架空OL日記のレビュー・感想・評価
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相変わらずでおもしろかった
huluに入る機会があって、やっと観ることができた。!!!
何度も声を出して笑えるシーンがあって、
これを映画館で観ることはできないなとおもった笑。
ドラマシリーズも全て拝見して
大ファンの作品なのでメンツが変わらず
テンポもエピソードも映画だからって変に大袈裟にしたり
大きなエピソードを持ってきたりしていなくて嬉しい。
さすがバカリさんという感じ。
個人的には、
坂井真紀さん演じる上司がくれた印鑑入れのオチと、
"強盗のフリをした刑事に人質にされるお客役をさえちゃんがやった時"のさえちゃんがかわいいおもしろすぎて一番わらった。
さえちゃん演じる玲ちゃん、ほんとにはまり役です。
そしてなにより小峰さま。
またあの舞いが見れたことも、上司にしてやったりのところも見ていて気持ちがよくて笑、こんな先輩いたら楽しそうだなーーーーと心がほぐれました◎
まきちゃんもさかきさんも、どうしてこんなにキャスティングがしっくりくるんだろうか!!と、そのチョイスに拍手を送りたい。
今のうちらに必要なのは、真実じゃなくて矛先だからさ
映画「架空OL日記」(住田崇監督)から。
今ひとつ、映画にして何を伝えたかったのか、よくわからなかった。
ブログから、書籍、ドラマ化までは一連の流れかもしれないが、
私としては、映画となると、ちょっとハードルが高くなる。(汗)
話題を集めたから、バカリズムの原作だから・・だけでは、
何か、消化不良のまま、終わってしまった気がしてならない。
銀行のOLって、こんな感じの生活をしていますよ、って紹介なのか、
女性の人間関係ってこんなものですよ、なのか、
それとも、いつも更衣室やトイレでは、こんな話をしてますよ的な、
井戸端会議を教えていただいたようなものか。
何度も出てくる、更衣室や社員食堂での雑談、
歯を磨きながら話す、トイレでの雑談などなど。
そして極め付けは、誰かをターゲットにしての誹謗中傷。
憶測で犯人探しをし、真犯人が判明しても、
もう、私たちのターゲットは変えないぞって気持ちが入る。
「今のうちらに必要なのは、真実じゃなくて矛先だからさ」
このワンフレーズ、インパクトあったなぁ。
観察眼
異次元の会話だった。
女子が男子に見せない顔とでもいうのだろうか…会話の発生の仕方や、その内容、または目的のようなものが全く理解できない。オチもない。
いや、シーン的なオチはある。が、会話がエンドレスに続きそうで区切りが永遠にこなさそうなのだ。
やり取りされる台詞の口調もあったとは思うが…アレを脚本通り1文字1句変えてませんとかなら女優陣は稀にみる天才だし、脚本家・バカリズムは不世出の脚本家であると思う。
いや、脚本家として既に申し分ないくらいの才能であるのだが…着眼点も観察眼も凄いなと思うのだ。
男子には予想もつかない日常なのだが、絶妙にやってそうと思うのだ。女子は共感しまくりなのだろうか?始業前のロッカールームでは、あんな意味不明な時間が生まれてるのだろうか?井戸端会議をする為に6時30分に起きるのか?
…後1時間くらいは寝ていられそうで、必要性が多いに疑問だし、アレ毎日やるの?
終業後のロッカールームでも…いや、もうとっとと帰れよ!と思う。
会話の大半を愚痴と悪口と不平が占める。決して楽しいと男子からは思えないのだが、まぁ楽しそうに、次から次へと出てくる。
男性と女性では思考性が違うとの話はよく聞くが、コレを書いたのは間違いなく男性で、バカリズム氏だ。
…いやぁ見事だ。
構成自体はNHKが喜びそうなコント形式ではあるものの1本の作品として成立していて、落とし所が明確にある。
ぶっ飛びそうになったのだけど、LGBTな側面が、ぶち込まれてくる。
あの一瞬。
何気に通りかかった教会の前で、美しい花嫁とそれを取り囲むように楽しそうにしてる女性たちを見かける。
その時、瞬時に脳内を駆け巡ったエピソードが今までなのか!?
ほんの数秒に満たなかったであろう思考の飛躍に、まさに世界とも称される脳内で展開される想像力…脳内世界の無限の広がりと全能とも思える無制約さ。そんなモノを持ってきたバカリズム氏に脱帽。
…ぶったまげた。
あまりに詳細な女子ワールドが、彼の妄想であったり願いであったり憧れであったり…とんでもないドンデン返しもあったもんだと、その構成力に唸る。
かえって彼のこれまでの生き辛さのようなものまで、こっちは想像しちゃう。また、それっぽい表情の彼がいるのよ!
今まで異次元だと思って見てきたもんだから、彼がいる男性って区分は、彼にとっては異次元なのだろう。とてつもない疎外感に日々苛まれながら生きているのであろう…。
コント設定として馴染んでいた男性OLキャラが、まさかの必然性を携えて物語に、一切の矛盾なく、カチッと音を立ててハマった瞬間だった。
「あぁくだらなかった。でも笑ったなぁ」なんて感想を予想してたのに、まさかまさかの幕引きであった。
いやぁ、度肝抜かれたわ。
今年度の俺的アカデミー最優秀脚本賞にノミネート!
ドラマ版のネタをリフレイン。面白い。
ドラマ版が好きなら見て損はない。
ドラマ版を知らずに見るのは…どうなんかな。
ドラマ版のネタを全編重複させているので、下地があった方がより面白いと思う。
ドラマを知らずに見てもはじめての面白さってのがあると思うけど。
さえちゃんは察しが悪い、酒木さんは特定の略語が恥ずかしい、まきちゃんはジムの主、コミネサマフォーエバーなどなど。
新キャラの小野寺課長のハンコケースと、ソヨンちゃんのロッカーのドアも笑った。
便座にお尻をつけずに用を足すって無理じゃね?無理じゃね!?きばれる?
OLあるあるが満載
私自身27歳独身OLです。職場にはあんなに仲の良い同僚はいませんが。(というより女性社員が二人しかいない)
OLって言葉はもうすでに死語ですが、でも、いつの時代もOLってこうだよねって感じです。というか、女が集まるとまぁいつもこうなるよねっていうのもありますねあの独特な雰囲気(笑)バカリズムのネタで「女子と女子」というネタがありますがあれに通ずるものがあるなぁとも思いました。(一度ご覧あれ)
リップのくだりとか(これが一番あるある度高かったです)、アラーム何回もスヌーズ機能使うとか(私も6時に1回目かけて実際に起きるのは6時半)、上司に変なあだ名をこっそりつけるとか、冬の月曜日の朝問題とか、その他どのエピソードも、女性なら1回は「あ~あるある」ってなると思います。
ただ、大きな起承転結がないので(最終的にバカリズムOLは存在しませんでしたが)、途中で中だるみするところもありました。でも何も考えずにぼーっとみられる映画だったので星五つにしました♪
くだらない面白さ
もうすみませんが、全体的にくだらないんですが、超面白いんです。
何度か映画館に居るのを忘れて、大笑いしてしまった…すみませんm(__)m
大まかにジャンル分けすると、聖★おにいさんに近い。
あんまり何も考えずに笑いたい時に見るといいと思います。
普段、ストレスの多い方は是非。
あと、人付き合いのコツみたいなのも教えてもらえます。
ビックリしたのは課長の坂井真紀さんが判らなかったこと。私だけでしょうか?
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