「T-34ー76とT-34ー85」T-34 レジェンド・オブ・ウォー parsifalさんの映画レビュー(感想・評価)
T-34ー76とT-34ー85
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小学生の頃、タミヤ模型のT-34-85を作った記憶がある。中型の戦車で、アルミ合金のディーゼルエンジンで、機動力に優れていたという記憶がある。この映画では、最初の戦闘では76型が、捕虜になって逃走する際には、85型が使われている。ドイツ側では、Ⅳ号戦車とパンサーが出てくる。実際の戦車を使った戦闘シーンは、男性であれば心が躍ってしまうものだ。(本当の戦争だったら、悪魔のように感じるだろうが)
この映画の良い所は、戦車戦がどんなものかがよくわかるところだ。待伏せの仕方、歩兵との連携、戦車長、操縦士、装填係の役割分担、装甲は前面は強いが側面や後面は弱いとか。機動性、砲塔の旋回性能も重要だとか。T-34は中型戦車で、76型では、パンサーやタイガーに太刀打出来なくなり、改良型の85型が導入されたはず。車や建物を戦車で破壊したり、相手の背後や側面に回って攻撃するなど面白かった。また、徹甲弾と榴弾の違いがわかった。
あるあるだが、あれ程のドイツ軍が一両の戦車にやられるのは、痛快であるとともに、実際の戦場では有り得ないとも思った。
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