カセットテープ・ダイアリーズのレビュー・感想・評価
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映画館で観たかった…(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾!
地元では単館系寄りの作品扱いで、一日一回くらいしか上映されず、どうしても観たかったのに、タイミングが合わず、結局WOWOW…(涙)。
少年成長もの+80sロック+イギリス…ん?これはもはやシングストリートでは?w
私の大好物路線の王道に、さらに人種差別という、かなりビターな味付けで、ますます感動が深まりました。
今、ブルースの85年の代々木ライブに行ったことを思い出し、当時のセトリをチェックしては、胸熱が続いております。(なんでラストがビートルズのツイスト&シャウトだったんだろ?w)
大学は行くのが当たり前の環境で、授業なんかしょっちゅうサボって、いつまでもダラダラ学食で友達や先輩達としゃべる日常の一方で、必死に学費を工面し、ひたすらいい職へ就くために、学部さえ自由に決められない学生もいたんだなぁ。真面目に勉強しない、当時の自分を振り返ると、いくら親に謝っても謝りきれないわ。
…最後のジャベルのスピーチ、本当に素晴らしかった。あんな風に積み上げてきた努力が報われるのは、本当に嬉しい。そこも感動ポイントなんだけど、私が一番泣いたのは、エンドロール前のブルースとのツーショットだな。ああいう、実話ものによくある本人写真にはいつも感動するんだけど、さすがにスーパースターのブルース本人にも認められてるファンなんて、羨ましいにもほどがあるwww
…っていうか、本当に心の底から、ブルースに人生を変えてもらったことに感謝してるのが伝わって、本当に泣けました。
作品の内容は、他のレビューに色々書いてあるからそれをご覧ください。
私はこの作品を通して、ずっと音楽の力を感じ続けたし、子どもの頃から歌で家族と繋がって、友達と繋がって、恋人と繋がって…どんなに嫌なことも、ツラいことも音楽が支えてくれた。
もしこの世に歌がなかったら、私は鬱になってたか、自殺してたかもしれない。今まで聴いてきた歌は私を励まし、癒し、ツライことを忘れさせてくれた。あの時大量のカセットを買って、色んなアルバムを録音して、ウォークマンで聴いてた、あの時代が本当に本当に懐かしい。音楽の力強さをしみじみ感じさせてくれた、素敵な作品でした。
Curiosity killed the cat
タイトルなし
ブルース・スプリングスティーン
1980年代のイギリス、主人公はパキスタからの移民の両親と暮らしていた。
保守的な父親と衝突を繰り返していたが、ブルース・スプリングスティーンを知り、生き方が変わってくる。
「明日なき暴走」が2回聴ける。
ブルースを知らなくてもOK。
「ブルース・スプリングスティーンを聞く、高校生の話」。
私ほとんどブルースの歌、知らないんだよなあ・・・と劇場で見なかったのです。
そんな私に、喝!。
作品中に流れる歌も、ほぼわからなかったのだけど。
彼の訴えや歌詞は、今くすぶっている若者の気持ちを代弁してて。
主人公は、とても共感します。脳内の歌詞が、文字で出てきたり(私でもわかる英語)
聞き込むことで自分の中に昇華していく。
「目立ってはいけない」と主人公を叱る父。
父はそうして、パキスタンからイギリスへ移ってきた。苦労したんでしょう。
でも息子には、違う世界がある。ここに止まっているだけでは、成長できない。
その辺の両者の葛藤が、親・子供どちらの気持ちもわかるんだよね。
ブルースの歌に導かれる主人公。私世代なら、尾崎豊さんかなあ?。
クライマックスの優秀生徒表彰式(卒業式?)。
私もどこかで列席しているような、胸熱になってちょっとほろり。しちゃった。
曲を知らなくても全然OKでした。
原題は「Blinded by the Light」。ブルースの曲からだそう。
今回の邦題は、めちゃいい仕事してました。
かぶれる者は救われる
あの頃私は高校生で日本の曲や映画、ドラマをまったく見ていなかった時期でした
レンタルレコード店で借りたシンディー・ローパーをカセットテープのA面に入れB面はマドンナだったな
お気に入りのバンドはヒューイ・ルイス&ザ・ニュース
彼らをA面でブルース・スプリングスティーンがB面
ヒューイの明るいロックにのーてんきになりつつブルースのやるせない曲に身を捩っていました
歌詞なんて何も知らずただただ耳で聴きその曲の感触を感じてたものです
高校を出て社会人になり数年は外国の曲ばかりでしたがその後奥田民生の自由さに魅了されつつもブルーハーツに取り憑かれ深酒をすること多々あり私は明と暗の対極のものを好むのだと気付きます
きっと自己防衛的なものなのでしょう
映画もそうです、悲しく辛い映画を見て心が狭くなるとジム・キャリーやロビン・ウィリアムズなどで中和させていますからね
きっと入り込みやすいタイプなんだろうな
後味のよい映画
アメリカの小さな町に移住してきたパキスタン人一家の若い男性(主人公)が自分自身と葛藤し、成長していく話です。
厳格なイスラム教徒の父親の教育の元、自分の意見を主張することがなかなかできなかった主人公はその内なる声や気持ちを日々、日記や詞に書き綴っていました。そんな時に友人にブルーススプリングステイーンのカセットテープを渡され何の気なしに聞いたことで、彼の生活が一変します。彼の曲は年代的には主人公の父親の世代ではありましたが、若者が抱く不安や不満、怒りを心に訴える歌詞と、耳に残る熱いメロディで表現されていて主人公の心に大きく刺さりました。日本だと尾崎豊を彷彿させるイメージです。
その彼との出会いから主人公はより自分の気持ちに正直になり、文字を通して外に訴えていきます。
移民としての苦悩、父親との関係、家族のこと、様々な問題や悩みから逃げ出して自由を手に入れたいと強く思うが、本当の自由とは、大事なものとはなんだ?そんな風に葛藤、成長していく彼を応援しながら、ワクワクしながら見入ってしまいました。映画の中で何度も流れてくるブルーススプリングスティーンの曲も気に入り、見終わった後に曲をダウンロードしたくらいです。是非見てみてください。
気持ちがすごく分かる。
リフレインが叫んでいる‼️‼️❓
バイデンの就任式で、少し老けながらも、元気な姿を見せてくれた、Bo...
まずは邦題が素晴らしい!
レコードやCDの「ジャケ買い」のように、タイトルに惹かれて観た作品。
友人に借りたブルース・スプリングスティーンのアルバム2タイトルのミュージックテープ(レコードのカセットテープ商品)で世界観が変わる位の衝撃を受けたパキスタン人青年の実話。
この手の実話ベース映画で無名素人の話が映画化されるのは決して珍しくはないしスプリングスティーン本人も出て来る訳ではないが、それが同じ無名素人である多くの鑑賞客目線とリンクし好感。
ファン活動をスタートしても当然変わる訳ではないパキスタン系移民としての暮らし、イギリス人女性との恋など、移民ならではの苦楽もどこか後に有名になった人の伝記映画風で起伏に富み、エンディングではちょっとした幸福感に。
青春あるある
予備知識なしで観た。
というより、ポスターとタイトルだけで観ようと思った、パケ?ジャケ?鑑賞(笑)
正直、ブルース・スプリングスティーンはよく知らず、なんとなく聴いたことあるという程度。
でも、この時代の移民2世の主人公には響いたんだね。
当時パキスタンからの移民が多かったのはなぜだろう、と時代背景にも疎い自分。勉強不足…
あと、何度もユダヤ人というキーワードが出てきたけど、当時のパキスタンにはユダヤ人が最強だったの?
人種差別とか、親子の確執とか、環境は違っても10代の頃のモヤモヤは世界共通なのかも。
相対的には自分は恵まれた環境だったとは思うが音楽を通して成長できた主人公が羨ましくもある。
ジャベドとガールフレンド、あまりお似合いとは思えなかったけど(笑)
妹がかっこいいなぁと思ってしまった。
あと、個人的に放送室にいた子が可愛い。
ブルーススプリングスティーン‼️
音楽と人生
ブルース・スプリングスティーン って、誰ですか?
予告編も観ていませんでしたが、観てみました。最近、面白そうと思うものは、ほとんど鑑賞済だったので、消去法で、これを観たのですが…。これ、実話ですか?エンドロールの時、写真が出てたから、実話なんですよね?…で、これ、誰ですか?そもそも、私は、ブルース・スプリングスティーン すら知らないんです。ブルース・スプリングスティーン でさえ、実在する人ですか?と問いかけながら観ていました。ちょっと年齢層が高かったような気がしたのですが、ブルース・スプリングスティーン 世代の方たちだったのかな…と観賞後に思いました。
そんなことは、さておき…。音楽の好みはあるかもしれませんが、やっぱり、音楽っていいな…って思わせてくれます。それから、ちょっと、人種差別的な内容も含んでましたが、学校の先生や、お友達など、良い人も多かったですね。校長先生の対応も面白くて好きでした。親子の問題もありましたが、これは、お母さんが素晴らしかった。こんな良い人たちに巡り合えば、彼は、成長するし、素敵な人に育つはずですね。
ちょっと涙もあり、心温まるお話でした。これで、ブルース・スプリングスティーン を好きなら、たまらないんでしょうね。
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