「梅雨も明けて夏が来そうですね」アルプススタンドのはしの方 DKawaさんの映画レビュー(感想・評価)
梅雨も明けて夏が来そうですね
甲子園に出場する母校の応援に駆り出された高校生達の話。
"引退した演劇部員"と"万年控えピッチャーの元野球部員"と"成績の落ちた勉強一筋の女の子"は、「青春している"真ん中"の同級生達」を見つつ応援席のはしの方で「自分も真ん中にいたはずなのに」と思っている。
"はしの方"の高校生達の会話劇で話が進み、試合の展開と自分の気持ちが重なって最終回を迎える頃には声援を送る流れになっているのが上手い。
高校演劇の全国大会に総文祭というのがあることを最近知った。
出場倍率でいうと、甲子園の80倍に対して160倍という狭き門なのだそう。
そんな大会で 最優秀となった舞台脚本の映画化。
高校演劇が原作なのでテーマはストレートだけど、すっとぼけた笑いに包んでいる所も上手い。
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満塁本塁打さんのコメント
2022年6月11日
はじめまして、この作品の良さがわかるかが「演劇耐性、純文学耐性」のわかれ道だと個人的に思いました。自分にはムリでした。・・・配信で鑑賞・・・映画は腐るほど、数えきれないほど観てますが、演劇は、たまたまNHK教育で「戦時下の庶民」描いた舞台・演劇(名前忘れました)面白いなぁと観た1回しか人生での観劇経験がありません。変なコメントですみません🙇♂️😊