「IMAXで観てよかった。最高の音楽!!」ウエスト・サイド・ストーリー たま@🍒🍒さんの映画レビュー(感想・評価)
IMAXで観てよかった。最高の音楽!!
旧作は子どもの頃にテレビ放映で1回観たきりで、ストーリーと曲は知ってるけど細かいところは全然覚えてなくて、冒頭からトニーを探してしまいましたが、トニーはちょっと後から登場でした(冒頭から出てきたのはジェッツのリーダーのリフだった)
あと、そうだったのか!とちょっと驚いたのが、ストーリーが3日~1週間くらい?のめちゃめちゃ短い間の出来事だったこと。
ダンスの日の前日→ダンスの日(一目惚れ)→翌日決闘→翌日~1週間以内くらい(終)
なんですね。
マリア役の子は前評判どおりめちゃめちゃ歌が上手くて声も魅力的で、彼女か歌うと耳が喜んでるのが自分でもわかるかんじ。とても良かったです。
トニー役の子は、イメージしてたトニーよりもボンボン感があるような。背が高いけど、かっこいいよりもかわいい系。もし彼がアメリカでかっこいいなら、大谷翔平くんもかわいいでなくてかっこいいのか、というような(私の中で同じ系統です)。歌は下手ではないですが上手くもなく、走り方や動きがボンボン風味なのでトニーにはハマりませんでしたね、私は。
リフ、彼はよかったです。お顔も動きのキレもリフってかんじでした。最後の、トニーが決闘を止めに入って逆にやられてるのを見たときの表情にはぐっときましたね…そして最後もね。
シャークスのリーダー、マリアの兄ベルナルド、んん?記憶の中ではもっとかっこいいお兄さんだったんだけど、ってちょっと思ってしまったんですが(失礼)、ボクサー感あり、これくらい貫禄ないとあのアニータに負けちゃいそうなんでよかったかな。
そう、恋人のアニータがめっちゃよかったんですよ。お芝居もダンスも!大好きです!アニータ!彼女の歌から始まる「America」は最高でした!
リフ&リフの彼女、ベルナルド&アニータと仲間たちのダンス対決は圧巻でした。
他のシーンでもみんなダンスが上手すぎ魅力的すぎるので、「ギャングやってないで、ダンサーになったほうがいいって…!!」と何度も思ってしまいました…(他の映画、舞台観ててそんな風に思ったことないんですけど)
あとは、いい作品にはいいおばあちゃん。
後半泣いてしまったのですが、トニーのおばあちゃんの歌に心揺さぶられたからです。。
(あとで、この方が旧作アニータのリタ・モレノさんだと知りました)
あとは、チノ、あんた、、まあ、出てきたときからそういうフラグ立ててたよね、、っていう説得力はめちゃめちゃありましたね。
たまたまIMAXで観ましたが、IMAXで撮ってる映画なのでIMAXで観れるならIMAX鑑賞をおすすめします。
画面もそうですが、音もすごく良いので!!
エンドクレジットが主な登場人物の紹介のあと“シャークス”と“ジェッツ”とかでグループごとに流れる趣向があったり、何よりバーンスタインの名曲が最後まで流れるので、しっぽの先まであんこを堪能したような満足感に満たされます。これで2400円は安い、、というか一律料金素晴らしい、と思いました。
トニーに感情移入できなかったので☆4 ですが、間違いなくこれは劇場へ行くべき映画です。