特殊部隊ウルフ・スクワッドのレビュー・感想・評価

テロから命掛けで市民を守る特殊部隊の隊長や、退役軍人の皆を鼓舞する熱い台詞や、仲間を思う気持ちはわかるのだが、登場人物が多過ぎて、名前が覚えられないのと、あちらこちらで戦闘してるので、最初から置いてけぼりにされ、ラストの裏切り者との素手での格闘のショボさで完全に冷めた。途中からトルコ軍のプロモーションムービーの様だった。女性パイロット役の女優さんが綺麗。

2016年に起きたトルコのクーデター事件を扱っている。 軍部の一部が蜂起、空港や首都の制圧に成功する。 反撃したのは軍の特殊部隊だが、市民が軍服に反発し始め・・・。 日本の歌舞伎のような言い回しなど、気合が入っている。

 TVシリーズ未鑑。 2016年7月15日に起きたトルコクーデター未遂事件を題材にした話。 かなり火力もあり激しい交戦もみせてくれて迫力はあるのだけれど、状況説明と作戦説明＆ことある毎に透かして格好つける会話の嵐。 しかもそれを会話しているし面子のアップでみせるから都度流れが止まる。 一応BGMやSEでカバーしているけれど。 実質半分位の戦闘アクションを倍にしてみせている感じで、戦闘シーンだけならそこそこ見応えはあるけれど、かなり早い段階で面倒臭く感じてしまった。