T-34 レジェンド・オブ・ウォーのレビュー・感想・評価
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乗り合い戦車
独ソ戦下、戦車1輌と歩兵での撤退支援作戦で破れドイツ軍捕虜となった士官が、他の捕虜達と共にT-34で脱走を企てる話。
ドイツ軍の鹵獲したT-34-85の整備を命じられた4人のソ連戦車兵が、6発の砲弾を隠し持ち、演習から抜け出してチェコを目指すストーリー。
演技力含むドラマパートはオーバーで安っぽく、時代劇かマンガの様なものだし、退屈なパートもあったけど、戦車戦の迫力とスリリングさは激アツ!
あ、バス停とか食料調達はほっこりかなw
頻繁に砲弾をスローでみせるのはちょっと安っぽくてどうかなぁと思ったけど、これが効果的なところもいくつかあって、結果としては良かったのかな。
単純明快大興奮の戦争映画というか、戦車映画で非常に面白かった。
自分が鑑賞した際、400人弱の箱は概ね 9割ぐらいの客入りで、その又9割超は男性客という状況。まあ、そういう作品だよねw
すごく良かった!
個人的には先日観たジョーカーよりググッと感情移入出来ました
戦車映画としてもブラピのフューリーよりこちらの方が迫力あります
上映時間2時間の間、緊張しまくりです
鑑賞前にT34とパンサー戦車について少し勉強しておくとより映画を楽しめると思います
ロシア映画ってどこか芸術的で良いですね!
ガルパンファンも必見の戦車娯楽作品
戦車娯楽作品での傑作、面白い。
フューリーではM4シャーマンがタイガーⅠ戦車にタジタジでしたのでが、まず本作の娯楽性としていいところは戦車の設定がです。
冒頭の戦車戦ではドイツは三号戦車?、ソ連はT34で戦力的にはイーブンですし、最後もパンサーvst34改良型で要は戦術しだいという設定で面白みがあります。
特に戦車の運動性は、これまでの映画での戦車はベターッとしたカメみたいな描き方ですが本作はめちゃくちゃいい。
ガールズ&パンツァーではアニメなので盛りすぎと思っていましたが、本作ではCG抜きでガルパン並みの戦車性能が描かれていて、ガルパンの設定を改めて関心する次第。ドイツ戦車の砲塔旋回が遅いというところも実写映画でもドキドキ。
設定の甘さはありますが、そういゆうのを抜きにして娯楽作品として面白い作品です。
予告編以上の面白さはない
予告編以上の面白さはない
砲弾が着弾したり、砲弾同士がすれ違うところがスローモーションで迫力ある映像で見れて結構面白かった。砲弾がかすっただけでも戦車の中は、ぐぁんぐぁんと、ものすごい衝撃音が鳴り響く。これも劇場の音響設備のおかげで迫力満点。
スティーブ・マックイーンの大脱走みたいな緊迫感あふれる脱出劇が楽しめるかと期待していたのだが、わりとあっさり脱出できてしまう。
脱出してからが残念。コメディ的な要素は、百歩譲っていいとしても、のんびり野営したあげく湖でバシャバシャはないでしょう。まだ、敵地ですよみなさん。まあ、こうなったらタイマン決着でも拳での決着でもなんでもいいんじゃないですか。
予告編以上の面白さはないが、予告編に出てこないイリーナ・ストラシェンバウムのかわいい姿が見れたのでまあいいかな。
大迫力の戦車戦
ソ連軍の戦車は、T-34-76とT-34-85です。
全長は8.15m、全幅は3.00m、全高2.72mで、重量は32t、エンジンは
V型12気筒水冷ディーゼルエンジンで500馬力、速度は整地で時速55kmで、
500mmという幅の広いキャタピラーで、不整地で時速30kmで走行し、
行動距離は180kmです。
45mmの前面傾斜装甲は避弾経始に優れ、徹甲弾などの対戦車砲弾の
運動エネルギーを分散させ、逸らして弾きます。
T-34-76の主砲は42口径76mm砲、機銃は7.62mmです。
T-34-85の主砲は54口径85mm砲、機銃は7.62mmです。
ドイツ軍の戦車は、Ⅲ号戦車とV号戦車パンターです。
Ⅲ号戦車は、全長は6.41m、全幅は2.95m、全高は2.51m、
重量は22t、エンジンはV型12気筒水冷ディーゼルエンジンで300馬力、
速度は整地で時速40kmで、400mmという幅の狭いキャタピラーで、
不整地で時速19kmで走行し、行動距離は150kmです。
57mmの前面は避弾経始に劣り、防御力が不十分です。
Ⅲ号戦車の主砲は42口径50mm砲、機銃は7.92mmです。
V号戦車パンターは、全長は8.66m、全幅は3.27m、全高は2.85m、
重量は44t、エンジンはV型12気筒水冷ディーゼルエンジンで700馬力、
速度は整地で時速55kmで、725mmという幅の広いキャタピラーで、
不整地で時速33kmで走行し、行動距離は250kmです。
45mmの前面傾斜装甲は避弾経始に優れ、徹甲弾などの対戦車砲弾の
運動エネルギーを分散させ、逸らして弾きます。
V号戦車パンターの主砲は70口径75mm砲、機銃は7.92mmです。
ソ連軍の戦車は、車長兼砲手、装填手、操縦手、無線手兼機銃手の
4名で操縦します。
ドイツ軍の戦車は、車長、砲手、装填手、操縦手、無線手兼機銃手の
5名で操縦します。
ドイツ軍の車長は、周囲を観察し、味方の戦車同士での連携に専念
できます。
ドイツ軍の砲手は、照準を敵に合わせることに専念できます。
ドイツ軍の戦車は、戦車単体としても戦車部隊としても戦闘力を最大限
に発揮できるように設計されています。
T-34-76は、Ⅲ号戦より優れていますが、車長兼砲手ということは、
周囲を観察し、味方の戦車同士での連携するという点では不利で、
ドイツ軍をモスクワまで35kmという地点まで進攻を許してしまいます。
T-34-85は、V号戦車パンターと同等ですが、主砲は威力があり有利で、
車長兼砲手という点では不利です。
車長兼砲手が、不利を承知で、戦略で補うことができるれば、形勢を
逆転することも不可能ではないと思わせてくれるところが面白いです。
映画の序盤では、T-34-76対Ⅲ号戦車の戦いです。
映画の終盤では、T-34-85対V号戦車パンターの戦いです。
戦車戦というと大平原で、歩兵を引き連れて戦車隊で行うという印象が
あります。
しかし、この映画では違います。
T-34戦車1台が敵戦車4~6台と戦うので、躍動感のある戦車戦に
なっています。
戦車戦を市街地で行うので、接近戦となり、迫力と緊迫感があります。
T-34戦車1台が、敵戦車4~6台に対して勝つためには戦略が必要です。
敵戦車同士での連携させないために、T-34戦車の位置を隠し、陽動し、
注意をそらし、装甲の薄い戦車の側面や司令官を攻撃する戦略が必要です。
4発の撤甲弾と2発の榴散弾は、戦車の中で発見され、遺体と共に運び
出されて、遺体と共に埋められ、掘り出されて、使用されます。
撤甲弾は、戦車の装甲を貫通させ、装甲で守られている戦車を破壊するの
に使用します。
榴散弾は、球体の散弾が多数詰まっており、目標に対し弾丸底部の炸薬を
炸裂させ、散弾を投射して、装甲で守られていない人や建物を破壊する
ために使用します。
弾丸底部の炸薬するのを遅らせ、散弾を投射し、破壊するのを遅らせる
こともできます。
戦車の下は、装甲で守られていません。
前から読んでも「戦車戦」、後ろから読んでも「戦車戦」という映画です。
パンフレットは、よくできているので、映画を理解したい人にはお勧めできます。
最高の戦車アクション娯楽作品
男臭い戦争アクションと友情ドラマと言えばそれまでですが最高に楽しませてもらいました。
ロシアで大ヒットも当然な作品。
戦車同士の戦争物として撮影も音楽も役者も
娯楽作品としても全てか一級品です。
ぜひ早めにご覧下さい。
一言で言えば「面白い!」
一言で言えば「面白い!」
当初は、戦車を題材にした究極のB級バカ映画だと思っていました。
また、本作品、ロシアの制作の映画であり、ロシア国内では空前の大ヒットした映画らしい・・・・
戦車を題材にしてどんな作品なのかなと思っていましたが、これが大変に良く出来ていて、勿論内容はフィクションなのですが、西部劇の要素、簡単なロマンス、飽きさせないアクションで展開されているエンターテインメント作品に仕上がっています。
まず、戦車を使ったアクションシーンは凄く迫力があり、大変に緊迫感があり、戦車独自の闘い方のメリットデメリットなどが、見ているこちら側に非常に上手く伝わって見応え十分です。
また、戦争の怖さも愚かさも、悲惨さもしっかりお話の中に閉じ込めています。
出ている俳優さんもしっかりしていて、ある意味B級映画なんだろうが、それを感じさせないモノがあるかな、勿論、好都合に、突っ込み所も満載なのですが、お話自体が面白いのでそんなことをどうでも良くなります。
本作品を作った原作者なり、監督さんなり、素晴らしい!
強いて難を言えば、この手のヨーロッパモノの戦争映画って、敵味方が分からなくなる所ですかね・・・・
第二次世界大戦モノであれば、アメリカVS日本とか、ベトナムであれば、アメリカVSベトナムなら、見ていて分かりやすいのですが、ヨーロッパの戦争って本当に見かけだけでは今どっち側のシーンなのと分からなくなります。
ロシアの女優さんも大変に綺麗な女優さんだったな・・・・
しかし、本作、本当に面白かった!
B級エンターテインメント作品の当たりの映画!
ロシア映画、凄いぞ!
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