ウエスト・サイド・ストーリーのレビュー・感想・評価
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映像の撮り方が素晴らしい!
映画館で観たかったけど、Disney+でもう配信されていたので観ました。
まず、最近サブスクの配信が早すぎてマジで凄すぎ。特にDisney+はディズニーと20世紀FOX作品がすぐに配信されるので、映画館で見たかった作品がすぐ見れるのでありがたい。
初めて見たけど、トニーがジェッツとシャークスのリーダーを殺したらへんから、思ってた展開と違うなぁって思ってたけど、最後はチノがトニーを殺して、マリアがチノを殺してっていう風になって、衝撃的だった。こんな感じで終わっちゃうんや…。
愛だろ、愛!
結論から先に。
最高でした!
オリジナルの1961年版は、もちろんテレビで何度も放映されて来たと思うが、
ちゃんと見たのはCS放送で1回のみ。確かトニーは死んじゃうんだっけ?
ストーリー的な認識はその程度の薄いものだった。
レナード・バーンスタインの音楽(サントラ)は今まで幾度となく聞いて来て
いて、「マリア」「トゥナイト」「アメリカ」などの珠玉の名曲は、もちろん
知っていた。上映が開始されると、「20世紀FOX」のファンファーレ!
本当に久しぶりに劇場で見た、聞いた!そのままスターウォーズ始まるかと思
った。(笑)
俳優陣の演技とダンスは本当に素晴らしかった!
あんなふうに楽しく踊れたらいいナ!
昔、職場の先輩、上司たちが、地元のお祭りかクリスマスにあんなふうにカッ
コよくダンスパーティしてたのを思い出す。
先ず、ミュージカルの肝である音楽、バーンスタインの音楽無しではこの映画
は成立し得ない。客席で、思わずリズムをとっている自分、隣のお客さんも同
様だ。
この映画のメッセージは何だろう?
若さ。
その素晴らしさ。
一瞬で恋に落ち、心の中に激しく燃え盛る炎は決して消すことは出来ない。
人を好きになる事の素晴らしさを躍動感のあるダンスシーンとバーンスタイン
の音楽を見事に融合させて観客を魅了する。
自分にも、あんな若い頃があったな。。
振り返って今のじぶんはどうだ?
日常と常識の海にどっぷりと首まで浸かって思考停止状態とまでは言わない
けれど、それに近い惰性の日々送っていたな。
そう気づかせてくれた作品だった。
ありがとうスピルバーグ!あなたは私にとっていつまでも最高の映画監督です!
目が足りない!
旧作鑑賞後に鑑賞。
やだ、スピルバーグって映画、超上手くない?!
ってことを初めて実感(遅
色と光に彩られた華やかな画面と、歌いながら演技する役者陣と、スピルバーグの旧作愛に、見る場所が多すぎて目が足りないよ!
アニタはずっと最高なんだけど、
カルテットの「アニタは今日はやる気よ」のとこが至高。
あとはリフ。(BGM:cool)リフよ…はぁ( ´-`)=3
変なストーリーはどうにかならなったのか…
半世紀以上前の「ウエスト・サイド物語」のリメイクでストーリーや歌などもほぼ同じなのにどこか現代っぽさもあり、全く古臭さを感じさせない作品にして蘇らせたのはさすがスピルバーグ。と思う反面、これは「ウエスト・サイド物語」の時から思っていたのだが、逮捕され保釈中で更生した。という設定のトニーが愛する女性の兄をそんな簡単に殺すのか?そしてそんな兄を殺したトニーをマリアがあっさり許して「愛」という言葉で全て万事解決!みたいなストーリーには閉口した。愛情と歌で押し切って何とかなっちゃうストーリーなんですよね…原作も本作もミュージカルシーンは歌を除けば(歌がイマイチ…)よかったし、映像もよかっただけにもうちょっとストーリーの方はどうにかならなかったのか…?どうせリメイクするなら、ここらへんのおかしいストーリーもリメイクで大胆に変えてほしかった
こんな話だったのか!
いやあ無理!
自分の兄貴を殺された直後にその殺した相手といくら愛してるからって
セックス出来る?全然理解できん。
その愛する人が目の前で撃たれて歌える?いやあ無理だわ。
ミュージカルってこれが基本になってるから自分には無理なんだとはっきりしました。
もう配信⁉︎
思ってたのと違う
スティーブン・スピルバーグ監督の拘りが随所に見える会心の名作ミュージカル・リメイク!!
1961年に映画化された名作ブロードウェイミュージカル「ウエスト・サイド物語」をスティーブン・スピルバーグ監督がリメイクというだけで、やはり期待感は高まるばかり!!
その期待を裏切る事無く、セットではない実際のマンハッタンのウエスト・サイドでの撮影、そこに躍動する一糸乱れぬダンスシーンなど見せ場いっぱいの演出はやっぱりスピルバーグ監督の面目躍如!!
ポーランド系移民の「ジェッツ」とプエルトリコ系移民の「シャークス」の対立構図はまさに現代アメリカの縮図であり、よりリアリティを持った感覚で観る者に説得感を与えている。
個人的には主演二人にイマイチ魅力が感じられず、ラブストーリーの部分はやや食傷気味であったが、それでも見ごたえ充分の2時間半であった(笑)!!
ダンス、歌、映像は見事!後味もう少し
まずはダンスが見事!カメラワークに衣装やセットの色味も計算されつくした映像のセンスの良さ。
歌も素晴らしい。
気になったのは、再構築されたストーリーの中で、説得力が薄い点。
現代的な分断と対立がメインに描かれており、そこは見事。しかし、肝心のマリアとトニーが恋に落ちるところや、彼らがなぜそこまで愛し合ったのか、兄を殺されてまでも逃避行を選んだのか、まーったく、説得力がない。もっとエピソードや発言を交えて、2人が恋に落ちる過程や、この人でなくてはならない理由を描いて欲しかった。
でないと、2人の関係性が薄っぺらいと、すなわち、物語の展開全てが薄っぺらくなる。
トニーが決闘を止める動機も薄いし、チノがトニーを撃つ理由も薄い。トニーの死を乗り越えて明日へ向かうというようにも見えない。
元のロミオとジュリエットや、過去の映画の方が、そこは説得力あったし、愛し合う若者を犠牲にしたことで、各対立グループが目を覚まして、手を取り合うという前向きさもあった。
この映画は、ラストの救いがないところが、最も残念…。
トニーの復讐をせず、誰も撃つことなく「somewhere 」を求めて立ち上がるという展開のが良かったなぁ。
ぬるっと終わり、対立はそのまま、、なの?
鬱っぽいラストに、読後感が悪かったのが残念…
If you were white American. あかん
映画を見る前にたまたまネットで主演のアンセル・エルゴートが未成年に性的暴行して「合意の上だった」なんて言ってるという記事を見てしまい、最初からマイナスなイメージで観に行ったのですが・・・これは自分には全く合わない作品でした。ってか途中でアニータが言ってたトニーの評価が思いっきり本人のマトを得ていましたね。
んで、あのマリアも一昨日会った男に兄を殺されて、それでもトニーが好きーってぶっちゃげ頭おかしいんちゃう?っと思ってしまって終始イライラ。正直ベルナルドが可哀想です。
昔の「ウエストサイド・ストーリー」は観た事がないのですが、こんな話だったんですね。確かにダンスや歌は良かったにせよ、個人的には受け入れられない作品でした。
冷静になってはいけない
ミュージカル映画全般にあてはまると思いますが、冷静な目で見てツッコミを入れ始めたら楽しめてない証拠だと思うのです。
「え?なんで今歌うん?はよ逃げろや!」
みたいな心の声が聞こえる私は、きっとミュージカル映画向きではないタイプの人間なのです。でも、ミュージカルソングとか好きなんですよね。
そんな矛盾を自覚しながら鑑賞しました。
案の定冷静な自分との戦いでした。ですが、2時間を超える大作の割にはあっという間に見終わりました。これは作品自体が飽きさせない高いレベルで制作されている証だと思います。映画館のスクリーンで見たのでこのように感じましたが、家庭のテレビで見たらあまり入り込めないかもしれません。
ストーリーについてあれこれ語るのは粋ではない気がする映画です。いつの時代も、恋に夢中になってのぼせ上って盲目になっている時が一番幸せですね。
観て損した
オリジナルの大ファンなので楽しみ半分、不安半分で観ました。
映画館はものすごく久しぶりでしたが、結果非常にガッカリしました。
アニタ以外の登場人物に全く魅力がなく、それゆえオリジナルのストーリーの持つ強引な展開ばかりが目に付き、観ているのが苦痛でした。
あのストーリー展開が違和感なく受け入れられたのはキャスト達の魅力があったからなんだと再認識しました。
厳しいオーディションを通過したはずなのではないでしょうか?
特にトニーには全く輝きが無く、故に2人がパーティー会場で一目惚れしあうシーンも???しかなく、そこから始まる展開には全く感情移入できませんでした。
一緒に鑑賞した18才の娘も同じ感想。魅力ないどころか、キモかったそうです。
オリジナルではあんなにときめかせてくれたベルナルドも同じく。
せっかく私から誘って行きましたが、忙しい春休みの貴重な時間を無駄にしました。
製作陣に怒りが湧いてくるレベルです。
初めて観る人はどうか
過去作より色彩や展開、音楽など全体のトーンを抑えた事が人種間の問題を際立たせ、愛を丁寧に描く事に成功している。
歌唱力については少し残念だったが、劇中のダンスシーンは圧巻で、音楽も素晴らしい。見事にブラッシュアップ出来ていて、中でもアニータに存在感が生まれたのは最高だったし、リタ・モレノがヴァレンティーナ役で出演しているのも面白いところ。
だが、この作品の評価として過去作との比較が中心になってしまう事が多いが、ウエストサイドストーリーを初めて見る人からしたらどうか。
全体のトーンを抑えた事から、全体的に暗い印象が強く、カジュアルにこの作品を観る人にとっては惹き付けられる要素が減ってしまったのではと感じられた。
Somewhere
銀幕
1961年のオリジナル版は、午前10時の映画祭で観て心をぎゅうっと掴まれ、ついでにびっくりする程の涙を搾り取られた忘れられない作品。
それをスピルバーグがリメイクするという第一報を聞き、主演がアンセル・エルゴートに決まったと知り(ベイビー・ドライバーでのキッチンダンス!!)1年間の公開延期を経て、もうずーっとずーっと焦がれるように待っていました。
ずいぶん長い間待っていたと思っていたけれど、完成した作品を観てわかった。
スピルバーグ監督の長い長い片思いは、家族でオリジナルを観た少年時代から現在まで60年。それはそれは、純粋で切実。
壊れないようにそっと埃をはらい、慈しみながら磨いていく。
これがあの銀幕か!!多くの人が憧れ、何人かは魅入られたまま戻って来なかったという。
夜のバスケットコートでの「マリア」、スピルバーグ監督ならではの優しい雰囲気が大好き。自分の映画・お気に入りシーンランキングに絶対入ります。
黄金の光をまとい、長く濃い影を引き連れて去っていくハリウッドの後ろ姿を、タランティーノ監督はおとぎ話に。スピルバーグ監督はドキュメンタリーとして映してくれました(スピルバーグがリメイクした事自体がドキュメンタリーだと思うので!)
再確認したのは何と言っても曲がいい、歌詞がいい。NYフィルの方の弓に、字幕翻訳の石田さんのペンに初心が宿る清々しい作品。多くの人の思いを束ね、万感とはよく言ったものです。大満足でした!
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