「原発を止めて、自然を取り戻ろうって言っているのは分かるが。」ANIARA アニアーラ マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
原発を止めて、自然を取り戻ろうって言っているのは分かるが。
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『私達は神が持つ気泡の中にいるに過ぎない』
この映画を見て得られた事。それと
『馬鹿な男の指導者に対する警告』くらいかなぁ。もう一つ、
ざっと見ただけでも、白人ばかり。さすが、スウェーデン。白人至上主義に対する警告もあるのか?
小説を読んでいないから、はっした事は言えないが、発想は一見斬新だが、表現がチープ過ぎる。色々な出来事が文学的に進行する訳が無い。経験した事が無くとも、人間の心理学や物理を無視しては駄作になると思う。少なくとも、映画に限っては何一つ緊張感が無い。
スウェーデンとは王国だけど、民主国家のはずだ。しかし、船長の存在は独裁者だと思う。
で、何処に戻るのだ?地球は原子力発電所が爆発して、汚染されているし。また、
船長だけ、白人じゃ無い様だが、何を意味するのか?全く気になる。
追記 ノーベル賞?
えっ!!平野啓一○先生の『ドーン○』を真面目にノーベル賞に推薦したい。
テーマは外れるけど、伊藤計劃先生の『虐殺器官』なんかも。あっ!伊藤計劃先生は残念ながら無理だ。
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