十年の時を経て自分を見直す機会をもらえたなぁ~と。
いやぁ~、映画って改めて良いですね(笑)!
柄にもなく(⁉)恥ずかしながら長々と自分語りをしてしまった(笑)
これからもこういう作品に出逢いたいですね。
全国高等学校演劇大会最優秀賞受賞戯曲の映画化
元野球部と演劇部と帰宅部4人による会話劇をアウトドアで、
開放感も相乗され素晴らしき演上、
しかし影の主役はなんと言ってもベリーキューティな吹奏楽部主将!
ラストのその後は無くても良かったかな。
不思議な魅力
甘酸っぱい映画でした。主演の小野莉奈は女優として雰囲気が感じられ、次の展開があるかも。藤野役もなかなかいい。黒木ひかりら3人の若手女優も好演。
筋はありがちな展開をうまくつないでおり、爽やかなのはもちろん、不思議な魅力が体験できる。朝イチでの鑑賞をおすすめします。
清らかに流るゝ台詞の流れ
城定監督の作品。
ザ・Vシネマの監督の作品、とは思わずに見てほしい。
そこには言葉の清流が流れている。
とても純粋無垢な中に、複雑すぎないストーリーライン。
十分に楽しめる。
もちろんVシネのように笑えるところも作るところもあるけど、言葉を選ばずに言うならば全くもってアオハル。
もちろん作品の全体を見ると、同じ映像の作り手としては構成に対しては思うところはある。
ただ、一つのシチュエーション、一つの画面構成の中で、その上で表と裏を作る。
野球のようだね。
さらに言うならば、野球を知らなくてもなんか泣いてしまうだろうし、野球を知っている人ならば、野球愛さえも感じると思う。
途中、言葉の流れに負けて、涙が溢れ出てしまった。
劇場で久々に見た映画がとても暖かくて嬉しい限りでした。
オススメ。
細かく評価つけるとすれば3.75です。
無いので、3.5です。ごめんなさい。
でもオススメです。
映画としては・・・
この作品は第63回全国高等学校演劇大会で最優秀賞となる文部科学大臣賞を受賞し、全国の高校で上演され続けている兵庫県立東播磨高校演劇部の名作戯曲を映画化したものである。
邦画、洋画を問わず舞台劇を映画化する作品は数あれど、ものによってはやはり舞台の方がよかったとか、いや、映画の方が良かったと言う人、様々いるであろう。かくいう私も、この作品の舞台は未見なので、なんとも判断しようがないのだが、映画としては失敗しているように思えてならない。
なんと言っても映画としての奥行きが全く無いからである。舞台劇を映画化したのだから、当然そうなるはずだと言われればそうかもしれないが、ならば敢えて映画化する理由はどこにあるのだろうか。また会話劇も広がりに全く欠き、同じワードやフレーズを幾度どなく口にするのも気になった。
恐らく、この作品は舞台だからこそ味わえない表現力や演出が冴えるのであって映像化する意味など、どこにもない様に感じた。
其々の自由。其々の不自由。
元は高校生が大会の為に書いた戯曲?なの?そんな感じですよね。きっと元の本と舞台はもっと青臭く痒い感じだったりするのでしょうか。それもそれで観てみたい。その位にズバッとストライク獲られた作品でした。
但しほんの少しだけ残念なのは脇の立役者である高校野球かな。アレが地方大会のベスト16辺りだと状況や展開によりグッと来た気がするのだけれど、甲子園の一回戦となると実際はアルプススタンドももう少し舞い上がってるだろうなぁ、なんて思うわけです。関東の高校ですしね。全校応援なんて降って涌いたイベントでしょう?
それでもある意味、彼等彼女等よりも鬱屈とした高校時代を過ごし、大人も大分過ぎて高校野球のファンになり、一年中地域の大会に足を運ぶ様になった自分には、あるあると共にその眩しい青春に一喜一憂してしまったわけでして、素晴らしい作品であることには間違いないです!
何よりもオチにほっこりして、観に来て良かったと思えました。真夏の明らかにこれから暑くなる午前中の劇場がオススメでしょうかね♪
なぜ長きに渡り硬式野球部ばかりを─
時を経ても、やっぱ硬式野球部を重んじてしまう風潮はあるのか─、自分も休みの日や休み時間に半ば強制的に応援にかり出された記憶が─、でもあんな端っこがあったら結構楽しめたかも─、面倒くせーと思いつつも最後は熱を帯びていた記憶が蘇り─、良い慣例とも思えなかった学校での活動が長きに渡っても続いている所以を垣間見た気がする。
出だし、かったりーとか、うんうん分かるよその気持ち、うぜー、そうそういるいるあんなやつ、等々かなりハマった気持ちで見ていたけれど、徐々に熱くなっていって、感情の高ぶりにも無条件に共感して、やっぱ青春っていいのかも、なんて単純に素直に思いに耽ることができました。
さすが高校演劇の頂点を極めた作品と思うと同時に、その劇作品を越えた映画だけであろうプラス劇も素晴らしいものがありました。
超ナチュラルな演技にも結構感動してしまったし、かなりいい作品。
観られて良かった
これはエモい映画ですね。
終始目頭が熱くなりながら観てました。
もう出てくる人全部が泣かせにかかってきてて、暑苦しいキャラもいるけど、画面に出てるだけでどこかウルッとくるものがあるという、、
感じ悪い子も結局は以下同文。
一生懸命なのは素晴らしい。
全154件中、101~120件目を表示