愛なき森で叫べのレビュー・感想・評価
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Netflixだからこそ園子温が活き活きしてる
映画を簡単に言うと「愛のむき出し」のテンションで「冷たい熱帯魚」を撮ったみたいな作品。
園監督自身の過去作に出てきた要素がいろいろ散りばめられてて、一つの節目となるような作品。
万人受けするタイプではなくて、園子温作品が好きな人が見て楽しいタイプというのは間違いない。
最低の映画。
つまんないとか意味不明なのは100歩譲って、
30年前の設定なのに背景にバンバン最近の新車が映ってたり、足が不自由なはずの子が途中からいきなりピンピン動いていたり、警察官から奪った拳銃で七発も発砲できたり、、、。
才能がないのは仕方ないが、怠惰で手抜きな作品はかなしくなる。
滑稽
演技過剰 演出怠惰 音楽性懐疑
よくこんなごみを作れたもんだwwwww
監督はもっと勉強しまちょうね あるいは業界から消えまちょうねwww
あくびしっぱなしの見る価値なし映画 北九○監禁はやはり
作られたものでは狂言表現で出来るわけがなかった…
村田がもう少し魅力的なら、ぐっと見やすい映画になっていた
村田が口が上手くて、キスも上手くて、ハイテンションなお祭り男なのは分かるのですが、第三者から見ても魅力があったら、より惹き込まれたと思います。
インスパイア元の北九州の事件も検索しましたが、実物の犯人の方が甘いマスクでした。
わざとらしい芝居を女優たちがさせられている感があるのは、1985年という時代の特性なので、仕方ないと思います。
気づかれにくいと思うのですが、妙子(日南響子)があんな露出度の高い服を着ていたのは、「やりまん」としての戦闘服です。
一言で言えば、少女たちの三角関係のこじれと、交通事故という残酷な運命の話だと思いました。
(まあ、こちらが女性だからそう思うのかもしれませんが。)
それらを触媒に、純度の高い「ピュア」を見せてくれました。
女優陣の反美女的な頑張りもスゴイです。決して洗剤の会社(○王とか)、化粧品の会社がスポンサーになってくれなさそう映画です。
お澄ましな世界の横っ面にガリッとひっかき傷をつけてくれたと思います。
ネットフリックスの弊害
園子温の"詩人"という肩書に固執しているのか?彼の映画の中には詩を朗読したりライブパフォーマンス的な行動をする事がよくある。それが効果的に機能しているのは『愛のむきだし』の中で満島ひかりが聖書の一節を暗唱する所くらいだろう(それでも違和感は感じるが)。しかし、大体が上手くない。
本作の登場人物はほぼ全編にわたり、演劇的(というと演劇に大変失礼だが)オーバーアクトの台詞回しになっていて観ているコッチが恥ずかしくなってくる。
おそらく監督にそのように指示されたのであろうが主役級の女の子達は終始棒読みに聞こえ、学芸会を超えてお遊戯会レベルといっていいクオリティの芝居になっていて、気の毒でならない。
ネットフリックスはスポンサーの顔色を気にしないで作家性を発揮できる場ではあるが、今回はそれが悪い方に機能したという事でしょう。
ネットフリックスユーザーは作品に対して出資しているといってもいい立場なので、つまらない作品はつまらないと声をあげないといけない。と思う。
でも、面白いは褒めないとね。今回は別。
Netflixドンマイ
これ自体はスティーブンキングのドリームキャッチャーのオマージュ。
自分の過去の作品盛り合わせてセルフパロディをやる手法。
でも今回は全てが中途半端で最低でした。
北九州連続殺人という最高の素材を使っておいて最低の料理しか出来なかった。
冷たい熱帯魚が素晴らしかっただけに、園子温という鬼才に金持たせて好き勝手やらせちゃダメだって事がわかった事例になってしまった。
無題
最後の30分はお〜!ってなったけど
そこにいくまでにあったミツコ家族がロック?になるやつ、あれ正直要らなかったです
同じ題材のやつならウシジマくんの方が良かったかな...
けどサイコ感とか諸々はさすが園子温って感じでした
この濃厚な園子温節は…!
実話を元に描かれる作品はドキュメンタリタッチなのが常だが、それを完全に無視した虚構な園ワールド全開。出来より前に好き嫌いが来るタイプのヤーツ。
しかしながら長丁場を付き合っていると異様な椎名桔平のテンションに持っていかれる。グロシーン以降はそっち方面に完全に吹っ切れる。決着の付け方も含め、監督の個性で貫かれたパワーある作品。並でないことは確かだ。
役者はみな濃かったが、アミ役の中屋柚香さんが良かったな。
園映画のエロ・グロ・バイオレンスの中で頑張ってた。
ちょこっと興奮する!!!
生々しく艶めかしい世界が縦横無尽に展開。
野暮ったいルックスの女性キャラ達のマウントの取り合いの攻防が楽しい。
椎名桔平のマインドコントロールが画面を越えて来る。
そして「ミラーズクロッシング」的状況からの姑息な脱出。爆笑した。
ほぼ全編、何を見せられているのか混乱する程に力業でねじ伏せて行く様な演出。これこそ園子温!帰って来たぜパワフルに!
ジェネリック熱帯魚!!
そろそろ園子温作品を観たいと思っていたので、丁度良いリリースタイミングでした。ヒロインの名前が毎度の美津子で良かったです。北九州一家殺人の松永太をモチーフにしていますが、詐欺師の言動やノリ(「はいキス」)は園子温そのものなんだろうなあと思います。詐欺師役は、序盤は椎名桔平だと声もかすれているし歳を取りすぎていると感じ、長谷川博己や中村倫也(ウシジマくんシーズン3の役と被りますが)が良いなあと思って観ていましたが、グループを支配下に置いてからは、まあまあ適役だったように思います。でんでんよりインパクトは下なのでジェネリック熱帯魚という印象ですが、園監督はやはり自由に撮る方が向いていると思いました。女性陣は何か体がブヨブヨで萌えませんでした。反抗していた人たちはすぐ従ってしまい何だか雑ですし、終盤は無理やりまとめた感じで残念でした。
自殺サークルより日本らしい。
モチーフからもそうだし、らしさが何かわからないけど、自殺サークルとか紀子の食卓とか冷たい熱帯魚をらしさとすれば、愛なき森で叫べはめちゃくちゃらしい映画。湖のシーンは最強。
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