「有料でリピート」T-34 レジェンド・オブ・ウォー momo8さんの映画レビュー(感想・評価)
有料でリピート
前回無料鑑賞券で観てしまい、あまりにも良かったので、申し訳なくて有料でリピートしました。
もう、ロシアで大ヒットに納得!!戦車頭脳戦に友情、恋愛をブッ込んでますし、死体は出てきますがそれほどグロくないので誰が観ても楽しめると思います。
戦車長のニコライは頭脳派。冒頭、食糧補給車でドイツ軍の戦車とどっぷりの四つ相撲…砲弾を発射してから着弾するまでのタイムラグを上手く利用して逃げ切ります。
本部からの指令は前線の死守。ドイツ軍に攻め込まれたった1台残った戦車T34で立ち向かいます。綿密に作戦を立て『シラミ』の様に湧いてくるドイツ軍戦車を先ず、引き付けて1弾で2両仕留めます。砲弾を発射するのを未だだ!と焦らされるのがたまりません。しかし、数で勝るドイツ軍に屈します。
捕虜になったニコライは脱走を7回試みるなどして『死にたがり』と呼ばれ、通訳をしているアーニャを宿敵イェーガーに盾にされ、ドイツ軍の戦車演習に付き合う事にします。捕らわれの身にうんざりし、与えられた最新式のT34に同志の死体と共に砲弾を見つけ、逃走を決意します。
途中、バス停で待っていたアーニャを拾い、市場でビールを飲む場面や湖での水浴びなど、ほんわかしてしまいます。
夜が明け、やはり作戦を立てドイツ軍戦車をバタバタとやっつけ、イェーガーの残り1両にして一騎討ちです。石橋の上で砲弾残り1発のニコライは逃げに逃げて攻撃をかわして、T34はヴォルチョクの絶妙な操縦でイェーガーを橋から落とすのです。最後は草原でアーニャと再会します。
とにかく面白かった。ロシア人なら毎週末に観たくなるのでは?
◇収容所で
イェーガーが1941年11月27日(村で戦闘があった日でありニコライが捕虜になった日)の日付を口にしたから、ニコライは目の前にいるのが誰かが判った。
また、捕虜証を見たイェーガーもニコライが誰なのかが判った。
日付は「記憶によれば」なので、間違ってるかもしれませんw
->部隊隊長車は、それと分る目印を付けていますし。イェーガーは目立たない様に戦車のエンジンルーム上にナチス旗を固定していましたが、T-34の砲台に乗るニコライからはそれが見えたはずです。炊事トラックに駆け寄る際にも、それを見ていた可能性があります。また、当時のドイツの戦車には「製造通算番号」がマークされていました。114とか115と言う番号がそれです。これが見えていれば、同一戦車の識別は可能です。
momo8さんへ
給油シーンありましたよ。笑いを取りに来てますw
件のシーンは、どこの事かが判らないのですが...
◇村の外で戦車中隊を待ち構えている時、ニコライはイェーガーの戦車が、先日トラックを攻撃した戦車だと判った&村の中での戦闘で最後に残ったのがその戦車だと判った。
「これを見逃したら一生後悔する」と二人の女子をそそのかして二度見ました。なんて事、してみたい様な、したくない様なw
いや、ターミネーターが始まってしまったので、リピートし損ねたかも知れません、俺w