犬王のレビュー・感想・評価
全195件中、41~60件目を表示
誰のファンというわけでもなく、前情報もなく、ただ人気あるってのをち...
誰のファンというわけでもなく、前情報もなく、ただ人気あるってのをちらっと耳にしただけで見てみましたが
ライブシーンが異常に長く感じ所々早送りしてしまった
逆に誰かのファンで前情報があれば楽しめたのか
私の感受性の問題ですがとても退屈でした
見届けようぜ
壇ノ浦の戦いの後、その有り様を伝え広める琵琶法師の話。
勝てば官軍負ければ賊軍の世の中で、敗者である平家の物語は源氏に塗り替えられてしまう。
そんな失われた史実の中に“ロック”が存在していたのでは?
当時の環境で作られるステージパフォーマンスや幻想的なファンタジーを、独特なタッチと音楽が創り出す力強い作品。
斬新な平家物語と犬王
「犬王」見た。アヴちゃん、森山未来、古川日出男原作、野木亜紀子脚本ら注目度満点の映画。平家物語をベースにしたアニメでミュージック映画。広島のアニメーションイベント2022でも取り上げられたが都合で見れず遂に見ることができた。
ハードロック系音楽が斬新だが年齢なこともあり、心に響かなかった。
好きな人は
好きな人は好きなんだろうなぁ。
野木さんの脚本は原作有り、オリジナルどちらも好きなんだが、これは自分には合わなかった。
なんか、ストーリーが入って来ない。難しいとかではなく、歌が続いて集中力が・・・・。
歴史に葬られた能楽師と、盲目の琵琶法師の波乱の人生
凄いものを観させて貰いました。
世界が賞賛するのも納得の奥深さ。
よくもこれだけの才能が集結したものです。
原作:吉田日出男「平家物語 犬王の巻」
監督:湯浅正明
脚本:野木亜紀子
音楽:大友良英
ミュージカル・アニメーションです。
室町時代に実在した能楽師・犬王と、その無二の親友で相棒の
盲目の琵琶法師・友有(幼名・友魚→友一)の波乱の生涯を描く。
後になって思えば、2人は時代のあだ花。
パッと咲いてパッと散った大輪の花&花火。
(ステージは記録されなければ残りません)
しかし、犬王と友有のパフォーマンスは室町時代の大衆(庶民)の心に
確かな記憶と引っ掻き傷を残した筈です。
出演者ではアヴちゃん(犬王)
(アヴちゃんのためにこの役があった)
(性別不詳・正体不明・・・年齢非公表)
(本人は平家の末裔と自称する。女王蜂のボーカル)
アヴちゃん・・声に張りと艶。力強さそして裏声(ファルセット)
…………………………歌唱力抜群。カリスマ性も合わせ持つ。
森山未來・・最高のパフォーマンス。盲目の琵琶法師は彼のためにある。
……………………歌の素晴らしさに驚きました。軽々とROCKしている。
……………………プロの舞踏家なのは知ってたけれど、歌もプロ級。
……………………声に哀愁とサビそして強かさがある。
この「犬王」
実写で観たい、とても観たい。
森山未來は踊れるんだし、アブちゃんもきっと踊れる。
CG&VFXそしてスローモーション&ストップモーション
部分アニメも使って!!
犬王と友魚(ともな)のパフォーマンスは、野外ロックフェスティバルの演目、
コンサートみたいだった。
犬王の「鯨」
影絵や明かり松明のパフォーマンスに、動きは荒唐無稽。
民衆が総立ちで手拍子打って踊って、
友魚の琵琶は背中に担いで曲弾きしたり、
太鼓はドラムだし、琵琶とデッカい琵琶のもう一本は、ベース。
まるでbandだ。
2回目を観て、分かったのは、
犬王が最後には異形(手足はコンニャクのお化けみたいだった、)
から普通の顔と身体に変わっていたこと。
これはひとつ芸を覚える度に、身体を手に入れていたのね。
キチンと台詞で説明があった。
しかしパッと見では内容が完全に把握出来ない。
平家の落武者の亡霊が犬王と友有(友一=友魚)には、見える。
彼らの恨みを晴らす、
そんな主張も2人にはある。
友魚の父親が殺されてたくだりとか、
犬王の父親が犬王を妬んでるくだり、とか!
一回見ても理解不能だった。
壮大な歴史ストーリーで、
おまけに、
平家の亡霊が見える設定とか、
だからこそ素晴らしいし、
何回も観たくなる。
柄本佑(足利義満)
津田健次郎(犬王の父)
松重豊(友魚の父)
とても適材適所でした。
もう一度言いますけれど、
同じキャスト・スタッフで実写版を観たい。
ガラパゴス・ジャパンのこれぞ本領を発揮したアニメ。
これはディズニーにも負けない!!真似出来ない!!
世界に分かってくれる人々がいることが、
とても嬉しい。
湯浅版どろろ
南北朝から室町期に活躍した能楽師・犬王に題材をとった古川日出男の2017年の小説『平家物語 犬王の巻』を原作としたミュージカルアニメ。
手塚治虫の「どろろ」を下敷きに、犬王がライブで平家の呪いを解くと己の異形も解けていく展開は現代社会の表現規制問題にも通じる物語ともリンクしている。
ただ、これは予算などの問題なのかもしれないけど、肝心のライブシーンのアニメーションで使いまわしのカットが多いように見えたのが気になったし、ストーリーの方も、上手くハマってないというか、ところどころチグハグな印象を受けたかな。
後、ラストは、犬王と友魚が自分たちの物語を歌うライブで締めて欲しかった。
なんとも微妙
やっぱり室町時代の琵琶と猿楽でロックじみたことやるのは違和感がありました。
たぶんこの監督は ボヘミアン・ラプソディーに触発されたんじゃないだろうか
犬王たちの歌がそういう曲調に聴こえたし
クイーンもしくはプログレっぽいです
中盤から歌ってばかりなのはちょっとうんざりしましたね 好みによりましょうがあまりいい曲と思えないし、特に犬王役のひとはロックバンドのひとなのでしょうか、歌い方がなんというか 日本のロック歌手にありがちなクセがあってそれが私は苦手
あとこれは非常に複雑かつなかなか語られない語りづらい話ですが
足利義満の描きかたがどうなのかなと
なんか暗君かつ暴君みたいにみえる
こりゃいちおう史実にある程度沿ってるんですかね わたしもそんなに詳しいわけじゃないしいろいろな見方をされてる将軍ですが まがりなりにも分裂していた朝廷を統一した名君だと思いますが
なんか全体的にもストーリーが納得できないというか、まあつまらなかったです
室町時代、琵琶法師が琵琶を掻き鳴らしながらロックを歌い、能楽師のパフォーマーがダンスを踊る
ゴールデングローブ賞にノミネートされたということで急遽観に行きました。もともと気になってはいたのですが見逃してました。
不思議な話が大好きなので(どういうことなんだろうって考えるのが楽しい)、この不思議な物語を楽しむことができました。
盲目の琵琶法師がいつの間にかロックを歌いながら京都の橋の上でパフォーマンス(クイーンの We Will Rock You や Bohemian Rhapsody を彷彿させる楽曲もありました)。そして平家の亡霊に取り憑かれた犬王(実在した能楽師がモデルとか)という素晴らしい相棒(こっちが主役です)であるパフォーマーの力もあり、民衆も初めて観る不思議なパフォーマンスに夢中。犬王に煽られてノリノリでヘドバン?は大袈裟ですが、歌に合わせて拳を突き上げ、ダンスをするものまで。僕もこの楽しいパフォーマンス(映像)に引き込まれました。極めつけは足利義満の前でのパフォーマンス。前半はバラードで優雅に、後半はロック(Bohemian Rhapsody 風)で激しく。何とも美しいパフォーマンスでした。
壇之浦の戦い、南北朝、足利義満、世阿弥といった日本史でお馴染みの事件や人物との絡みもあり興味深く観ることができました。
体験型映画 音楽のバランスがちょうど良い
2022/06/18@品川Tジョイ
ストーリーと音楽パートをバランスよく楽しめる
応援上映がないのが残念
映画館で見れてよかった
休日だからか小さい子供連れが多かったが、
後半の無音のシーンを怖がっていた
プログラムが少し高めだけど、紙と装丁にこだわりを感じる
ロックナイズされた平家ミュージカル
アニメは好きじゃなく、基本的に観ないですが、評判が良かったので観てみました。
感想は、そこまで良くなかったけど、そこまで悪くもない。
「WE WILL ROCK YOU」のリズムで歌詞の違う歌を歌ったり、
ポップスだけど、マイケル・ジャクソンの動きをしたり、
とっつきやすくキャッチーになってます。
ブルースだけど、ロバート・ジョンソンの…だったりってのも…
音楽ファンはニヤリとする事が色々ありますね。
個人的には、まあまあ楽しめました(笑)
虐げられし者の歌
湯浅監督、キャラクター原案が松本大洋と言われたら、観ない訳にはいかないでしょう。そして女王蜂のボーカル、アブちゃん。幅広い、性別を超えた歌声が聞けそうだ。
歌うのは森山さんなのかい! しかし上手。感心。
ナレーターの言う通り、「400年昔のこの国の物語。奪われ失われた私たちの物語」
壇ノ浦で滅んだ平家が海中に落とした草薙の剣の力により盲目とされ琵琶法師となった友一と、猿楽の名家に生まれたが異形のためにいないこととされている犬王。ふたりが組んで、それまでにない自由な猿楽で大衆の人気を博す。
まるで呪だな、と語る犬王と友一。平家の亡霊たちに「順番に話せ、お前たちの物語を」と問いかけ、埋もれた平家の物語を拾い続ける。南北朝~室町なんだものね。混沌の中にあるのだろうな。
堪能しました。レビュー書くのが遅くなってしまったので、記憶が薄れているのが残念。
それでも「"異形" とは(本人にとっても、周囲にとっても)忌み嫌われ、避けたくなるべきものなのか」というメッセージだけは、心に残っている。
何故か面白い
1シーン1シーンの切れ味が最高なんですよね
ライブシーン長くて飽きるというのは分かるんですが、見終わった後の満足感が高いのが湯浅監督の作品です。
キャラデザかっこいいし、それぞれ生き生きしてて感動です。見たことない映像をありがとうございました。
作画綺麗は当たり前になってますが、演出や魅せ方が比じゃないぐらい強いですね。サブカル突っ走ってます
なんじゃこりゃー
めっちゃ、オモシロイ!!!
こんなん観たことない。
体感したことない。
犬王って、ホントに実在したんだー。
そこにも驚きだし、
芸術家のパワーと、一筋縄ではいかない人間性、
生み出すことへのこだわり、
時代背景からの生き辛さ、
ライブという感覚は古今東西変わらないということ。
それが、監督のデフォルメされた脚本だとしても、
とても興が乗る作品でした。
そして、『血湧き肉躍る!』
ライブシーンは、まさにこれに尽きる。
流行の2.5次元は、よくわからないですが、
音響バッチリのライブ会場で、
生バンドと映像のコラボで観たい!!
うちのライブハウスでやってくれないかなー。
全195件中、41~60件目を表示