「終わり方は稚拙だ」ガール・イン・ザ・ミラー nakajiさんの映画レビュー(感想・評価)
終わり方は稚拙だ
ラストがしり切れとんぼ
あそこで終わったらダメでしょう
救いようがないし、何がしたかったのかわからなくなってしまう
この手の作品は謎解きがあってこそ面白いのに、さあこれからと言うところでなげだしてしまっている
これは、観客の想像に委ねるとはいわない
結末を放り出して辞めてしまった感じです
評価が悪いのはわかりました
ヒロインの美少女インディア・アイズリーはなんと、ロミオとジュリエットのオリビア・ハッセーの娘
オリビアが布施明と離婚したあとの現在の旦那との間に生まれた子供です
お父さん似なんでしょうか
ヒロインの父親役はハリーポッターのマルフォイの父親役だったジェイソン・アイザックです
金髪はカツラだったんでしょうね
アイズリーを含めて役者は熱演していましたし、なかなか面白かったのに、残念なラストで台無しになりました
謎について考察してみましょう
ネタバレ注意
多分観ない人なら構いませんが、オリビアの娘というだけで観たくなりますけど
鏡の中の彼女は何者か?
実は彼女は双子でした
胎児の間に
片方がもう1人を取り込んでしまう場合があるんですよ
処女なのに死産した事例は
兄弟が身体から出てきたのでした
他には染色体を2種類持っている人もそうです
双子の片割れが入れ替わったのかなと思ったんですが、双子の片割れが正常でなく醜いので打ち捨てられていた
死んでいるんですから、やっぱり悪霊?
いや、一番可能性があると想像できるのは
二重人格でしょう
胎児の記憶を持つ人がいます
双子の1人を破棄しなければならなかった母親が嘆き悲しんでいたのを覚えていたのかもしれない
その事がトラウマになって別人格を作ってしまったんでしょう
なんて、一番つまらない結論になってしまう
だから、作品で観客が思いもよらない正解を出してこそ、いい作品になりえるんですよ